日本フレンチレストラン界の二大巨頭である東の「Quintessence(カンテサンス)」、西の「HAJIME(ハジメ)」と、Studying at a famous French restaurant、名古屋で自身の誕生日でもある2015年7月23日に独立した「Reminiscence(レミニセンス)」の葛原将季(Masaki Kuzuhara)シェフが開業8周年となり、9Now that we are celebrating our anniversary、Taking on the challenge of a new stage、Relocated to the roadway、We have reopened with the aim of becoming a grand maison。 新しいステージとして選んだ場所は名古屋・車道。かつて尾張藩の別宅としてあった御下屋敷の建設のため石材を車で曳いて運んでいたことがこの町名の由来。このエリアは一部開発は進んではいるものの、昔ながらの住宅やマンションが今でも残る住宅街。細長くクランクした土地に建てられた店舗はメイン道路からも路地裏からもアクセスができ、レストランのメインエントランスはあえて狭い路地裏を選択。It's almost as if、幼少期に登下校するときに近道として使っていた路地裏のようで、古くからある家の軒下には洗濯物が掛けられ、おばあちゃんが登下校する子供たちを温かく見守っているような情景が目に浮かびます。 「Reminiscenc/レミニセンス」は、過去を偲ぶ「追憶」という意味を持ち、オーナーシェフ葛原将季(Masaki Kuzuhara)は、人生を豊かにするために最も大切なものは「思い出」であり、それこそが本当の豊かさであると考えています。この店名を掲げ、自身のレストランで過ごす時間は、ただお腹を満たすためだけの場所としてではなく、その瞬間を良き思い出として記憶に残せるよう、料理やサービスのみならず、ここでしか得ることのできない唯一無二の体験とは何なのか自問自答を繰り返してきました。Exactly what、この新店舗はレミニセンスの哲学を究極まで推し進め具現化したものです。 そんな昔の記憶に浸りながら、裏路地を進んだその先に伺える新たな扉。それは現在と過去の記憶を繋ぐタイムゲート。その扉をゆっくり開けると、夢の中に迷い込んだような白い別世界が現れます。その空間で目を瞑り、心を落ち着け、過去の記憶を思い出してみてください。記憶を辿りながらアプローチを進むと、その先には窓から光が差し込み、明確なビジョンが脳内に広がっていくのを感じられることでしょう。 白を基調としたこの空間は、シェフが幼少期に雪遊びをした北国の記憶や、料理に対する哲学、自然の摂理といった、形を持たない”イデア”を造形化。ゴツゴツした力強い造型と、不規則な曲面と流線的なカーブという、ある種相反する不調和で空間は、おぼろげな遠い記憶を辿ろうとしている脳内のイメージを表現しています。 新店舗の構想段階から携わっていたこともあり、待ちに待ったオープン日。葛原シェフの人望を表すかのように、友人知人仲間たちからのお祝いに溢れ彩られるエントランス。私たちもディナータイムでお祝いに駆け付けることができました。ウェイティングブースでは、「Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)」Wohlert(ウォラート)のペンダントライトから注がれる柔らかな灯りでお出迎え。 「Nanna Ditzel(ナナ・ディッツェル)」のソファND-02、ND-01The、1952年にデザインされたもので、こちらは近年、飛騨高山の北欧家具メーカー「Kitani(キタニ)」によって復刻されたモデル。座面の生地は、葛原シェフ自らが厳選した京都の西陣織りを「HOSOO(細尾)」にて張り替え。サイドテーブルも同じく「Kitani(キタニ)」で、岩倉 榮利(Eiri Iwakura)デザインの脚線美を持つローテーブルIE-06ST、IE-07STの有機的な変形三角天版とサークル天板を組み合わせることで、動きを出しています。 光に反射し、神秘的な雪国のような存在感がある上質な生地は、滑らかな肌触りで身体を優しく包んでくれます。 オープンに贈呈した私たちからの開店祝い「Eilersen IW2 CHAIR(アイラーセン)」も華やかに祝い花に囲まれ誇らし気。 「Eilersen IW2 CHAIR(アイラーセン)」 IW2 CHEAR / この椅子はデンマークで1895年創業の高級ソファブランド「eilersen」の120周年を記念して2015年に国内限定100脚のみ復刻されました。ミッドセンチュリー期のデンマークを代表するデザイナーのクリスチャン・イルム・ヴィッケルソーによるデザインで、1958年に発売された椅子を忠実に再現しています。背もたれのスポークと重なりあった座面から前方へ伸びるアームの有機的なラインが美しく、置いてあるだけでも絵になるデザインです。こちらはレミニセンスの移転オープンのお祝いとして孝弘&亜弥子/ ladeから贈られたものです。この椅子が選ばれた理由はレミニセンスがオープンした同年である2015年に製造され、同じ年月を歩んできたからです。そしてこの椅子は経年変化に伴い傷や塗装にひびが入っていますが、敢えてそのままの状態にしてあります。それはレミニセンスでの素晴らしい体験が多くの人の心に刻まれてきたことと同じだと考えているからです。今回のインスタレーションによって、レミニセンスの料理の味や盛り付けなどの見た目を超えた葛原将季シェフの料理に込めた本質的な哲学を感じ取って頂きたいと思います。このインスタレーションからは「過去」、「現在」、「未来」の三つの要素を感じることができます。また椅子は人々が「座る」ことによって、身体を「リラックス」させるものでもあり、心と魂を「解放」するために作られたものでもあります。この椅子を通じてレミニセンスの葛原将季シェフの料理に込めた「スタイル」、「哲学」、「コンセプト」を感じてください。 Joseph Kosuth, One and Three Chairs, 1965. Courtesy the artist and Sean Kelly Gallery New York 今回のIW2チェアのインスタレーションは、「ジョセフ・コスース(Joseph Kosuth)」の作品である「one and three chairs」をオマージュしています。実際の椅子、椅子の写真、椅子の説明の3つで構成することに意味があり、そこにメッセージが込められています。アートとは、ただ綺麗に書くだけ、作品を制作するだけという表面的なものでよいのかというアンチテーゼから、彼らが新しい表現の一つとして生み出したコンセプチュアルアートです。 これらはレストラン業界にも置き換えて考えることができます。世界のレストランのトレンドや存在意義そのものが大きく変わろうとする中、ベストレストランで1位になった南米ペルーの「Central(セントラル)」がそれを象徴しており、これらの現代アートから今後のレストラン業界について考え直してもらえるきっかけになればと。アートもビジネスも、そしてレストランも基本は同じであり、それらにそもそも境界線はないと考えます。経済学者のシュンペーターの「新結合」の理論も、デュシャンの「レディメイド」の作品もその根本は同じであり、どちらも物事に対して固定概念とは異なる違った見方をし、様々なことを「考える」ことから、「新しい価値を創造する」ことの重要性を示しています。 これはまさに哲学であり、ソクラテスの「フィロソフィア」そのものです。フィロソフィアは日本語で表現すると「知を愛する」となり、様々なことに対して「考えることへの探求心」こそが重要であると説いています。いつも思うことですが、「愛知」というエリアはまさにフィロソフィアを象徴するような地名であり、そのような場所にあるレミニセンスは何か運命的なものを感じます。 This time、なぜお祝いにアートを題材にしたインスタレーションにしたかというと、ここに書かれていること以外メッセージが組み込まれており、それは既に葛原シェフに伝えてあります。アートに対する考え方・捉え方は人それぞれですので、このインスタレーションをご覧になった方が、それぞれ何らかを感じ取ってくだされば幸いです。 This time、店舗デザインを担当された「Design plus alpha(デザイン プラス アルファ)」の建築デザイナー:西村武史(Takeshi Nishimura)さんが、葛原シェフの理想とする創造の世界をイメージして創り上げています。コンセプトに沿った白を基調としシンプルモダンに仕上がったメインダイニング。 神秘的なアプローチでメインダイニングへと向かう長い廊下をゆっくりと歩き進めると、それは「追憶」のステージをさらに進めていくための重要なプロセスであり、この空間で様々な記憶が脳内を駆け抜けます。辿り着いた記憶のその先には、”かまくら”を彷彿させるアーチが見え、アーチをくぐると、そこには白と光で演出された神秘的なメインダイニングへと広がっていきます。 その空間はまるで、”かまくら”の中で揺らめくロウソクのように、伝統文様があしらわれた大円形のライトから柔らかな光が降り注ぎ、希成に彩られた「Jacob Kjær(ヤコブケア)」の椅子に照らし出され、訪れるゲストを優しく包み込むように。メインダイニングに身を置いた瞬間、この先にある未知なる体験に期待感と緊張感が一気に高まっていきます。 この空間で五感を満たす体験が脳内を駆け巡り、新たな記憶として刻まれ、感動をシナプスのように繋いでゆく。レミニセンスはまさに未来における「追憶」を生み出すシステムそのものであると言えます。 席数4名〜6名対応できる二つの個室を繋げることで、10名ほどまで対応可能となり、プライベート感が保てる個室。同じく「Kitani(キタニ)」の「Jacob Kjær(ヤコブケア)」JK-02To、こちらも「HOSOO(細尾)」の京都西陣織りに張り替えています。 白で統一された店内に合わせ、階段もホワイト仕様に仕上げ、階段の踊り場左手には、2階のワインセラー入り口と、右手にはVIP専用の個室を用意。 2階VIPルーム ゆったりと6名ほどで利用可能となるVIP専用の個室には、「Kitani(キタニ)」で特注した長テーブルと背中をすっぽりと包み込み、安らぎを感じるJacob Kjær 1948 JK-05が配され、コンテンポラリースタイルのテラスを設けており、屋外テラスの雰囲気も楽しめます。 ”かまくら”の雪を模したワインセラーは、1階〜2階にかけて、天高くズラリと2,000本に及ぶ厳選ワインたちを収蔵。 ワインはブルゴーニュを中心にセレクトおり、通常手に入らない希少価値の高いボトルも多数保有。 ペアリングではリストに載っていてもなかなか頼まないような、けれど美味しいアイテムを提供し、ワインの楽しさを感じていただけるようなセレクトを心がげられているとのこと。必ず正規品しか購入しないことをこだわりとしているため品質には自信があると伺っています。ワインセラー内の至るところに温度計を設置し、徹底した温度管理により、ワインにとって適正な熟成で保管され、クオリティを損なうことなく提供しています。 北口にはレストラン併設の「Wine Bar K」の入り口を用意。まるで自邸に帰ってきたかのような入りやすさがあり、気軽に足を運べます。 Opening hours、Night 19:00〜0:00の営業となるため、ディナー前のアペリティフに、またはディナー後の一杯、もしくはBar使いのみとしても対応可能。 「レミニセンス」とは異なり、やや柔らかな印象を放つシャネルベージュを基調とした店内には、レストランの待合同様の「Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)」Wohlert(ウォラート)のペンダントライトが柔らかな光を届け、天窓から注がれる月明かりが楽しめる神秘的な空間に。こちらでも”かまくら”を彷彿とさせるアーチトップのバックバー、アフリカ産のベリー木材をベースに、パティーヌ染色を施した風合いのあるレザーを用いたカウンターの天板、レストラン同様にしつらえた「Kitani(キタニ)」の「Jacob Kjær(ヤコブケア)」JK-05を温かみのある赤茶で仕上げ、優しく体にフィットし居心地の良い空間に。 山口華央里(Kaori Yamaguchi) 岐阜県瑞穂市生まれ。大学卒業後は急性期病院で約5年看護師を務め、所属は、循環器、呼吸器、消化器の混合病棟を担当。コロナ初期からコロナ病棟へ配属。患者様の一番辛い時に寄り添う看護師と言う職業に、誇りとやりがいを感じつつも、コロナ病棟で働き患者様と関わる中、人生にはいつ何が起こるか分からないということを強く痛感し、一度きりの人生に後悔のないように選択しようと決意。「看護師が嫌で辞めたの?」とお客様や周りから聞かれることが多いのですが、看護師という職業は今でも本当に尊敬しておりますし大好きで、看護師として働いた経験は大きな財産となっています。コロナ第3波が落ち着いたタイミングで「レミニセンス」を訪れた際、お客様の笑顔が溢れ、お客様に幸せな瞬間を提供する素晴らしい職業に感銘を受け、飲食業界に憧れを抱きます。もともとワインに興味があり、葛原シェフの助言もあったことから、資格取得を目指し、看護師とワインスクールを両立させながら、2022年に資格を取得。After that、恩師である「セッタンタ」のソムリエ成瀬がオーナーのワインバー「ドンナルーチェ」にて7ヶ月間修行した後、「レミニセンス」に併設する「Wine Bar K」へ移り現在に至ります。 レミニセンス共有のワインを嗜むことができるワインバー。Current、Foodは季節のフルーツやチーズなどをワインの当てに用意しており、今後は高級食材を用いたキッシュやパスタなどのメニューを徐々に充実させていく予定。ショーケースに飾られた「Baccarat(バカラ)」マッセナ ワイングラスの輝きがミラー越しに幾重にも重なり、千客万来を願っております。 The beginning of the third chapter of Reminisense。移転オープンおめでとうございます! グランメゾンへと成長する次ステージへ向けたコンセプトと、The next step is to convey the contents of the store - New store edition -、It will be a course meal edition that introduces the teamwork that unfolds hot in the kitchen and the full-course dinner menu.。 Nagoya French "Reminisense" Relocation renewal aiming for Grand Maison - Course meal edition - Reminiscence Address:Nagoya-shi Higashi-ku Tsutsui 3-18-3 South Exit ReservationTEL:052-228-8337 InquiriesTEL:052-228-8275 Hours of operation:Lunch 12:00( L.O )、Dinner 18:00-18:30(L.O) Closed:Please check the calendar on the official website..
Nagoya Roadway "Saita Cafe" a cup of coffee that is comfortable for spending a nostalgic quiet time"
Feeling thirsty for the summer heat that you feel when you spend time in the new store under construction of Nagoya French "Reminiscence"、Looking for cafes around。If you go east along the street where the "Wine Bar K" entrance attached to the north exit of "Reminiscence" is located, you will come across a café with a taste that feels a nostalgic breeze.。The name of the restaurant is "Saita Cafe"。 Classical interior with calm colors。A tranquil world view that you feel when you step into it、Feel the extraordinary air、I feel cozy。Quietly resonating classical tones。It seems that live cello concerts are held regularly here.、Instagram公式サイトで告知されています。It was written that "even those who have not listened to classical music or cello are welcome."、Check it out。 On this day、Besides us, we could see another regular couple enjoying coffee and sweets。Warmth in tranquility、If there was a café with such an atmosphere near my home... I can't help but hope。 店主のブログを遡ると、店名にもなっている”sai”さんと”ta”さんの御二人で立ち上げたお店のようですが、2015on December 27 -”ta”On the occasion of the exit of the store、Now”sai”It seems that it is run by one person。A talkative shopkeeper who talks in a quiet atmosphere”sai”You can enjoy specialty coffee and homemade sweets brewed by。 「アイスコーヒー」¥550 スペシャルティコーヒー豆をオリジナルでブレンドしているお店の顔となる「リッチブレンド」を使用し、Iced coffee brewed in a machine。Fragrance、It has a plump richness、While also making you feel the fruity taste、The aftertaste is refreshing and well-balanced。 珈琲の炭酸「エスプレッソ・トニック」¥650 メニューを拝見しながら、Coffee carbonation in my eyes。It is a drink that divides coffee with tonic water.、I think it's perfect for quenching thirst、This is my first experience。While retaining the aroma of coffee to the fullest、The light sweetness of the tonic water matches、It is a delicious and refreshing cup that you can enjoy。If you squeeze the lime、In addition, freshness is added to the taste.、You can enjoy it twice。 「スコーン」¥250 自家製のスコーンをリベイクし、Served hot。Halve it in half、For a crisp blueberry jam、It is served with cream that feels smooth like clotted cream and rich like cream cheese。Soft and soft、Moist and finely textured scones are very tasty、I have the urge to try other cakes made by the owner Sai。 With a cup of coffee and soothing scones that make you feel comfortable、Spend a moment of peace、I'm grateful that I found a café that makes me want to visit again。 every day、Hand drip coffee brewed at home。I was attracted by the deliciousness of this "Rich Blend"、I involuntarily picked up the beans。So that you can enjoy the taste you received here at home、I learned how to brew delicious food from the owner Sai。 Get out of the hustle and bustle of everyday life、I would like to recommend this store to those who want to spend a quiet time valuing their own time。When you visit Nagoya、I would like to stop by again。 Saita Cafe 住所:愛知県名古屋市東区筒井3-15-18 1F-C TEL:052-932-3210 Hours of operation:Tue – Fri 9:30~ 17:00、Saturday 8:00-18:30 Closed on Mondays:Day、月曜日 駐車場:無し http://saitacafe.blog.fc2.com/...