古民家を改装して2017年にオープンし、ハード系のパンや食パンなど、素材の味を大切にしたリーズナブルなパンは、地元ファンに支持されている蒲郡の人気ベーカリー「パンビュセス」。 三河から蒲郡を抜けて浜松へ戻る途中、可愛い店構えに心惹かれ、パン屋と判るとその誘惑には勝てず、すかさずUターン。 在這裡你將、右手に小さなパン屋「パンビュセス」があり、その奥には友人が営む美容室&ネイルサロン「Hair & Nail らぷち」があり、駐車場は共有です。 午後15時を迎える頃にお邪魔しましたが、雨降りということもあってか、嬉しいことに選べる程度には残っています。 パン職人の御主人・山本邦夫さんは、修行時代に何度も渡仏しては勉強に励まれ、独立。以前はメガネを掛けられていたことから、店名のキャッチコピーに「メガネのパン屋さん」と名付けられ、店名の「パンビュセス」は「パン・ビュセス」ではなく、区切り無しの「パンビュセス」で、藤子不二雄の藤本弘による日本の読切漫画「カンビュセスの籤(※)」から文字って付けた造語とのこと。(※)「カンビュセスの籤」は終末戦争後の世界に身を置かれた男女の姿を通して、人間が生きることの意味を問う壮大なSF短編漫画作品。 どれにしようか迷い、パンを覗き込んでいると試食をお勧めしてくれました。御二人は御夫婦なのかお聞きすると、結婚を控えていらっしゃるようで、おめでたい限りです! 見るからにふわふわ食感を想像させるこちらのパンは「玄米と雑穀 国産小麦パン」。 どのパンを見ても、顔付きが良く美味しそう。和、何より驚きを隠せないのが、どのパンもとてもリーズナブルに設定されているその価格。気取った雰囲気もなく、パンのネーミングがシンプルで分かりやすいのも手に取りやすさを感じます。 持ち帰って翌朝も食べることを考慮しながらのパン選び、お勧めされたパンも手にしましたが奥様が可愛く営業上手(笑) 限られた商品ではありましたが、中でもふわふわで柔らかな「食パン」が一番人気とのことでしたので、翌朝のモーニングはこちらの「食パン」をいただきましょう。正常、パン屋でパンを6種類購入したら、¥2,000程度を予想しますが、こちらは何と合計金額が¥1,134と、思わず二度見してしまいました。毎日でも食べたいパン好きとしては有難〜い価格設定。 回國。、「まめやかふぇ」の珈琲豆でコーヒーを淹れて、甘いおやつパンを摘みます。 「チョコクロワッサン」¥120 ふわふわと軽い食感のクロワッサンにチョコスティックを挟んだ「チョコクロワッサン」。小振りなサイズ感も丁度良い。 「あんバターフランス」¥190 フランスパンのバゲットと同じフランス産の小麦粉を100%使用。ハード系といっても外は硬過ぎず、中はふわもっちり。つぶ餡は優しい甘さで、厚めのバターで甘塩っぱさがあり、満足度の高いおやつパン。 「玄米と雑穀 国産小麦パン」¥100 試食させていただいたこちらのパン。小麦の優しい香りと玄米と雑穀の食感、シンプルな味わいながらに、ふわふわで食事パンとしても食べやすさがあり、何より¥100という価格帯がコスパ高く、毎日食べるパンとしても優秀さを表しています。 「もちもちカスタード」¥180 奥様にお勧めされたもう一つがこちら「もちもちカスタード」。”もちもち”を強調されたネーミングですが、その期待を裏切らないもちもち感で、女子はきっと好きな食感。甘み優しいカスタードがたっぷり入っています。 「もちもち食パン 1/2」¥220 一番人気の「もちもち食パン」のハーフサイズ。手に持つと、そのふんわりとした柔らかさが伝わってきます。軽くトーストしてみましたが、水分量が多くしっとりもっちもち。これは小さなお子様からお年寄りまで、幅広い層に愛される柔らかさ。 「クルミとオレンジ」¥240 フランスパン生地に風味豊かなクルミと爽やかなオレンジを練り込んだパンは「Z型」。”お客様からは「S字のヤツ」ってよく言われるらしいのですが、よく見ると全部「Z型」です。”とお店専用のInstagramで語る御主人の呟きが、何処かパンに対する微笑ましい慈しみを感じます(笑)パンの説明はあまりない「パンビュセス」のInstagramですが、パン職人の御主人のお人柄には触れ合えるかもしれません♪ パンビュセス 住所:愛知県蒲郡市府相町2丁目358 TEL:0533-95-2778 上班時間:10時〜19時ぐらいまで営業 定休日:星期一、火曜 https://www.instagram.com/12kg_yaseru/...