謹賀新年2024「京都岡崎の京料理 味ま野 監修御節 極上絢爛重”翠柳”で迎える口福の正月」

【 謹賀新年 】

元旦の最中に押し寄せ最大震度7を観測した地震
令和6年能登半島地震
甚大な被害に遭われていらっしゃる皆様のご無事をお祈り申し上げます。

旧年中は多くのお力添えでWEBマガジンladeを御愛顧いただき誠に有難う御座いました。
2024年は甲辰、我が家の主人の生まれ年でもある辰年となります。
龍の如く猛々しく、新しいことに挑戦する年」
皆様のより一層のご支援・ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げ
新年の挨拶とさせていただきます。

本年も愛犬ショコラ共々どうぞ宜しくお願い申し上げます。

新年を迎える今年の正月花は、昨年同様に「Hanakoubo Kitano(はな工房きたの)」にお願いし、龍が天に舞い上がるかの如く縦長で迫力溢れる竹筒を用いたアレンジメント。暖冬の正月となり、雨予報が早まり、幸いにも好天に恵まれた元旦。暖かな陽射しを感じ、暖房器具を要さない心地良い元旦となりました。

例年通り、朝から夫婦二人でキッチンに立ち、あれやこれやと準備に精を出すものの、今年も昨年同様に御節料理はお取り寄せして楽しみます。今年は京都岡崎にて創業126年の老舗京料理 味ま野」四代目当主:樫本大輔氏 監修の御節、極上絢爛重”翠柳”にて頂く口福の正月。高台細工の施された桐箱に色鮮やかに敷き詰められた三段重で、どのお重にもバランス良く高級食材を盛り込み「冷めても美味しい」をモットーに仕上げた三段重。縁起物の食材を用いて、一品一品の素材や製法にこだわりを持ち調理された様子が伺え、京料理ならではの上品な味わいを堪能でき、新春に相応しい優雅な御節。

極上絢爛重 翠柳 壱の重

葉付金柑/黒胡麻餡パイ焼き/のどくろ蛇籠蓮根/富有柿とカブのなます/ロブスター黄味マヨ焼き/さつま芋レモン煮/若草厚焼き玉子/数の子土佐漬け/海鮮彩りサラダ/あわび汐蒸し/北海つぶわさび/田作り/青昆布巻き/手まり餅と14品目でロブスターや煮鮑がメインとなる豪華な壱の重。

極上絢爛重 翠柳 弍の重

煮穴子けんちん/小鯛うに焼き/錦のし鶏/叩きごぼう/黒糖ローストポーク/鶏塩麹焼き/有頭海老塩茹で/紅あずま甘露煮/子持ち鮎煮びたし/うぐいす豆腐/いちょう麩/もみじ麩/ハモのオレンジ漬け/パプリカ・赤黄/海老さより手綱黄味寿し/たこ甘酢漬け/中華くらげ/胡瓜ピクルスと18品目で酒の当てとして、ついつい手が伸びる弍の重。

極上絢爛重 翠柳 参の重

クランベリーくるみ/ドライトマトコンポート/錦玉子/杏子シロップ漬け/かすみ梅/海老鳴門チーズ玉子/林檎きんとん/栗甘露煮/紅白なます/味付けいくら/丹波篠山産黒豆蜜煮/赤魚西京焼き/銀鮭吟醸粕漬け/絹さや/高野けんちん/万願寺唐辛子/人参ねじり梅/よもぎ麩含ませ煮/椎茸旨煮/焼き目湯葉含ませ煮で20品目の参の重となり、計52品目の手間を惜しまずに仕立てられた三段重を堪能。

「本鮪大トロを中心とした十二種の刺し盛り」

本鮪の大トロ、中トロ、赤身、寒鰤、鯛、平目、縞鯵、帆立、海老、サーモン、いくら、つきじ丸高の玉子焼と十二種類を贅沢に盛り合わせ。

「北海道産ずわい蟹」

今年の蟹は大容量でも驚く程にお得な価格で手に入り、爪の先まで身がぎっしりと詰まった食べ応えのある「ずわい蟹」。

「握り寿司五貫」

毎年、正月になると鮨好きが高じて寿司職人としてカウンターに立っていた時期を思い出しながら握ってくれる主人の握り寿司。手前から本鮪大トロ、海老、帆立、カンパチ、海老といくらの軍艦の五貫。

「北海道産こぼれいくら 金箔添え」

通称:痛風寿司と言っても過言ではないであろう「こぼれいくら」。一口サイズのシャリにこれでもかといくらを盛り込み、一口で頬張ると口中でいくらに溺れそうになりながらも笑みが溢れるお気に入りのお寿司。

人気番組「ザワつく!金曜日」特別編の「ザワつく!大晦日」で放送された「日本人が1番好きな食べ物ランキング黒柳徹子さん&羽鳥慎一さんと1位を当てるな選手権」にて、輝かしい第1位を獲得した「寿司」。私たちも大好物となります。

「関東風お雑煮」

大根、人参、小蕪、里芋、素材それぞれを和風出汁で下茹でしてから、薄口醤油と味醂、日本酒を少々入れ、合わせ煮し、搗き立て餅をBALMUDAで焼いてから添え盛り込むあっさりとした関東風のお雑煮。

元旦の朝から昼にかけて、緩やかな時の流れに身を任せ、家族でのんびりと過ごす特別な時間。

今年は新潟の銘酒「朝日酒造」の「久保田 萬寿 純米大吟醸」と「禄乃越州 純米大吟醸」の呑み比べ。

元旦に日本酒を頂くのは我が家の定番となっており、毎年、テーマを決めて呑み比べを楽しんでいます。

「禄乃越州 純米大吟醸」

「越州シリーズ」の最高峰として相応しい深みを持ち、香味の要素が幾層にも重なり、様々な表情を見せてくれる「禄乃越州 純米大吟醸」。

「久保田 萬寿 純米大吟醸」

華やかな香りと深みある甘みのふくよかな味わいにより、豊かな時を感じる「久保田 萬寿 純米大吟醸」。

新年を迎える正月BGMは、お琴の「春の海」などを流し、プロ奏者の音色に癒されながらも、ここ最近は手を触れていない琴を引っ張り出し調弦。久しぶりに夫婦で合奏したいものです。

照明作家「谷俊之(Toshiyuki Tani)」作品「RON(侖)

いつもの正月ならば、お茶菓子は上生菓子をいただくところですが、今年は運良く人気の焼菓子屋「エパヌウィール/épanouir」の限定品「和栗のガレット・デ・ロワ」を年末予約できたため、こちらをいただきましょう。「Galette des Rois/ガレット・デ・ロワ」とは、フランスの伝統的な正月菓子で、アーモンドクリームを入れて焼き上げたシンプルなパイの焼菓子。「ロワ」は王様のことで「王様のガレット」という意味を持ち、中に小さな陶器の人形(フェーブ)が入っており、切り分けて食べた時にフェーブが当たった人は、その日の王様となり、皆から祝福を受けるのです。そして、その幸運は1年間続くと言われており、まさに「幸せを運ぶ伝統菓子」なのです。

焼菓子屋「エパヌウィール/épanouir」の限定品「和栗のガレット・デ・ロワ

エパのガレット・デ・ロワは、昨年秋に入荷した掛川の和栗を使用してマロンパイ仕立て。繊細且つ美しい模様の切り込みを施したサクサクのパイ生地と品の良いアーモンドクリームの中に、ゴロッと食べ応えのある和栗がお目見えし、しっとり濃厚な和栗の優しい甘みが口一杯に広がり、至福のコーヒータイム。今年の我が家のフェーブを当てたのは、タイミング良く新年の挨拶に出向いてくれ、お茶に付き合ってくれた友人の娘・Ranちゃん。付属の王冠を被せてあげると可愛いお姫様の誕生となりました。

地震の被害は予断を許さない状況かと思われますので、
引き続き気を引き締めて皆様のご無事を願い
全ての方々が心穏やかに過ごせる1年となりますよう心からお祈り申し上げます。

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