Joyeux Noël !!クリスマスおめでとう!
聖なる夜に大切な家族と共に過ごす今年のクリスマス。皆様も素敵なクリスマスをお過ごしになられたことでしょう。
我が家では、毎年決まって混み合うクリスマス時期のお出掛けディナーはせずに、お家でしっぽりと迎えるクリスマスディナー。愛犬ショコラを迎えてからは特に、夜のお出掛けをすることも少なくなり、寒い冬は暖を取り寛げるお家が一番です♪
北欧の冬をイメージし、雪を纏ったクリスマスツリーにLEDで煌めきを灯し、食卓は紅と白のテーブルランナーにパンパスリースや松ぼっくりのアレンジメントに、富山の木工作家ユニット「Shimoo Design」の人気商品「とんがりサンタ(コッパー)」の姿も愛らしくお目見え。
真っ赤なテーブルナプキンにはトナカイのナプキンリングを用意し、庭先のローズマリーを添えて。
愛犬ショコラは真っ赤なタータンチェックが可愛いニットワンピースにサンタのフード付きマントを纏い、ショコラサンタに変身。ネットで購入したニットワンピがショコラには少し大きかったこともあり、御近所様で仲良くさせていただいているオリジナルの子供服ブランド「Emer BABY & KIDS」を手掛けられている倉田仁美さんに相談したところ、見事なジャストサイズに直してくれました(感謝)
À votre santé !乾杯!
今年のNoël dinnerに華を添えるシャンパーニュは、オーブの英雄の名を冠し、ジルベール&ガイヤール2022ゴールドメダルを受賞した「ガストン・シェック・ブリュット・シャンパーニュ/CHAMPAGNE GASTON CHEQ Brut」に。美しく輝く淡いピンクゴールドできめ細やかな泡立ち、口当たりは滑らかで、豊かな果実味に酸味が調和し、心地良い苦味や複雑なフレーバーが感じられるふくよかなシャンパーニュ。
ショコラにも特別にNoël用のご飯をお裾分けし、ご満悦。
「前菜盛り合わせ」
一口サイズで用意した前菜は、右上からサーモンのマリネ&アーリーレッドのサラダ、ローストビーフ&オニオン、マッシュポテト&ボイルシュリンプ、きのこ&オリーブのマリネ、蟹&ほうれん草のムース、トマト&南瓜コンソメのジュレ、生ハム&根菜のサラダを盛り込み、食用菊のジュエルマムを散らして。
「フランス産コッパ」
香辛料と塩味が利いた味わい深い肩ロースの生ハム・コッパ。
「ジャガイモとセロリのムース&トマトとパプリカのムース」
紅白を意識し、海老を添えたトマトとパプリカのムースに、いくらとサーモンを添えたじゃがいもとセロリのムース、それぞれに蓮根サラダを添えて。
「チーズ盛り合わせ」
イタリアチーズの王様でもあり、我が家に欠かせないパルミジャーノレッジャーノに、フランス原産のハードタイプのミモレット、そして、北イタリアのポー川流域にあるロンバルティア地方で生産され癖のあるウォッシュタイプのタレッジョ、クリームチーズ&ラムレーズンをデルセールのソルティンクラッカーに添えて。
「イタリア産大粒グリーンオリーブ」
大粒で食べ応えのあるプーリア州産のチェリノーラ種のオリーブを使用したグリーンオリーブ。
松ぼっくりにパールなどをあしらったハンドメイドのツリーも。
「カリフラワーのポタージュ」
玉葱を燻製ベーコンと一緒にじっくりとバターで炒め、カリフラワーを野菜ブイヨンとスパイスで煮込み、豆乳と生クリームで伸ばした濃厚ポタージュ。
「ムール貝と浅利のトマトリゾット」
日本で作られるイタリア米をオリーブオイルで炒めてから、野菜の旨味たっぷりのトマトスープと魚介の出汁を投入しつつ、かき混ぜながら煮込むトマトリゾットは、スパイスを効かせ、浅利とムール貝の出汁を存分に味わいます。
「舌平目のムニエル 帆立のフリット 小蕪 レモンクリームソース」
「舌平目のムニエル」は子供の頃から料理人であった父の作るムニエルが大好物で思い入れのある一品。軽く塩胡椒をして小麦粉をまぶし、焦がしバターでソテーし、刺身用の新鮮な帆立貝柱をフリットにし、小蕪と一緒に添え、酸味のあるまろやかなレモンクリームソースに合わせて。身はふっくらと舌平目の旨みの濃い味わいが楽しめます。
「あいち牛のフィレ 花びら茸 クレソン トリュフソース」
常温に戻した「あいち牛」のフィレは軽く塩胡椒し、ニンニクと唐辛子の香りを移したオリーブオイルで表面を全て焼き上げ、旨みが逃げ出さないようにアルミホイルで包んでバルミューダの保温で寝かせ仕上げます。クレソンとソテーした花びら茸を添え、白トリュフ入りの塩と黒トリュフ入りの醤油ベースのソースでいただきます。身は驚くほどに柔らかく歯切れも良く、癖がなくあっさりとしながらも品のある味わいの「あいち牛」に舌鼓。
「パティスリー・ラ・ヴェリテ/Patisserie La Verite/シャルロットフレイズ」
ケーキは今年も大好きな「パティスリー・ラ・ヴェリテ/Patisserie La Verite」を予約。毎年人気の「シャルロットフレイズ(2〜3名用12cm)」は、サクフワのビスキュイ生地に、たっぷりの生クリームと丁寧に炊き上げたカスタードクリーム、苺はスライスせずにそのまま丸ごと入り、甘みと酸味のバランスに優れたジューシィーで濃厚な苺とクリームをたっぷりとサンド。サクッとした軽い食感が楽しめるビスキュイ生地が良く合います。コーヒーはもちろん袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ/パラダイスプレミアム」。遅がけのコーヒーなため、少し軽いテイストで淹れ、大正解!
毎年、イヴからクリスマス当日まで、クリスマスJazzをBGMに、ワイン片手に作っては食べ、食べては飲んでと、ゆったりとした時間を感じながら食事を楽しむ我が家のNoël dinner。皆様にとって今年のクリスマスはどんな夜になりましたか?