毎日食べても飽きないベーシックなパンにこだわり続ける元シェフでブーランジェの谷口弘樹(Hiroki Taniguchi)さんが営む磐田で人気パン屋「パン工房totokaka(トトカカ)」が、浜松の広沢に進出し、2024/2/3(Sat)に新規オープンさせた「ブーランジェリーTaniguchi(タニグチ)」!
場所は浜松の広沢にあった高級生食パン「に志かわ」跡地でパン屋激戦区となり、こちらのサインボードが目印です。
毎朝6時オープンと、パン屋としても早めの開店時刻にも関わらず、初日は日も昇る前から長蛇の列を成しています。
開店を祝う色とりどりの花々で、華やかな店先や店内。
店内は棚やショーケースに並ぶパンをスタッフにオーダーして受け取る対面スタイル。
磐田の「パン工房totokaka」は「88Bakery(ヤヤベーカリー)」という2号店を「アスモ不動産」が手掛ける「cafe明日(カフェアスモ)」内に共同オープンさせており、美味しいパンをイートインできる店舗も運営中。こちらの新規オープンに向け、「パン工房totokaka」を一時休業(2月〜4月を休業予定)させており、5月には販売所として営業再開を予定されています。現在は広沢に全集中されるとのこと!
オーナーブーランジェの谷口弘樹(Hiroki Taniguchi)さんは、今回の浜松進出は並々ならぬ想いを乗せて、新たな挑戦として臨まれています。磐田にて地元民に愛されるパン屋として成長しながら2年の歳月を経た今、新天地で規模を拡張することで、機材導入も含め、より良い環境で足場を固めることで、念願でもあるコンクール出場の夢を果たしたいという野望を実現させるために移転を決意されています。
磐田の店名「totokaka」は、家族の名前をひと文字ずつ使用し、長男と次男の『TO』『TO』、妻と娘の『KA』『KA』に。ロゴの全体はシェフの名前の頭文字『Hi』をイメージした形になっています。どんな時も『家族』を大切に『家族』で支え合いたいという意味を込められており、お世話になっている幼稚園の先生が考案してくれたものを採用。新店舗の店名にはシンプルに御名字の「Taniguchi」を採用されています。
店内にはパンだけに留まらず、新鮮なエキストラヴァージンオリーブオイルやフルーティーなカラマタオリーブに、ドレッシング作りなどに欠かせないヴィネガーやレモンジュースなども販売。
開店6時から20数名が並ぶ中、飛ぶようにパンのオーダーが入り、私の番が来るまでおよそ30分が経過。
シンプルな食事パンを筆頭に朝食などに最適なサンド系に、カンパーニュなどのハードパンやデザート系も出揃います。
ショーケース内には30種ほどの焼きたてパンがズラリ。人気No.1は「メロンパン」¥260。売り切れかと思いきや、後ろに整列しており一安心。
サンド系の人気No.1は「ハムたまサンド」¥400!
「パン屋さんの超なめらかぷりん」¥320
丁度、並んだ際に私の前の方が、以前購入した蒸し羊羹「へっちゃらや」のオーナーさんだったこともあり、思わず立ち話を楽しんでしまいました。美味しいもの好き同士に垣根は存在しません(笑)
毎日の食事に欠かせない「パン・ド・ミ」¥390は、山型と角食があり、大好物のレーズン入り食パン「マダム・レザン」¥500や、ブリオッシュ生地にオレンジピールを忍ばせた南仏ヴァンデ地方発祥の本格派ブリオッシュ「ブリオッシュ・ヴァンデーヌ・オランジェ」¥420も。
餡子好きには堪らない「あんクリームサンド」¥300や季節限定の「桜あんクリーム」¥320。
コーヒーブレイクに最適な「プティ・カヌレ(5個入り)」¥600や、ラスク、クッキーなども。
ほぼ手折で数量に限りがある「クロワッサン」¥300に、ベルギー産チョコレートを包んだ「パン・オ・ショコラ」¥300。
ライ麦を使用したもっちり食感の「トゥルトゥ・ドゥ・セーグル」¥800に、迷ってしまうほどのカンパーニュなどなど。
ようやく番が回ってきて、全部買いをしたいところですが、グッと堪えて吟味します。
順次焼きされているため、レジ横に裏から焼きたてが置かれれば、もちろん購入意欲がそそられます。
ドリンクメニューとしては、コーヒー(Hot/Ice)やカフェラテ、赤白のぶどうジュース、りんごジュースなどを用意。
沢山の祝い花の中に、見覚えのある御名前が(笑)私たちが愛してやまない「天使音マスクメロン」の生産者:影山雅也さんからのお祝いが届いておりました!
我が家へ戻り、ゲットしたパンを並べ、「まめやかふぇ」の美味しいコーヒーを淹れてモーニングと参りましょう!
「クロワッサン」¥300
外はザクザクッとした食感がカリッと香ばしく、中はふんわりと軽やかな層で構成されており好食感。厳選した3種類の小麦粉をブレンドし、手折で丁寧に丁寧に作り上げる生地のため数量に限りがあり、手にできた方はラッキーで、シェフこだわりの一品。
「あおさ明太チーズ」¥320
生の青海苔がふんだんに練り込まれ、チーズのコクとの相性も抜群で、ほのかに香るレモンの酸味が爽やかな後味に。
「パン・ド・ミ(角)」¥390
北海道産の国産小麦ゆめちからを使用した角食パン。
「パン・コンプレ (3個入り)」¥390
ライ麦全粒粉の湯種を使用した栄養価の高いパン。 お好みの厚さにスライスしても良し、横半分にカットしサンド系にも。
サンド系の人気No.1「ハムたまサンド」¥400
人気の塩パンにタマゴとハムをたっぷりとサンド。ファンが多く、サンド系パンの中では断トツの1位を誇る人気ぶり。
「ハムたまカマンベール」¥420
「バゲット」¥350
フランスのアンバサドオル協会から提唱されている新しいパンの製造工程レスペクチュスパニス製法を採用したバゲットで、穀物のもつ自然の甘さを最大限に引き出す製法。
「カンパーニュ・ノア・レザン」¥580
ライ麦や全粒粉を使ったパン生地にレーズンとクルミがたっぷりと入り、食べ応え満点。そのままでも美味しいですが、パーティ仕様などにクリームチーズと蜂蜜を合わせてもGood!!
人気No.1商品「メロンパン」¥260
サクっとしたクッキー生地が愛らしいメロンパンは不動の人気No.1あん商品。アーモンド入りのクッキー生地にヨーグルトを入れて歯切れを良くしたパン生地、焼成後に追いバターで香ばしさをプラスした人気のメロンパン。
「あんクリームサンド」¥300
ふんわりしっとりとしたミルクパンにたっぷりのあんことクリームを忍ばせた餡子好きには外せないおやつパン。
「プティ・カヌレ(5個入り)」¥600
外はガリッと香ばしく、中はしっとり、もっちりと。小振りながらに風味豊かなラム酒の香りを纏わせた本格カヌレ。賞味期限は冷蔵庫保存で1週間。リベイクする場合は、180℃のオーブンで5分と店長が教えてくれました!
二回目の再訪にて購入した五種類の新しい子たち
「egg×egg カレーパン」¥370
カレーパンと言っても揚げずに罪悪感を軽減させてくれる軽めのカレーパンで、カレーの上に茹で卵と卵ペーストのソースがまろやかに感じる美味しいカレーパン。
「クロフィン」¥300
「クロフィン」とは、オーストラリア発祥のパンでクロワッサン生地をマフィン型で焼き、クロワッサンとマフィンを合体させたため「クロフィン」と名付けています。デニッシュ生地にラムレーズンクリームを合わせたリッチなパン。
「梅しそサラダチキン」¥370
梅肉に紫蘇にチキン、合わないわけがない組み合わせで、カリッと香ばしく、紫蘇の香り漂う風味豊かなパン。可愛いリングエピの成形で見映えも美しく。
「高菜ウインナーチーズ」¥390
高菜とウインナーとチーズの組み合わせで、胡麻油香る惣菜パン。
「ジャンボベーコンエピ」¥490
通常のベーコンエピの倍程度の大きさのロングサイズ。カリもちの生地にベーコンの甘みと香ばしさが染み込んでいます。
パン屋激戦区の広沢に新規オープンの「ブーランジェリーTaniguchi(タニグチ)」。バリエーション豊かな品数で飽きさせない上に、尖りすぎることなく日常の食卓に馴染みやすく、小さなお子様からパン通まで、誰もが笑みを浮かべながら美味しく味わえるパン屋が誕生しました!
ブーランジェリーTaniguchi(タニグチ)
住所:静岡県浜松市中央区広沢3-26-7
営業時間:6:00〜売り切れ次第終了
定休日:日・月曜日
駐車場:店前に有
https://www.instagram.com/h_totokaka/