森町・フレンチ「noyau/ノワイヨ」長閑な里山を見下ろすフレンチ食堂&カフェがオープン!

「田園とお食事と音楽と」をコンセプトに、遠州森町の長閑な里山を見下ろし、眼下には田園風景が広がる場所に、今年2023年11月1日にオープンしたばかりの「フレンチ食堂&カフェ noyau/ノワイヨ」へ。

フランス語で「noyau」とは「」を意味し、店名のサインは古木オーナー夫妻のお子様である息子さんが幼い頃に描いたものを採用されているとのこと。その手描きのサインには何とも言えない味があり、我が子を慈しむ想いが伝わってきます。

レストランの建物の設計デザインは奥様の聖子さんのお父様が手掛けられており、幾度も鹿児島から足を運んで設計されています。

こちらのオーナーとなる古木夫妻は移住組で、この地に移住して3年の月日をかけながらコツコツと開店準備をされています。小高い丘になっているこの場所は、長閑な里山の田園風景を望むことができ、四季折々を感じながら、野菜作りにも励めるまさに理想の地。

営業時間は、ランチタイム11:30〜13:00(L.o)とカフェタイム14:00〜17:00(L.o)となり、日曜定休。

シンプルなガルバニウム鋼板の壁面にもお子様手描きのサインとなるサインボードが可愛らしく掲げられています。

店内は白を基調としたシンプルなデザインで、席数は窓際一列に16席数を用意。窓からの景色を眺めながら、のんびりとした穏やかな時間を過ごすことができます。

天井高のある造りで開放感に溢れ、コルクボードの壁が温かみのある柔らかさを演出。

ピアニストで作曲家でもある奥様・聖子さんが祖母から母へ、母から娘の聖子さんへと受け継がれてきたピアノが一台。ランチタイム中はサーヴでお忙しくされていますが、カフェタイムには「オリジナル曲をあなたのために即興演奏」というメニューを用意されているようで、自分のためだけに弾いていただけるという嬉しい時間が訪れるようです。

真っ白な壁に不思議なアート。これも実は御二人の息子さんが3歳の時になぞられた絵を拡大して飾られています。

ロフトの角には、思わずほっこりするような小判を手にした恵比寿様がひょっこりと。

オーナーシェフの古木大介さんは、1983年生まれの浜松市浜北区出身。大学を卒業すると渡仏され、2006年〜2014年の8年に渡り、ホテルやレストランにて研鑽を積み、帰国後は大阪にてミシュランガイドで一つ星を獲得したレストラン「トゥールモンド」や「アドック」に在籍。袋井の森町一宮での開業を決意し、約3年前に家族で移住し、「フレンチ食堂&カフェ noyau/ノワイヨ」をオープンさせます。

ランチメニューはおまかせコース1本のみで、「グジェール、季節のスープ、前菜、メインの肉料理(+1,000円で魚料理に変更可:要予約)、デザート、食後の飲み物」となり、¥3,200(税別)となっています。

この日はクリスマス後の平日といえど、予約の段階で既に満席。空いている日程をお聞きし、滑り込みセーフできました。

「ジンジャエール」¥400

「グジェール」

チーズの香りが楽しめるプティサイズのシュー皮でふんわりとしたグジェール。

「香味野菜のポタージュ」

香味野菜をたっぷりと用いたポタージュは、クルトンと森町で人気の「入鹿ハム」の燻製ベーコンを細切りで添えて。

「ホタテのミ・キュイ かぶと柚子」

帆立の貝柱をミ・キュイ(mie cuit)の半生で仕上げ、丁寧に面取りしマリネした蕪と蕪の葉のオイルでいただく色鮮やかな一品は、柚子の香り爽やかに。

「自家製パン」

ふわふわでもっちりとした軽い口当たりの自家製パンは、ソースに絡めていただきます。

「豚ロースロティ 季節の野菜添え」

静岡県産もっちり豚のロース肉を使用し、しっとりと柔らかく仕上がるようにオーブンでロティ。庭で育てられたスティックセニョールと裏山で採れる肉厚で旨味の濃い原木椎茸を添えて。

「クレープ・ショコラ みかんのジャム」

ショコラの香り高いクレープ生地に、口溶け滑らかなチョコソルベを忍ばせ、みかんの味わいを凝縮させた濃密なジャムをアクセントに添えて。

「コーヒー」

食後にあっさりといただけるアメリカンなホットコーヒー。

店先には商品棚が用意され、「Enshu Olives/遠州オリーブ」のEVオリーブオイルやオリーブリーフティー、ハンドメイドのオリーブソープなどを販売。

お茶菓子に最適な焼き菓子なども用意。

奥様・聖子さんのピアノアルバム「un noyau」¥1,500も販売されており、日々の生活にそっと寄り添えるようなアルバムをと願われて制作されたもの。店名と同じ名を冠したアルバムは「音の種があなたの日常に小さな花を咲かせられますように」と想いを認めて音を紡いでいらっしゃるようです。

手描きのタッチが愛らしい息子さんの絵。フォークやスプーン、お玉かな?シェフである父の背中を見て育つ子の何気ないイラストが額に入り、ちょっとしたアート作品のように入口正面を飾っていました。

裏山にある森や田園風景を借景にしながら、里山での長閑なひとときを過ごす「フレンチ食堂&カフェ noyau/ノワイヨ」。浜松から小1時間の森町は、小國神社近くということもあり、参拝&ドライブを楽しみながらのランチにお勧めです♪

フレンチ食堂&カフェ noyau/ノワイヨ
住所:静岡県周智郡森町一宮4847-7
TEL:0538-74-7304(ランチ予約優先)
Lunch:11:30〜13:00(L.o)
Cafe:14:00〜17:00(L.o)
定休日:日曜日+不定休あり
https://www.instagram.com/p/C0ntou-v0m5/

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