東は「Quintessence(カンテサンス)」の岸田周三シェフ、西は「Hajime(ハジメ)」の米田肇シェフの下で、東西一流のレストランにて修行をされたシェフ葛原将季が、まさに東西の中間に位置する地元名古屋に、自身の30歳の誕生日である2015年7月23日にフレンチレストラン「Reminiscence(レミニセンス)」をオープン。瞬く間に名古屋屈指のレストランへと駆け上がり、9年目を迎える今年2023年7月23日(日)に更なる高みを目指し、日本最高峰のレストランを目標に新店舗を構え、次なるステージへの決意を新たに移転します!
白川公園東本町通り沿いの現店舗は6月末までの営業となり、およそ20日ほどの期間を設け、新店舗オープンに向けて準備。新店舗は東区筒井3丁目へと移転し、南口にレストラン「Reminiscence(レミニセンス)」の入り口とし、反対の北口には「Wine Bar K」を同時にオープン予定。今回、完成間近の新店舗工事進捗状況の撮影許可をいただいたため、一足早くご案内致しましょう!
南口の入り口から続くアプローチは現店舗同様に白に囲まれた空間で統一されており、奥窓から注がれる自然光から神々しさを感じます。
まるでドレープのように波打つ白壁は柔らかな雰囲気があり、さながら美術館のような静寂さが感じられます。「Reminiscence(レミニセンス)」の店名は、”過去を偲ぶ”という意味合いがある「追憶」から来ています。葛原シェフは、人生を豊かにするために一番大切なものは「思い出」だと心に刻んでいることから、この店名を掲げられ、自身のレストランで過ごす時間は、ただお腹を満たすためだけの場所としてではなく、良い思い出作りをしてもらうための場所でありたいと願い続け、料理やサービスのみならず、すべてにおいてエンターテインメントを提供できる空間にしたいと考えられていることから、新店舗のデザインにもその想いを落とし込まれていることでしょう。
不規則な曲面と流線的なカーブで描かれた神秘的なアプローチでメインダイニングへと向かう長い廊下は「追憶」のステージを進み、この先に待っている素晴らしい人生の一幕を体験する心構えの如く高揚感が高まります。左手にはウェイティングスペースが設けられるのでしょうか。フロアとの段差から足元の仕上がりも異なるようです。
来月7月上旬の完成引き渡しに同席させてもらい葛原シェフ自ら案内してくれるとのこと。完成後、家具の搬入や照明などを含み、この空間がどのような仕上がりになるのか楽しみでなりません。
途中経過の塗り壁
アーチ型の入り口を進みメインダイニングへ。
メインダイニング
伝統的で縁起物としても美しい麻の葉模様を施した大円の吊り照明がフロアを彩ります。
個室
ワインセラー前にスケルトン階段を設け、上段のワインセラーへ繋がります。
階段から見下ろすことができるメインダイニング。
至る所にアーチ型を設けることで優しく奥行きを感じる印象に。
ワインセラー
2階はバックオフィスとして活用予定
1階奥に設けた広々としたキッチンには、厨房機器もすべて新調されます。
キッチン奥に設けるワインバー「Wine Bar K」。レストランからの入店はできず、北口からの入店となります。こちらの壁にもアーチ型の棚枠が見られ、統一感を見せています。
朝から晩まで、職人さん達一人ひとりの手作業により、刻々と完成へと向かっています。
北口「Wine Bar K」入口
こちらは気軽に立ち寄れるワインバーとして利用していただくために、提供する料理の一つの中に、実は採算度外視の特別なパスタを既に考案されているようで、レストランでゆったりとコースの時間を取れない方には、そちらもお勧めかもしれません♪
現店舗で最終日までの営業で忙しくされていましたが、束の間の休息時間に新店舗に向ける熱い想いを語ってくれた葛原シェフ。新店舗でのコースは、「余韻、記憶、安堵、追憶」の現在の組み立ての中に「創造」を追加されると伺っており、さらに壮大なスケール感のストーリーを楽しめそうです!私たちも新店舗オープン後のディナー予約を無事に済ませることができたため、先ずは華やぐオープンのお祝いに駆け付けたいと思います。そちらの詳細は後日記事をお楽しみに!
Reminiscence(レミニセンス)
※新店舗完成間近:2023/7/23(Sun)Grand Open
工事進捗状況撮影許可:オーナーシェフ:葛原将季
住所:名古屋市東区筒井3丁目18-3 南口
TEL:052-228-8337
Wine bar K
住所:名古屋市東区筒井3丁目18-3 北口
TEL:070-1629-3800
http://www.reminiscence0723.com/