浜松・佐鳴湖「掛川の大石農場ハム工房の生ハム&ソーセージの会」

我が家から程近いフレンチビストロ「L’ESPRIT(レスプリ)全と葡萄酒」のオーナーであるさんこと小田木全宏(Takehiro Odagi)さんと「陽だまり助産院」の助産師で奥様の佐織(Saori)さん御夫妻をお招きして、我が家でホームーパーティーを開催。以前、私たちが企画し浜松で開催した富山の陶芸家「釋永岳」の個展にて購入いただいていた経緯もあり、我が家のギャラリーに展示されている作品たちを見ていただきます♪

この日のホームパーティーは、掛川の手作りハムやソーセージ専門店として、国際コンテストで賞を総なめし、食通たちを唸らせている「大石農場ハム工房」の「生ハムとソーセージの会」を開催し、ワインの当てに楽しみます!

この日のテーブルコーディネートは、紫陽花のドライフラワーリースと涼しげなテーブルランナーをあしらい、センターには、ソーセージやカンパーニュを焼きたてで食すために、オランダ発の家電メーカー「PRINCESS(プリンセス)」の「Table Grill Stone(テーブルグリルストーン)」ホットプレートを用意。デザイン賞を受賞した美しすぎるホットプレートは、遠赤外線効果でオイルフリー調理が可能で、中央のスリットが余分なオイルを逃しヘルシーな仕上がりに。お手入れは簡単で、汚れはサッと一拭きで完了。スッキリとシンプルなデザインと竹素材の台座は持ち運びに便利で、食卓に並べても馴染みやすくお洒落です!

「シャンパーニュ・シャルル・ジュベール・スペシャル・レゼルヴ・ブリュット
(Champagne Charles Joubert Special Reserve Brut)」

1760年からの歴史を誇る超老舗シャンパンメゾンが生み出す伝統シャンパンで、エペルネー産の高い黒ブドウ比率によるコクのある旨味が引き出されています。輝くような黄金色、瓶内熟成による泡のきめ細やかさ。リンゴやグレープフルーツの果実に、ほのかなブリオッシュの香り。熟したピノ種の力強い味わいは酸味と渋味のバランスの良さが楽しめます!

素敵なご縁に乾杯!

「大石農場ハム工房・トレベレス産イベリコ セボ36ヶ月」

スペインで最も標高の高いトレベレス村の生ハムは、スペインの中でもハモンセラーノの産地として最高峰と認知されており、1本1本の原料から生産工程にいたるまでトレベレス協会で厳しく管理され「Denominacion Especifica」の認定を受けています。このイベリコ豚はデエサで放し飼いされているため、飼育豚とは歴然の差があり、脂は白く甘味があり、塩味も程よく上品な風味で、噛めば噛むほどに味わい深さを感じる逸品!

「大石農場ハム工房・ペルシュウ24ヶ月」

こちらは国産の生ハムで、日本人で唯一の公認パルマハム職人である「Bon DaBon(ボン・ダボン)」の多田昌豊さんが手掛けるペルシュウ。日本でも彼の生ハムを取り扱えるお店は極僅かで、大石農場ハム工房のオーナー大石善弘くんが尊敬される生ハム職人の一人でもあります。透けるほどに繊細な薄さで提供されるペルシュウは美しいピンク色をしており、芳醇な香りととろける甘さを堪能できます!

「ブーランジェリーポワポワ(POWA POWA)のパン」

今回は、掛川の人気ブーランジェリー「ポワポワ(POWA POWA)」さんの大好きなパンたちをオーダー。食事パンとして、生ハムやソーセージに相性の良い「パン・ド・カンパーニュ、コンプレ、ガマパン」の3種類を配送していただきました!

「パン・ド・カンパーニュ(Pain de campagne)」

国産小麦・ライ麦・全粒粉を配合した風味豊かで少し酸味のある田舎パン。ルヴァン・ミクストと呼ばれるフランスの伝統的な製法で起こした酵母により、独特な風味と酸味が生まれ、しっとり口溶けのよい中身とじっくり焼きこまれた皮の香ばしさが絶妙なハーモニー。煮込み料理や赤ワインのお供に最適で夜にじっくりと味わいたいパンです。

「コンプレ(Complet)」

国産全粒粉80%で、しっとりした少し重厚感のある食事パン。穀物の香りが濃厚で、噛みしめると小麦本来の旨みと甘みが広がる滋味あふれるパン。ベーコンやバター、クリーミーなチーズなどとよく合い、個性のあるE.Vオリーブオイルとも好相性です。

「ガマパン(GAMA PAN)」

「ガマパン」はカンパーニュやバゲットなどと違い、基となるルーツや決まりがなく、今まで得られた経験や知識、技術を集結し形にしたポワポワさんオリジナルのパンです。地味深く、食べやすく、飽きない日常の糧となるパンを目指され、日々進化を遂げながら焼かれています。国産の小麦、全粒粉、スペルト小麦、有機ライ麦、大麦に自家製酵母を3種類使いゆっくり発酵、熟成させて焼き上げ、吸水率が非常に高く瑞々しく口溶けが良い食事に合わせやすいパンとなります。

「イタリア産グリーンオリーブ」

種付きで程良く固めのオリーブ好きな私たち。今回は「BELLA PORTATA(ベッラ・ポルタータ)」の種付きオリーブ。シチリア産のオリーブを使い、乳酸発酵させていない新漬け製法で食塩相当量は100gあたり2.0gと程良い塩味と食感が楽しめます!

「自家製ポテサラ」

以前、全さんのお店「L’ESPRIT(レスプリ)全と葡萄酒」で、いぶりがっこやブラックオリーブを使った「大人のポテサラ」をいただいたため、今回は我が家のポテサラを食べていただこうと、朝から仕込みました。じゃがいもに茹で卵、竹輪、大葉、クリームチーズ、マヨネーズ、豆乳、フランス産カマルグの塩、粗挽き黒胡椒で和の要素と洋の要素を掛け合わせた大人のポテサラです。

「自家製カポナータ 鯖カレーバージョン」

ワインの当てに用意したもうー品は、トマトに茄子、玉葱、パプリカ、ズッキーニと夏野菜たっぷりのカポナータ。今回は、鯖の味噌煮とインドカレーのスパイスを20種類ほど合わせて、私のオリジナルの鯖カレーに寄せたカポナータに仕上げています。小田木夫妻にとても好評をいただいたので、次回は「和鯖カレー」も召し上がっていただきましょう♪

「全さん御手製のカポナータ」

全さんも御手製のカポナータを差し入れてくれたため、食べ比べを楽しむことができました!夏野菜を角切りにした私のカポナータに比べ、輪切りや大振りにカットしたカポナータはジューシーさがあり、こちらも隠し味にスパイスを用いていることから、一風変わったアレンジのカポナータとなり、箸がワインが進むお味となっています♪

シェフソムリエでもある全さんにワインの抜栓はお任せすることにさせていただき、手慣れた手付きで素早く開栓!

「マルセル・リショー ヴァン・ド・フランス ロゼ
(Marcel Richaud Vin de France Rosé)」

お次のワインは、生ハムに合わせて御二人が差し入れてくれたフランスはローヌ地方のマルセルリショーのロゼ。品種は、グルナッシュ カリニャン シラー クノワーズ ムールヴェードル等で、淡い色付きが愛らしい一本。カリンやブドウの果肉のアロマに、ルビーグレープフルーツのようなフレッシュな酸もあり、バランスの良い味わいが楽しめます。香りにスパイスのヒントがあり、スパイスの効いた料理や肉との相性も抜群!

プリンセスのホットプレートの温度調節は、ダイヤルを回すだけの簡単操作となり、Min:約80~90℃ Mid:約160~180℃、Max:約240~250℃となります。パンをリベイクするのにはMidで十分です。トースターと違い、うっかりと焼きすぎてしまうことがないところが嬉しいですね♪

「大石農場ハム工房・パテドカンパーニュ(レバーペースト)」

新鮮な国産豚レバーに豚トロを混ぜ、オーブンで焼き上げたパテドカンパーニュ。とろける脂の甘味とレバーの濃厚な味わいに香辛料の香りやピスタチオのアクセントが加わり、ワインの当てに最適な一品。ポワポワさんのリベイクしたコンプレに添えて、ほぐしながらいただきます!

「自家製マッシュルームのポタージュ(冷製)」

新玉葱とブラウンマッシュルーム、つるしベーコンを用いて、野菜ブイヨンやハーブで煮込み、ブレンダーしたポタージュは、生クリームや牛乳、豆乳は一切使用せず、素材本来の味わいを楽しみます。

「大石農場ハム工房・ソーセージ3種」

ソーセージ3種は、全てボイルしてからホットプレートへ。

「チキンソーセージ」

ソーセージには珍しく、脂身の少ない鶏肉を用いたチキンソーセージ。むっちりとした食感であっさりといただけます。

「モッツァレラヴルスト」

大石農場ハム工房の人気No.1のソーセージ「モッツァレラヴルスト」。生地の中にモッツァレラチーズとハーブが練り込んであり、パキッとした瞬間にチーズがジュワッと溢れ出ます! 肉の旨みとチーズのコクが楽しめ、子供から大人までに人気のあるソーセージです。

「ウインナーヴルスト」

牛肉と豚肉で作る絹引きタイプのソーセージ。ボイルすると皮がムチムチになりパリッと音が鳴り響きます!燻煙したソーセージの中では一番あっさりとした味わいで朝食にも合わせやすいソーセージです。

「ヒューゲル ジョンティ(Hugel Gentil)2018」

高貴品種のブレンドによって作られたワインを「ジョンティ」と呼んでいたアルザスの古い伝統を復活させたもの。ジョンティには、ゲヴェルツトラミナーのスパイシーなフレーヴァー、ピノ・グリのボディ、リースリングのフィネス、ミュスカの果実味、そしてシルヴァーナーの爽やかさが見事に調和。凝縮感があり、ピュアで花とフルーツに満ちた香りが魅力的でフレッシュな若々しい味わいが楽しめます!

「レモンクリーム フジッリ 」

生ハムとソーセージを楽しんだ後に、軽く摘まみながら呑めるように、らせん状の形をしたショートパスタのフッジリで、レモンクリームの爽やかなパスタをチャチャッと作りました。野菜庫にあったグリーンアスパラガスと鴨のスモークハムを刻んで、ガーリックと黒胡椒少々、レモンクリームと合わせて乳化し、最後にパルミジャーノレッジャーノをグレーターで削り添えれば完成です!

食後は、袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」の美味しいコーヒーを淹れて、お茶菓子タイムと参りましょう♪

「オー クリウール ドゥ ヴァン(Aux Crieurs de Vin)の焼き菓子」

豊橋のクラシカルなフレンチを提供する「オー クリウール ドゥ ヴァン(Aux Crieurs de Vin)」の焼き菓子たちを差し入れてくれたので、コーヒーのお供に。

「ブラジリアン」

胡桃の香ばしさとコーヒーの香りが楽しめるケーク、ブラジリアン。どっしりとした生地の中に、風味豊かな味わいを感じられ、大人の焼き菓子といったテイストが溜まりません。

「パン・デピス」

アニスやシナモン、カトルエピスの複雑味を帯びる香りに、柑橘系の皮の爽やかさにラム酒と、ワインにも寄り添える夜の焼き菓子。

「まめやかふぇ・ゴールデンマンデリン(インドネシア産)」

インドネシア産の最高峰とも言える「ゴールデンマンデリン」は、熟成により、ふくよかで上品なコクと味わいが楽しめ、苦味と甘味のバランスが素晴らしい一杯!

「天使音マスクメロン」

〆を飾るデザートとして、私たちが愛してやまない果実の王様「天使音マスクメロン(Amane Muskmelon)」を用意。芳しい至高の香り、見事なまでの芳醇さとシルキーな口溶け、脳天を刺激する極上の甘味が特徴です。ダブル完熟という特殊な技法で栽培する「天使音マスクメロン」の糖度は16度もあり、まさに極上という言葉が相応しい至高の味わいで、どなたにお勧めしても喜ばれる浜松の宝です!

「TWG Tea シークレットオブブータンティー(Secret of Bhutan Tea)」

天使音マスクメロンに合わせて、シンガポール創業の世界屈指のラグジュアリーティーブランド「TWG Tea」の「シークレットオブブータンティー」を。黄金色のフルーツと赤いベリーのバランスに優れ、スパイシーな含みが口に残る芳しい一杯。歳も近く人生経験も豊富で、美味しい話題に事欠かない御二人との楽しい時間を過ごすことで距離感も縮まり、有意義な会となりました!御二人の住まいも徒歩圏内で御近所ということもあり、素敵なご縁に感謝です!

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