浜松「Noël Dinner 2021」愛犬ショコラと共に我が家で過ごす至福のクリスマスナイト!

我が家は毎年決まってクリスマスは外食せず、夫婦水入らずのクリスマスディナーとなりますが、今年は、昨年同様に愛犬ショコラも加わり、ショコラと共に過ごすクリスマスナイトとなります!

何日も前から「今年は何を作ろうかな?」と構想を練り、大好きなシェフたちの料理写真を参考にしながら、盛り付けも考え、プロのカメラマンの主人に美しく撮ってもらえるよう頑張ります!精肉店の厳選素材や地場の旬野菜を取り入れて、香りや熱量を大切に、目で楽しみ、さらに、味わって幸せになれるよう心を込めて作って行きましょう!

我が家のクリスマスの食卓を華やかにしてくれるのは、クリスマス仕様のテーブルコーデに限らず、いつもお世話になっている大好きな富山の作家さん達の作品のおかげでもあります。素敵な器に盛り付けることで、いつもの食卓よりも少しだけグレードアップして楽しみたいと思います!

「ユレ・フレール ブリュット インヴィタシオン 
(Huré Frères/Champagne Brut Invitation)」
グラス:「木村硝子店ピーボ オーソドックス シャンパングラス」

WINE BOUTIQUE PANIER(ワインブティックパニエ佐鳴台本店)」の毎年恒例となるプレミアムシャンパーニュ宝くじに挑戦し、当たった内の1本がコチラ!

フランス国内外や海外で多くの経験を積み、独自のシャンパーニュ造りを追求するフランソワ・ユレ。3代続く「ユレ・フレール(Huré Frères)」の現当主で、専門誌等で注目される若き生産者です。ブルゴーニュとニュージーランドのワイン造りに特に影響を受ける彼は、伝統的製法を重視しながら自由な概念で新しい手法に挑戦しています。 その代表的な方法の一つが、先祖伝来のうなぎのタレのように、30年間継ぎ足し続けたリザーヴワインを使うソレラシステムと大変希少なシャンパーニュです!

一口目から純粋に美味しいと感じるその味わいはフレッシュさを重視して造られており、果実感がしっかりとあり、綺麗な酸味とミネラルが楽しめます!

「ツバス いくら おとなりさんちのラディッシュ 柚子と蕪のソース」
器:「釋永岳 大工カット」

成長と共に名前が変わる鰤。ツバスはブリの成長過程の呼び名の一つです。柵のまま一晩昆布締めにしたツバスを使用。カットしたツバスにいくら、ベビーリーフ、柚子の皮を削り、浜松の安心野菜「おとなりさんち」のラディッシュを車輪のように添え、まるでトナカイが引くソリのように見立ててみました!ソースは野菜出汁で煮込んだ蕪のソース、沖縄ぬちま〜すを添え柚子の香りを纏わせて!一晩寝かせたツバスは昆布の香りが楽しめ、ねっとりと旨味が強くなり、蕪と柚子の優しいソースにも良く合います!

「牡蠣とホワイトマッシュルームのフラン
牡蠣のソテー 谷野ファームの自家製バジルソース
POWAPOWAのリュスティックカリカリトースト」
器:「釋永岳 gen 中鉢」

一年株の大粒の牡蠣は下処理して水気を切っておき、野菜出汁と玉葱、ベーコンでホワイトマッシュルームのペーストを作り、卵液と合わせ漉し、牡蠣とスライスしたホワイトマッシュルームを器に忍ばせて15分ほど蒸し上げ、牡蠣のフラン(洋風茶碗蒸し)を作ります!出来上がったフランの上に、「谷野ファーム」のバジル(ベビーリーフ)を使って作る自家製バジルソースでソテーした牡蠣を乗せ、エゴマオイルをひと回し。掛川のブーランジェリー「POWA POWA(ポワポワ)」のリュスティックをカリカリにトーストして添えれば完成です!牡蠣とホワイトマシュルームの旨味が凝縮されたフランにベビーリーフゆえに優しいバジルソースに仕上がった牡蠣ソテーが絶品!

余談ですが、Instagramのストーリーズで作る工程動画をアップしていたところ、作家の岳くんより、「器に卵液はNGですよ」とメッセージが届きました!茶碗蒸しやプリンなど、確かに器にこびりついて取れないですよね!特にgenシリーズは縮れの肌質が魅力の一つなので、その縮れに卵液が入ってしまうと大変なことに!食器に付着した卵の汚れ取りは重曹が良いらしいと調べてくれた主人が一生懸命取り除いてくれ、無事に生還した次第です!器の取り扱いには、以後気を付けます(苦笑)

「鳥市精肉店あいち鴨のパテ POWA POWAのリュスティック 
MAILLE種入りマスタード」
器:「釋永岳 リバーシブルシャーレ」

豊橋の創業90周年を迎える「鳥市精肉店」の真っ白なブランド鴨「あいち鴨」のパテをカットし、MAILLE(マイユ)の種入りマスタードとチャービルを添え、掛川のブーランジェリー「POWA POWA(ポワポワ)」のリュスティックと共に!濃厚なあいち鴨のレバーの香りでワインが恋しくなるお味!

「グリーンアスパラガス 海老 アスパラ菜の花 アメリケーヌソース」
器:「釋永岳 薄鉢」

極太のグリーンアスパラガスが手に入ったので、穂先だけを使って海老と一緒にバターソテーし、アスパラ菜の花を添えて、海老のアメリケーヌソースに絡ませていただきます!そのままパスタにしても良いぐらい濃厚なソースでしたので、翌日は余ったソースでパスタにしました!

「鳥市精肉店あいち鴨ロース肉のロティ
ヤママツ鈴木農園のオニオンヌーヴォとキャロット バルサミコソース」
器:「釋永岳 áge」

同じく「鳥市精肉店」のブランド鴨「あいち鴨」のロース肉の塊を一晩ブライン液に浸しておき低温調理した後に皮面をパリッと焼き上げたロティ!「家庭での低温調理が危険!」という記事が出ていたと主人から聞いていたので、今回はしっかり目に火入れしています。夏のBBQではこのあいち鴨を炭焼きにしましたが、やはり備長炭での火入れには敵いません!ガルニチュール(付け合わせ)の野菜は、大好きな「ヤママツ鈴木農園」の成(Shige)さんの所に出向き、今が旬となるオニオンヌーヴォと採れたてキャロットをロースト!ソースはイタリアの30年物のバルサミコ酢を用いたソースでいただきます!オニオンヌーヴォは火入れすることでとろとろの食感で甘みがあり、キャロットもまるでさつま芋のようなホクホク食感と甘さが感じられる絶品野菜です!きっと、この野菜を食べていたら、玉葱や人参嫌いな子はこの世から居なくなることでしょう!

「パティスリーラヴェリテのクリスマス限定品”スノウホワイト”」
器:「Shimoo Design 浮様 丸皿」
自家焙煎珈琲専門店まめやかふぇの”アマレイロブルボン”」
器:「Jens.H.Quistgaard Relief(イェンス・クイストゴー レリーフ)」

今年のクリスマスケーキは手作りではなく、大平台の「パティスリーラヴェリテ(Patisserie La Verite)」にて、23〜25日の3日間限定で販売されているクリスマス限定商品「スノウホワイト」!ラヴェリテさんは大好きなパティスリーの一つで、いつもInstagramでフォローしチェックさせていただいているのですが、真っ白なドーム型の儚げな雪のような美しさに一目惚れして購入!

アムッシュティーの紅茶”オレンジフルーツガーデン“を使ったムースは、中にキャラメルを合わせ、鼻に抜ける紅茶の香りが楽しめ、ムース全体は優しい味わいながらにキャラメルの濃厚な味わいがアクセントで楽しめる上品なケーキです!

我が家の愛犬ショコラと過ごす2回目のクリスマス!今年もショコラサンタに変身してもらい、夫婦水入らずでのんびりとお家クリスマスを楽しむことができました!

皆さんはどんなクリスマスをお過ごしになりましたか?

Joyeux Noël, bonne et heureuse année 2022!
(メリークリスマス、良き幸ある新年2022年を!)

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