関西風の炭火焼きうなぎの「かんたろう 蜆塚店」で贅沢に頬張るうな丼

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一見、こんな場所に鰻屋さんが?と思うような脇道を入った住宅街に突如現れる炭焼きうなぎの「かんたろう 蜆塚店」さん。こちらのお店は蜆塚店と飯田店の2店舖あり、店主が最初に立ち上げた飯田店は姉妹店になり、開業されたのは1976年。すでに40年近くもの歳月を鰻一本で切り開いてこられた専門店です。こちらは、関西風の炭焼きで提供されており、お客様のご注文を伺ってから、井戸水の中で生きている国産うなぎを取り、腹開きで調理し備長炭でじっくりと焼き上げてくれます。そのため、若干時間に余裕を持って来店されることをお勧めします♪

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木の温もりを感じ、どこか懐かしさを思わせる店内は、木製のカウンター4席、囲炉裏を囲んだテーブル席には8名ほどが座れるでしょうか。個室を入れれば全部で20席ほどのこじんまりとしたお店です。ガラス越しに厨房の様子を拝見することができ、まな板の上でうなぎを捌き、串刺しにした後、炭火でじっくりと焼き上げていく様子までもが伺え、店内にまで充満するタレの香ばしい香りが待つ間の食欲をググッとそそります。この日は、丸八不動産会長のひーさんと一緒に山手方面に動画撮影に出かけた際に、丁度お昼時間となってこちらにお邪魔することになりました♪

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「うな丼」2,450円

備長炭は火力が強く、燃焼時に発生する遠赤外線がうなぎの芯まで浸透し、うなぎの旨味を十分に引き出してくれます。さらに、備長炭は一般の木炭と比べて水分が少ない為、 水蒸気が立たないので、カリッと歯応えのある香ばしいうなぎに焼き上がります。赤熱した炭の上にうなぎの脂とタレがかかり、それが焦げて上がった煙がうなぎに付いて蒲焼きが香ばしくなるのです。備長炭で焼き上げたうなぎは、ガス火で焼き上げたものの3倍の旨みが残るとのこと。タレは、無添加・天然醸造のたまり醤油を使って店主が丁寧に作られています。 とろみのある甘辛のタレは、白米の上で照り艶となり、香ばしさを増しています♪

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「肝吸い」 うなぎの肝、こまき麸、三つ葉に柚子の香りを忍ばせたあっさりとした肝吸い。

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「やっこ」 二口サイズほどの冷奴が生姜、葱、おかかと醤油をかけた状態で付いてきます。

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「香の物」 浅漬けの大根と胡瓜。

土用丑の日は、実は春夏秋冬それぞれの季節にあり、今年2014年の冬の土用の丑の日は、暦の関係で1月18日(一の丑)と1月30日(二の丑)の2回。鰻は、夏バテ予防に良いとされるビタミンを豊富に含んでおり、夏にいただくのは理に適っております。そして冬は脂がのるので美味!となるので、夏に留まらず、冬にも率先していただけると良いですね。この日は、東京では真っ白な雪景色となり、浜松では雪とまでは行かないものの雨で冷え込む1日となりました。脂ののった美味しい鰻で抜群のスタミナを付けることができたので、体力を温存し体調管理に気を付けたいと思います♪

かんたろう 蜆塚店
浜松市中区蜆塚2-2-2 TEL:053-455-8823
営業時間:11:00~14:00 17:00~21:00 定休日:日曜日
http://kantarow.p-kit.com/

浜松市中区蜆塚2-2-2

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