今年の紅葉を楽しむ誕生日旅行の宿泊先は軽井沢にある全室ジュニアスイートの宿泊施設付きフレンチレストラン「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ(Auberge de Primavera)」へ!
豊かな森の自然に囲まれながら、静かな時を過ごすに相応しいエリアでもある軽井沢に1996年の初夏にオープンさせたフランス料理店。東京の名立たる名店にて修行をされた小沼康行(Yasuyuki Onuma)オーナーシェフが、理想郷として幾度かの改装と増設を重ね、ゲストがより寛げるようにレストランに併設する宿泊施設を立ち上げ、オーベルジュとして生まれ変わり、2020年4月1日には日本料理が味わえる「穏坐(ONZA)」もオープンさせています。
紅葉の名所でもある「雲場池」から程近く、雲場池通りに面したオーベルジュ。目印は、「プリマヴェーラ」と書かれた黄色の看板です。
紅葉が美しく色付くシンボルツリーが出迎えてくれ、蔦の這う素敵な洋館がお目見え。こちらがレストランのある本館施設となります。
暖かな灯火でゲストを迎えるブラケットライトに、赤みを帯びた葉もライトで照らされ色めく唐楓。
「Primavera Depuis 1996」と、店名にオープン日とシェフの名を刻むサインボード。
春から夏にかけて心地好い風が吹く新緑の季節に活躍するテラス席は、ペット同伴が可能となります。
様々な色合いに変化する紅葉狩りを楽しむ静かな庭を歩き、本館フロントへ。
本館レセプションデスクとなるフロントにてチェックイン。チェックインは15:00、チェックアウトは11:00となります。
こちらは本格的なフランス料理が堪能できるホテルでありながら、嬉しいことにペットが一緒に宿泊できるお部屋が一室限定で御座います。ペットの宿泊料金は別途かかり、1泊1頭(匹)につき小・中型犬は¥4,000、大型犬¥5,000(税・サ別)。
チェックインシートに住所・氏名・連絡先・車のナンバー等を記載し、利用規約に同意のサインを。
今回は連泊させていただくため、支配人を務められる田中賢一(Ken-ichi Tanaka)さんに周辺のお勧めスポットを伺いながら、暫し歓談。
本館を背に右手に進むと、目の前に隣接する宿泊施設が伺えます。駐車場は本館前となるため、路面駐車し荷物を先に降ろすことにしました。ワンコ連れの旅は荷物の量が俄然多くなるものです。
紅葉が彩る石畳を進み、お世話になる宿泊施設へ。
宿泊施設の前には、朝食会場となる「VEGAN +Plus」が併設されているため、翌朝の朝食時にご紹介致しましょう。
ウッドデッキが広がり、森に溶け込むようにひっそりと佇ずむ宿泊施設。客室は2階建ての全10室となり、その中の一番手前、道路側の角部屋がペット同伴可のお部屋となるため、ワンコを散歩に連れ出すのも容易です!
積もりに積もった落ち葉があまりに綺麗で、思わず覗き込み、Instagramのストーリー用にiPhoneでもパチリ。
自然と積もった様子ながらに、見事な紅葉のグラデーションが楽しめます!
1階 R0om 1(一室限定のペット同伴可の客室)
葉をモチーフにしたルームキーのホルダーがとても素敵。最近はどこのホテルでも便利なカードキーが多くなりましたが、私はやはり風情を楽しむ、こうした細やかなしつらえに魅力を感じます。
入口を開けると、暖かみを感じるナチュラルな空間が広がり、コートハンガーの右手には壁一面に貼った大きな鏡があり、お出かけ前の姿見としての便利さもあり、空間に奥行きも感じます。
廊下右手にはパウダールームと並びバスルーム、左手扉にはトイレを用意。奥に進めばリビングと寝室が広がります。
フランスはパリの片田舎の家に訪れたかのような雰囲気でアンティークな調度品を設えた落ち着く空間。客室は全室ジュニアスイートの50平米の広さとなり、夫婦2人(+小型犬一匹)で滞在するには充分な広さとなり、快適です!
窓側からの景色
寝室には、クッション性の高いヘッドボードに包まれた二つのシングルベッドを連結したワイドベッドが用意されています。
テレビにフリーWi-Fi、小型冷蔵庫も完備。
ベランダへ出てみると、コーヒーテーブルが用意されており、道路側とはいえ、緑豊かな木々で目隠しもされており、ゆったりと寛ぐことが可能です。
パウダールームは入って直ぐの左手、バスルームからは小上がりになっているため、浸水の心配もありません。
厚手で吸水性に優れたふわふわのバスタオルやフェイスタオルにハンドタオル、シャツ型の寝間着も用意され、連泊の際は清掃時に全て新しく交換してくれます。戸棚にはドライヤーも用意されています。
籠にはハンドタオル、歯ブラシセット、コットン、綿棒の用意。
バスソルト、バブルバス(入浴剤)に、フランスはブルターニュで誕生したマリンコスメティクスのパイオニア「ALGOTHERM(アルゴテルム)」のバスアイテムが揃い、デリケートなお肌にも優しいシャンプーやトリートメント、シャワージェル、ハンドソープを用意。
足がゆったりと伸ばせる大きなバスタブを配したゆとりあるバスルーム。
アンティーク調が可愛いヨーロピアンスタイルの蛇口からお湯を注げば、安らぎのバスタイムが訪れます。
奥にはヘッドシャワーと手持ちのシャワーヘッドのダブルヘッドのタイル張りのシャワーブースも完備。
ウォシュレット完備のトイレ
お部屋に用意されたペット用ケージにはおしっこシートが敷かれ、ペット用の食器も用意され、毛取り用のコロコロまでも!
愛犬ショコラもこの部屋に直ぐに慣れてくれ、楽しそうに過ごしています。
壁に掛けられたフラワーフレームや調度品などは、フランスはパリのクリニャンクールの蚤の市などのマルシェに足を運び、実際に仕入れてこられたものとのこと。
空気清浄機、エアコンも完備。11月上旬の軽井沢の夜は、昼の暖かさを忘れるほどにググッと冷え込みますが、25度ぐらいの設定で充分にお部屋が温まります。
寒がりなショコラは「膝の上に乗せて、乗せて」と甘えてくるため、片手に抱き上げながら、フロントで頂いた「るるぶ軽井沢」を拝見し、軽井沢の観光名所をお勉強しておきましょう♪
テーブルにセッティングされたウェルカムフードが”胡桃”だなんて、可愛い過ぎやしませんか!そして、リスの形をしたくるみ割り器に胡桃をセットし、ハンドルを握り、胡桃をガリッと!中からは立派な胡桃があまりの可愛さに悶絶…思わず外に出て撮影用に紅葉を拾って来ました(笑)こうした細やかな演出が楽しいのです♪
レストランでのディナータイムは、無論、ペット同伴不可となるため、ショコラには先に持参した手作りの夕食をあげて、数時間だけお利口にお留守番してもらいましょう。ショコたん、暖かいお部屋でお利口に待っててね♪
ランタンに灯りが灯され、足元には紅葉がいっぱい!”小さな秋”をふんだんに感じる軽井沢の夕刻。
誰が落としたわけでもなく、自然が織り成す紅葉の落ち葉すらも一つのアートに感じます。
紅葉と愛車
良き旅は、まだ始まったばかり。さて、今回の誕生日旅行にこちらのオーベルジュを選んだ一番の理由となるメインイベントのお時間となります。小沼康行シェフ渾身のスペシャルディナーと参りましょう!
オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ (Auberge de Primavera)
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1278-11
TEL:0267-42-0095
https://www.karuizawa-primavera.jp/