「蕎麦家おおもり」寒い冬は山の息吹を感じる山菜の天ぷらと手打ちそば

全国から選んだ玄そばを週替わりで粉を変えて打つ、極の蕎麦を提供している浜松は中島の「蕎麦家 おおもり」へ!

こちらは、店主である大森正人さんが丹精込めて作られる手挽きの打ち立て蕎麦と奥様の三枝子さんが丹念に揚げられるサクサク食感であっさりとした味わいの天ぷらが美味しくいただけるお店で、浜松で手打ちそばをいただくなら、わたし達夫婦は必ずこちらのお店に伺っています!

土曜日となるこの日は混み合うであろう時間を外し、敢えて13時を過ぎてから入店!

店内は、10名ほどの座敷と4名ほどが腰掛けれるカウンター席のこじんまりとしたお店となり、木の温もりが溢れ、ゆったりとした時が流れる空間です!

1枚板のテーブルを囲む常連の方々の姿はいつものことですが、時折、噂を聞き付け、県外組が遠方からわざわざ足を運ぶ一見さんの姿もちらほら見受けられ、蕎麦好きにはとても人気のあるお店!

厨房内では、少し落ち着いた大森夫妻の様子が伺えたため、我が家で開催している陶芸展のお知らせも兼ねて、Lade Gourmet & Hotel Web Magazine企画の『器と旅するシリーズ』をリクエストし、企画第1弾で登場した陶芸家の「釋永 岳 (Gaku Shakunaga)」の無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインを誇るシャープな器と、企画第二弾で参加して頂いた下尾 和彦 (Kazuhiko Shimoo)さん&下尾 さおり (Saori Shimoo)さん御夫婦のユニット作家「Shimoo Design」の「日本の美」を象徴し、合理的且つ美しさを忘れない木製器との蕎麦コラボを特別にしてただきましょう!

「天ぷら」900円 ×「Shimoo Design(下尾和彦 / 下尾さおり)浮様Series 丸皿280」
天ぷらの具材は、海老、インゲン豆、茄子、舞茸、人参、南瓜の6種類となり、季節毎に若干食材が異なります!
奥様の三枝子さんが揚げてくれる天ぷらは、サクッとした音と共に素材の旨味を味わえる状態で仕上がっており、抹茶塩であっさりと頂きます!この日は、お客様より山の息吹を感じる山菜タラの芽の差し入れがあったため、いつもの天ぷらに添えてくれました!まだまだ寒さ厳しい2月ではありますが、今年もこのほろ苦さが、春の訪れがそう遠くないことを感じさせてくれます!

新そば「せいろ(福井大野産)」 900円 ×「蕎麦器:釋永岳 mars himawari」、「蕎麦猪口:釋永岳 mars bowl」
店内のホワイトボードにその週の蕎麦粉が書かれており、この日のせいろは、福井大野産の新そばとなります!
丸抜きし電動石臼で挽いたそば粉を二八で打った蕎麦は、艷のある細打ちで、喉越しの良い甘味を感じる一品!
今回、蕎麦猪口として使用した「釋永岳」の「marsとgenのbowl series」を、わたし達は普段使いで、晩酌の焼酎ロックグラスとしても使用しており、手で包み込めるサイズ感がお気に入りです!

新そば「たべくらべ(福井大野産・茨城常陸秋そば)」1,200円 ×「蕎麦器:釋永岳 リバーシブルシャーレΦ24」、「蕎麦猪口:釋永岳 gen bowl」
たべくらべは、せいろと挽きぐるみの田舎そばの2種類を一度に食べ比べできるため、どちらも食べ比べたい欲張りな方にお勧めの一品!
手前のせいろは、同じく福井大野産の新そばで喉越し良く甘みを感じ、奥は、挽きぐるみの田舎そばで、常陸秋そばの新そばとなり、香り、味わい共に濃く蕎麦らしさを存分に楽しめます!
どちらの蕎麦も、最初は蕎麦そのままを口にして頂くことで、手挽きの石臼ならではの蕎麦の香りを楽しめ、その後塩でいただくと甘味豊かに楽しめ、出汁の利いた汁で頂く味わいとの違いが感じられます!

 

この日は、遅がけに伺ったため品切れでしたが、土日限定の「十割」は大変人気ですので、早めに来訪されることをお勧め致します!最後はとろみのある蕎麦湯で癒やされ大満足!

大森さん、三枝子さん!いつも美味しい蕎麦をありがとう!

蕎麦家 おおもり
住所:静岡県浜松市中区中島1-31-1
TEL:053-463-2879
営業時間:11:30~14:00
定休日:月、火曜日、金曜日(WEBサイトのカレンダーで御確認ください)
http://sobaya-omori.com/

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