浜松・卸本町「アリィの冬と夏 Re.13 Refulgent 2024」180組のクリエイターが大集結!

毎年、冬と夏の年2回、昭和の古き良き時代のノスタルジックな雰囲気を醸し出す浜松の卸本町に全国からクラフトを中心に多様なクリエイター達が交わる複合型企画展「アリィの冬と夏 Re.13 Refulgent」。2024年、冬季開催のVol.13は、2/10(Sat)-2/11(Sun)の二日間に渡り、180組ものクリエイターが大集結!

開催場所は、「浜松卸商センターアルラ」を中心に周辺ビルを活用し開催されており、駐車場は臨時も兼ね、イベント期間中に250台を用意。

今回のテーマには、「リファルジェント」=「光輝く」という看板を掲げ、クリエイターが繰り出す作品群と来場者たちの出会いがもたらす一期一会の輝きが煌めくイベント。

私たちは、二日目の日曜日の朝9:00の開幕に向け、開始30分前の8:30から待機し、一番のお目当ての「焼菓子 人々」の 列に並び、前列の来場者から最後尾を意味するサインボードを預かり待機します。

東西南北の四方の入口に合わせ、皆それぞれのお目当てのお店前に連なる長蛇の列。海近くの街と言うこともあり、遠州のからっ風は多少吹き荒れてはいるものの、暖冬に救われる思いの2月の気候で、早朝の外待ち時間もそう苦には感じないのが有難い。

開始時刻10分前には入口が開き、列を乱すことなく前へと進み、ようやく館内へ。心を躍らせながら待つ間に、前列のカップルにお声がけしてみると、何回かこのイベントに参加されている様子をお聞きし、お勧めを沢山教えていただき大収穫。素性を知らない他人でも、同じ志(同じお店狙い)を持つというだけで話題も弾み、仲良くなれてしまうイベントマジック。こうした出会いもまた良き思い出に。

アルラの会場1階玄関ホールは、菓子店や珈琲店に加えフード類がバランス良く配され、開場早々に賑わいを見せています。

愛知県半田市の人気焼き菓子店「焼菓子 人々」では、イベントを中心に季節のタルトやオリジナルスコーンを販売。

Instagramで拝見してから、その美しいビジュアルに一目惚れし、何度か試みるものの手にすることができなかったタルトたちにようやくお目にかかることができました。今回の出品は「イチゴのタルト/モンブランショコラタルト/アールグレイとオレンジのタルト/林檎とクルミのクランブルタルト/木の実と蜂蜜のキャラメルタルト/ショコラカシューナッツタルト」と6種のタルトにバリエーション豊かなスコーンたち。

スコーンに餡子とバターをたっぷりと挟んだ最強のビジュアルを放つ子たちもお目見えです。

店主自らが、一人ひとりのお客に丁寧な説明を施す接客での対面販売。皆、どれを手にしようか迷いつつも笑みが溢れ、その鼓動がこちらにも伝わって来そうです。

待ちに待った私の番になり、狙いを定めていたタルトとスコーンをオーダー。

要冷蔵の「小倉あんバターのスコーンサンド」は、保冷庫から登場。生地もそれぞれに違うため、気になる子たちをセレクト。帰宅後に紹介しましょう。

お次はInstagramで気になっていた「Yeti Fazenda COFFEE™️」へ。先程、色々お勧めをお聞きしたカップルからも「前回いただいたコーヒーとカヌレが最高でした!」と伺っていたため、迷わずカヌレを。自家焙煎のスペシャルティコーヒーも気になりましたが、会場内を観ながらの飲み歩きが下手なため断念し、またの機会に。

カヌレはシンプルな「クラシックバニラ」から、女性人気の高い「ピスタチオ/オランジェット/フランボワーズ/黒ごま塩キャラメル」と全部で5種類。他にもスコーンなどの焼き菓子が並びます。

名古屋のテイクアウトおにぎり専門店「おにぎりやさん」。土鍋で炊いた白米や玄米を定番の具や季節限定の具で握るおにぎりが人気。

おにぎりは、左前列から「牡蠣の炊き込み、人気No.1の味玉ちゃん/梅なめたけ/ねぎ味噌/小豆入り玄米/梅肉のせ玄米/ふきのとう味噌」、左後列「ごぼうとベーコンと生姜の炊き込み/桜海老と菜の花の炊き込み/ほぐし鮭ごま風味/極め塩白米/青唐辛子ししとう味噌/ごま塩玄米/おじゃこと生姜」の14種類が並びます。こちらも帰宅後に。

エコバッグ一杯に戦利品を抱えて、パンフレットのガイドMAPを読み込み、館内をゆったりと観覧しながら触れ合う逸品たち。「どうぞお手に取ってご覧下さい。」と声掛けしてもらいながら、木の温もりに触れたりと心躍る時間を過ごします。

アルラビルの外にも多種多様なキッチンカーが出揃い、小腹を満たす品で溢れています。

アルラ2F大ホールには、衣類や染め物、革製品やアクセサリー、陶芸などの作品が並び、回遊しやすい展示となります。

階段の踊り場や廊下も含め、ありとあらゆるスペースを活用して出店されており、まるで宝探しのような催し。

アルラ1階中央には、ガラスや木製、陶芸などの作品がゆったりと並びます。

手捻りで作る陶磁器に手描きで味のあるシュールな作品に出会える「BEN Pottery」など、思わず立ち止まって見入ってしまいます。

向こう山、わたしたちの影の粒々。」という木工作家のお店では、手に馴染む器や熊の置物なども目に入りましたが、何より、タモの木を白漆で仕上げた台に真鍮スタンドで造られたコーヒーのドリップスタンドに目が止まり立ち止まると、先客の御夫妻が丁度、清水の舞台から飛び降りるかのような覚悟で購入を決められた時で、あまりに素敵な瞬間に遭遇でき思わず「最高のコーヒーが楽しめますね」とお声掛けしてしまったほど♪「」

道を挟み、ほんまちビル内も1階と2階フロアに60店舗以上が出店されて賑わいます。

名古屋大須に本店を構える手作りタルト専門店「キュームタルト/QOTART」の丸くて小さなタルトも人気。

神奈川から山梨は身延町の自然豊かな山里に移住した作家夫婦の「kiki craft」。

伐採から制作までをテーマにした木工作品が揃い、手にすると軽くて驚く木製器や暖かな柔らかい光が心地良いランプシェードなど。

手に収まる小振りな盆栽が気になった「yama9」。いつかは我が家のインテリアとしても迎え入れたい盆栽。

色々な場面でお見掛けする花雑貨「caillou/カイユゥ」の姿も。ミモザのリースやスワッグなどの他、春を感じさせる鮮やかなピンク色したチューリップも。

革作家の「komachi」では、お洒落な作家カップルのファッションにも目が行きましたが、ワインボトルなどのボトルを収納する細長い手提げが気になり見せていただきました。折り畳めて持ち運びも便利。ギフトしたら喜ばれそう!

壁の造りや電球色で温かみがあり、昭和の雰囲気が色濃く感じられるほんまちビル2階の一室。

コーヒーの芳しい香りの誘惑に合うことしばしば。兵庫は西宮から自家焙煎のスペシャルティコーヒー専門店「ゆげ焙煎所」。

「一生もののフライパン」と言われるといつかは手にしたくなるもの、我が家がIHでなければ(笑)。鉄フライパンの「studio SHIMONE」では、取ってが可愛い卵焼きパンが気になり手にすると、思ったほど重くなくて扱いやすそう。

イタリア語にカタコトの日本語が飛び交い、手作りのイタリア家庭料理を販売する「Giotto」。ラザニアなど電子レンジで温めれば美味しく食べれるとのこと。

大人チーズケーキと謳うチーズケーキ専門店「Jolieチーズケーキ」。チーズケーキ好きには堪らないビジュアルでの誘惑でしたが、今回は泣く泣く見送り、またの機会に。

三重県はいなべ市の和菓子店、餡たっぷりのどら焼きを並びるのは「いなべ菓子店 八舎」。どのお店も目を惹き付ける素晴らしいビジュアルで誘惑の嵐!

愛知在住で移動するキッチンカーの「薪窯料理ひげどんぐり」では、定番の「マルゲリータ」から「チーズとクルミとハチミツ」のおやつピザ、ワンハンドで食べれるワンコインピザまで。

アルラ1階北入口では、イベント本部を構えています。今回のイベントでは「能登半島地震の義援金箱」を設置。今回のメインビジュアルを制作担当されたイラストレーターの「なめきみほ」さんが、「リファルジェント」=「光輝く」というテーマから、出会いがもたらす輝きに想いを馳せ、オーロラと共鳴するように光るキツネや植物を描かれており、今回の義援金募集にあたり、1000円の義援金返礼品としてメインビジュアルの特別仕様ハンカチをアルラ北側踊り場にて数量限定で提供し貢献されています。

静岡のりんご飴専門店「雨のち林檎」。プレーンやソルティ、シナモンやココナッツチョコなどを用意。丸ごと林檎の飴掛けで愛らしいビジュアルに女子は釘付けに。

アルラ1階北入口では、アクセサリーや革製品などが出店。

香ばしい匂いが食欲をそそる「COWCOWGRILL/カウカウグリル」は豪快に焼き上げるビーフステーキ丼が人気。

不動産の「株式会社マストレ」の海外事業部「MASS TRADING」もイベント会場の場としてスペースを提供。

三ヶ日駅でお会いした「かもめの珈琲屋さん」も出店し淹れたてコーヒーの芳しい香りで魅了しお忙しくされていました。

豊橋にあるクラフトジンジャーシロップ製造所「TEMTASOBI GINGER」では、瓶入りのクラフトジンジャーシロップの販売やジンジャエールなども提供。冬はお湯割りも美味しそうです。

マストレ海外事業部前に出店されていた浜松のキッチンカーはこだわりのバターカレー専門店「PATICANA/パチカーナ」。看板メニューの「バター鯖カレー」がとってもそそりました。またの機会にチャレンジしたいと思います。我が家へ戻り、お利口にお留守番してくれた愛犬ショコラと一緒にお昼ご飯と参りましょう。

名古屋のおにぎり専門店「おにぎりやさん

土鍋で炊いた白米や玄米のおにぎり3種、右から「人気No.1の味玉ちゃん/桜海老と菜の花の炊き込み/ねぎ味噌」。味玉のしみしみ具合もねぎ味噌の深みのある味わいも美味しかったですが、個人的には、桜海老と菜の花の炊き込みご飯があっさりと上品で、桜海老の香ばしい香りと菜の花の食感がお気に入り!

愛知県半田市の人気焼き菓子店「焼菓子 人々

念願のタルトとスコーンを大人買い

「イチゴのタルト/モンブランショコラタルト/アールグレイとオレンジのタルト」

タルト好きがあまりの美味しさに魅了され、震えた逸品たち。タルト生地のサクサク感も解け方も絶妙で、クリームやソースとの相性もバランス良く緻密に計算された作りに思わず感動。甘さ控えめなあっさりとした品の良さはもちろん、1個をペロリと食べれてしまう軽さにも驚きを隠せません。イチゴタルトは、フレッシュな苺の甘みと酸味のバランスも絶妙で、フルーツ系のタルトは割と崩れやすいものですが、ボロボロすることなく、とても食べやすい仕上がりと、全てが完璧なタルトです!

スコーン
「プレーン/ショコラオレンジ/さつまいも黒ごま/コーヒーメープルウォルナッツ」

小倉あんバターサンド
「イチジク/塩キャラメル/ほうじ茶アーモンド」

Yeti Fazenda COFFEE™️
「クラシックバニラ/オランジェット/フランボワーズ」

大量に並ぶ焼き菓子を前に心はウキウキするものの、一日で全てを食すわけにはいきません。しかしながら、焼き菓子の良い所は冷凍保存できること。上手に解凍してリベイクすれば美味しく食べれるため、少しずつ毎日のおやつタイムにいただこうと思います。イベントで戦利品を得た日は、同時にお茶会も開くべきですね♪

朝の8時半から約2時間ほど散策して観て回った「アリィの冬と夏 Re.13 Refulgent」。念願の焼菓子を手にでき、のんびりと作家さんと交流しながら作品たちに触れ合えて充実した時を過ごすことができました。また次のイベントでたくさんのクリエイターさん達に会える日を楽しみにしています!

アリィの冬と夏 Re.13 Refulgent(毎年年2回開催)
ドゥブル企画展:アリィの冬と夏 Re.13 Refulgent
開催日時:2024/2/10(土)10:00-17:00、2024/2/11 (日)9:00-16:00
(※このイベントは終了しています)
場所:浜松市中央区卸本町37
浜松卸商センターアルラ全館ほか周辺ビル内
入場無料・雨天決行・無料駐車場250台
https://doubleprojet.com/
https://www.instagram.com/alg_vos/

【出展一覧】
natsuglass
.hitohira.
ゴトウユカリ
okinawa seaglass skso
nico glass and yarn
気球堂
cobito
DayDream(Glass)
kukuLu
hanamoto miyuki
irugmod
g&A craft
atelier ryuka
崇-su-
utsuri
1KO(ichiko)
LAND PLUS ARTS
纏う金属
Nui
chiffon glass
BEN Pottery
L’atelier de「h」
Lithops
Emina Mizuki
mano.
coccinea
CoRte
kiitos works
horieee
hinatakyoku
丸岡 奈々恵
SAJI
aei
studio SHIMONE
VitaMia jewel
hico
窓の庭
moe matsuda
harihari
gmily
te-te
福月洋装店
a look on books
NUETAG
skep
ukitt
RainbowFam
HUIS
mokusiro
laglag__
cottind
アイノワ primitive textile
YOOI
Oriya
尾州小物工房 Bisyu’s
morocco
munico
nocogou ノコゴウ
my m
mgm
宮瀬 加奈子
テアトリーノ
CREOLE
WOOLY 井上直美
SEESAW WORKS
ennju jewelry
chiiiiiiico
23 fumi
UMIOTO
シルバーアクセサリーchieru
uiny by nakamurayui
貝殻アトリエ Jyarinko
Deco Lab by bloombloom186
ラフイユ
天野菜美子
栗原佳子
阿部 恵里
atelier4
kumoma. 水島圭子
you 祐山窯
pottery木[ki]
岡 洋美
naturallystudio
マツウラ カオリ
POTTERY STUDIO K
shiro
熊本 充子
大島久美
須釜優子
kobayashi pottery studio
徳竹 秀実
bra(u)nch
TSUTE
komachi
yamazaki
kubota kokabann
matsew
革もの工房tickle
comorebito
macanai
tomorka
坂田典子
Bellezza
TSUKIKUSA
TSUI
studio FAVORI
kiki craft
onlyonecraft
garage 419
向こう山、わたしたちの影の粒々。
hada makoto
Wood Work Studio タジェール・デ・マエダ
アトリエつみき屋
久銘
似顔絵のkibun
mameritsuko
iwashikujira
yumi taniguchi
こじましほ
emirp
Azzurro Glass Studio
ふるえほんの店 カタリ文庫
ametsuchi
caillou
yama9
雨のち林檎
ゆげ焙煎所
嘉兵衛本舗
Yeti Fazenda COFFEE™︎
Home coffee roaster
かもめの珈琲屋さん
チムニー珈琲焙煎所
TEMTASOBI GINGER
八舎
いりさわ屋
Haneul
みたけさいとう商店
いそぱん
うめぼしの松本農園
杉山ナッツ
おにぎりやさん
ミツノシマ
文藝フルーツ
sou.fil.
Giotto
meat & bar Tab.
Lily’s cake
caccaさんのキッシュ
熟タルトの店atelierbrico
Jolie cheesecake
焼菓子こがねいろ
キュームタルト
horeki cookie
京都チーズケーキ博物館
tombond
焼き菓子雨音
BITTY(ビティー)
inconeri
人々
グラノーラ専門店fig
ハレとケ珈琲
甘雨
kou pastry shop
ほしのこ食堂
煮込み料理 hoppeta
deli
Going Cafe
ぷりんやNotari
喫茶オヘソ
凛々茶房
Tripot cafe
PATICANA
ほんだびれっじ
薪窯料理ひげどんぐり
フレイトレシピ
いとカフェとスパイスのFACTORY
DUCKDIVE
COWCOW GRILL

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