思ったことを書き綴る「自分」

私たちは、良しも悪しきもこの時代に生まれてきました。物や情報は氾濫し続け、ますます世の中が便利になっていく一方、何を信じて生きていけばいいのか分からない。そのような人が増えてきているのではないでしょうか?人間はそもそも、心の満足を追及する生き物です。いくら物質的に豊かになっても決して心までもが満たされるわけではないのです。「生きる」とはただ心臓が動いている状態のことをいうのでしょうか?それとも、希望に満ち溢れ、自分の無限の可能性に挑戦し、目は輝き、心は踊り、私たちの持っている喜怒哀楽という感情をフルに使っている状態のことを言うのでしょうか?

周りを見渡してみると確かに心臓は動いているけれど本当の意味では「生きて」いないという人がものすごく多いように思います。人生は一度しかありません。絶対に無駄にしたくはないものです。精神的欲求を物や癒しに求めるのではなく、未来へのワクワク感で満たしていきましょう。夢中になれるものを見つけたときに人は初めて「心の満足」を得られるのです。価値ある人生を送りたい。誰もがそう思っていると思います。

人生にはいろいろなテーマがあります。仕事、人間関係、自己実現、お金などなど課題は山積です。でも、人生なんてクイズみたいなものです。どんな問題も一度解いてしまったら、二度目からは全部簡単です。一つひとつのテーマをクローズアップして書いてみようかと思います。

一つ目のテーマは「自分」です。

私は20代のとき様々な様々な仕事にチャレンジし、それに役立つようなセミナーや本を読んできたりしました。それらの経験はものすごくためになってきてはいるのですが、ほとんどのことが根性論のようなもので実生活ではあまり実感できないような難しい内容のものが多いのです。そもそも毎日、毎日、気合を入れなくてはいけない人生では疲れてしまいますよね?

そこでそういったものを少しシンプルにそして現代風にアレンジして自分の経験を基にして、もっと簡単に日々の生活に役立てられるようにわかりやすくまとめてみようと思います。

ほとんどの人は「自分」というテーマに一生悩み続けます。

「何のために生まれてきたのか?」
「自分には何が向いているのだろう?」
「自分にはどんな価値があるのか?」

などなどこの問題は考え出したらきりがありません。私は一つの問題を解くときに必ず考えることがあります。それは、この問題は悩めば解決できるものなのか?そうでないものなのか?です。悩んで変えていけるものは一生懸命に考えていく必要がありますが悩んで変えることができないものを悩んでも仕方ありません。しかし、ほとんどの人が悩んで変えられるものはあまり深く考えず悩んで変えられないものばかり深く考えます。おかしな話ですよね?

例えば、あんなことがなかったら良かったのに。

⇒起こった事実は変わりません

もっと時間があったら、もっとお金があったらうまくいくのに。

⇒考えても増えません

あの人が優しかったらもっと幸せなのに。

⇒人の性格はあなたの力では変わりません

などなどです。

まず、変えられないことは変えられないことですから、割り切りは必要です。「まいっか。」こう考えるようにしましょう。それでいいのです。そして、変えられるものに意識を集中させていきましょう。

では、問題に移ります。自分という存在を変えることはできますか?

無理ですね。

ということは良かれ悪かれ自分とは一生付き合っていかなくてはならないということです。では、こう考えてください。ダメなところはいっぱいあるけれど、このキャラでこの人生ゲームは始まったんだ。「まいっか。」このキャラでいこう!そう、まず自分を好きになることからすべてが始まるのです。だって、自分とは必ず一生付き合っていかなきゃいけないのに自分が嫌いだったら一生つらいですよね。自分をとことん愛しましょう。

次に過去起こった出来事を思い出してみてください。そして同じように考えてください。「まいっか」今まではこんなもの。

さあ、楽しくなってきました。驚くことにこの2つの問題をクリアーしたら、あとは楽勝です。なぜなら、この2つの問題以外は、あなたの人生において、この先すべて変えていけるものばかりなのですから・・・。

自分という人間とそのキャラクターの身体能力の限界、そして過去の出来事という事実はどんなに頑張っても変えることはできません。しかし、それ以外はすべてあなたの思い通りに変えることができます。自分の性格、特技、趣味、感情、周りの環境、未来の出来事、全部あなた次第でどうにでもなります。

そう、もう一度よく考えてみてください。

「自分には何が向いているのか?」
「何のために生まれてきたのか?」

そんなこと考えてもわかるわけないじゃないですか。考えるだけ無駄です。逆です。私たちは何でも出来るのです。何をしようが、考えようが人生は私たちの自由にいくらでも操作できるんです。明日、すべてを変えることはできません。しかし、5年、10年の月日があれば思い付くことのほとんどのことができます。それはあなた次第です。あとは、あなたがやるか。やらないか。やりたいか。やりたくないか。ただ、それだけです。人生はとてもシンプルです。私たちはやりたいことをするために生まれてきました。やりたいことをやっていると夢中になりますよね?

頑張っている人と夢中になっている人はどっちが強いでしょうか?「しなければ」の人は「したい」人には一生勝てません。努力もせずにしたいことに夢中になっているとやがて芸術作品を産み出します。それが、最高の社会貢献なんです。歴史に名を残すような人はみんな、そうやって成功してきました。

この方程式を覚えましょう。

やりたいことを始める → 夢中になる → 芸術作品の完成 → 世の中の評価を得る

人生のほとんどがやりたくないことだという人はかなりの重症です。まず、やりたくないことをなくしましょう。

やりたくないことをやりたいことに変えるには2つの方法があります。

1つはやりたくないことをスパっとやめてしまうことです。これは比較的簡単なことです。必要なのはちょっとした勇気のみです。なぜ自分がそれをしているのかをよーく考えてみて、たいした理由もなければスパっとやめてしまいましょう。人生の無駄遣いです。

2つ目はやりたいことをするために仕方なくやっていることです。例えば、お金が欲しいけど仕事はしたくない。痩せたいけど食事は減らしたくない。富士山の頂上からの景色は見たいけど登りたくない。などです。これは、少しやっかいです。

簡単なのはあきらめるという解決法です。そんなもの必要ないと自分に言い聞かせてしまえば、だるい作業からすぐに開放されます。絶対にあきらめられないという人はその未来はもう変えられないということです。つまりやるしかないということです。腹をくくりましょう。

ここで重要になってくることはやりたくないことをやりたいことにすりかえる方法論です。
これにも2パターンあります。

一つは「方法のチェンジ」。
もう一つは「感情のチェンジ」です。

まずその欲望を満たすための別の方法を考えてみます。先ほどの例でいえば違う仕事で稼ぐとか、運動をして痩せるとか、歩いて登るのではなくヘリコプターで行くとか、いわゆる発想の転換というやつです。それも難しい場合は感情で乗り越えるしかありません。感情のコントロールをするのです。感情のコントロールは、簡単にいうと「やらなきゃ」を「やりたい」に変えてしまうんです。どうせ、やらなきゃいけないなら、楽しくやったほうが得ですよね?やると決めたら、思いっきり楽しんじゃおうの精神です。

人生には楽しいこととつらいことがあるわけではありません。楽しいと思う人とつらいと思う人がいるだけです。人生で起こる出来事はすべてあなたを最高の方向に導く。こんな考え方があなたを少し楽にしてくれます。

最後に皆さんがちょっとだけ勇気がでる話をさせてください。

私は人生をゲームだと思っていつも楽しんでいます。いつかは終わるゲームです。勝ち負けは自分で決められる、超都合のいいゲームです。勝つためのルールは一つだけです。それは楽しむというとても単純なことだけです。それさえ出来れば誰でも勝てるゲームです。でもほとんどの人がそのゲームの勝ち方を忘れてしまっています。ちょっと考えてみてください。あなたのまわりでもそのルールを忘れてしまっている人はいませんか?

大事なのはあなたがその作業を楽しむか楽しまないか。それだけです。楽しんだら勝ち。深い理由はいりません。楽しいからやっている。それでこのゲームにはすでに勝っています。どうですか?面白いでしょう?あなたはこのゲームに勝っていますか?負けていますか?後悔先に立たずです。人生は一度しかありません。一度しかないんです。

「出来る」「出来ない」

なんて未来を放棄した負け犬たちが自分に都合いいように勝手に作り出した言い訳のフレーズです。

「出来る」「出来ない」ではありません。「やるか」「やらないか」「やりたいか」「やりたくないか」それだけです。成功のキーワードは「今」そして「自分」です。そこに意識を集中してみてください。周りの雑音が耳に入らなくなるくらい集中してみてください。きっとすばらしい人生が見えてくるはずです。

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