低糖で甘みを抑えて「ゴロッと苺の自家製コンフィチュール」

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ほんの数日前、日曜日にお誕生日を迎えるH様に大好きなコンフィチュールをプレゼントして差し上げたくて、急遽時期遅しの苺ちゃんを探すことにしました。しかし、既にファーマーズマーケットやスーパマーケットでは見かけることもない苺ですので、Facebookで呼び掛けてみたところ、いつも美味しい苺のコンフィチュールをお裾分けしてくれるお友達の綾子さんが袋井の「高橋苺農園」さんをご紹介くださいました。既に売り物としては出さない苺を、大きなスチロールケースに溢れる程一杯の量(約8kg)を破格の値段で譲っていただくことができました!(感謝感謝)お店の人並みに大量仕込みのはじまりはじまりです♪

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苺の下ごしらえは、まず綺麗に洗いヘタを取り除き、水気を十分に取っておきます。

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苺の重さを計り、それに対し20%分の砂糖を用意します。苺全体に馴染むように砂糖をかけ、およそ一晩寝かし苺の水出しをしましょう。

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水分がたっぷりと出たら、深鍋で一度沸騰させ、灰汁を少しずつ取り除きながら、徐々に中火にしていきます。コトコト煮込みながら、灰汁は丁寧に丁寧に取りましょう。灰汁が残ると苺の鮮やかな色合いが保てません。

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煮詰めていくと水分が半分以下の量に減り、苺の粒感はありつつもとろとろと柔らかくなったら、搾りたてのレモン汁を砂糖と同じく苺に対し20%ほど注ぎ入れます。レモンの酸味がまろやかになるまで暫し煮込みます。そして、煮沸消毒した瓶を乾かし、温かい内に詰め、余熱が取れたら蓋をし冷蔵庫へ。温かい内に蓋をしてしまうと、霜が苺に降りてしまい、水分を含んだ苺瓶はカビの原因を引き起こすので要注意です!

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「ゴロッと苺の自家製コンフィチュール」

苺の粒を残さず潰される方もいますが、これは好みの問題でしょう。わたしは断然ゴロッと果肉感が残ってる方が好みです。甘さも20%と、他の方々のレシピに比べれればかなり糖質減量ですが、本来苺はそのままでも美味しいので、賞味期限さえ守れば低糖がオススメですよ♪(冷蔵庫内の保存でおよそ2週間ほどです。大量に作られた時は冷凍保存にいたしましょう。)

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「ゴロッと苺の自家製コンフィチュール 赤ワインバージョン」

レシピはノーマルとほぼ一緒です。深鍋で煮る際に赤ワインをこちらも苺に対し20%入れて煮込むだけの簡単アレンジ。ワインの種類にもよりますが、程好い酸味と少し大人なコンフィチュールの完成です。さてさて、完成したコンフィチュールは冷蔵庫内で一晩寝かすと、より美味しくなるので明日のモーニングに試食してみましょう。そして、日曜日には可愛くラッピングし、H様へ気持ちを込めてお贈りしようと思います。今回は思いのほか大量に作れたので、あなたのお宅にも届くかもしれません!?(笑)あなたは、ノーマルと赤ワインバージョンのどちらがお好みでしょう♪

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