今年も梅仕事の季節がやって参りました！
昨年に続き、南高梅の青梅が友人宅の立派な梅の木から採取され、豊橋のアーティスト・味岡伸太郎邸から5kg、森町のマセラティ・ポルシェ仲間の村松敏朗邸から11kgと合計16kgもの青梅を頂戴することができ、収穫されたばかりの新鮮な青梅を使って、今年も「自家製梅酒」を作りたいと思います！
昨年、挑戦した「自家製梅酒」はベースのアルコールに、オーソドックスな「ホワイトリカー ゴードー」に、ふくよかな味わいが楽しめそうな「ブランデー ディルベルナポレオン」、ライチのような甘い香りが膨らむ芋焼酎「DAIYAME～だいやめ～」、ハーブ系ジンジャーリキュールの「ジファール ジンジャー オブ ザ インデーズ」、スパイシーで大人な「ドライジン マスターズロンドン」と全部で5種類を作りました。昨夏に仕込み、飲み頃を迎えた半年後の昨冬に味見をしてみると、ホワイトリカーを用いた梅酒は苦手なアルコール臭があり、好ましくないことが判明。好みの味わいに仕上がったのは、「ブランデー梅酒」と「ジン梅酒」の2種類だったこともあり、今年はそれらをメインに「ブランデー梅酒2種」、「ジン梅酒2種」、「ウイスキー梅酒」、「ウォッカ梅酒」、「ラム梅酒」と7種のベースアルコールを用いて作りたいと思います！
梅は生き物、鮮度が大事！早速、梅仕事に取り掛かることに致しましょう！樽に水をたっぷりと張り、水を流しながら青梅を丁寧に手洗いします。綺麗な水に張り替え、1時間ほどアク抜きのため樽の中で放置。
ザルにあけ、キッチンペーパーの上で水切りしながら、竹串を用いて青梅のヘタ取りを一つ一つ丁寧に取り除いていきます。ヘタはポロッと綺麗に取れる子もいますし、少々残りやすい子もいますが、綺麗に取れば取るほど、えぐ味のない爽やかな味わいの梅酒になるため、傷付けないように丁寧に取り扱いましょう！
最後にもう一度、一粒一粒念入りに拭き上げ、水気はしっかりと取り除きます。
大きなガラスの保存瓶は煮沸消毒が難しいため、熱めの湯で洗剤洗いした後に乾かして、食用アルコールを浸したキッチンペーパーで綺麗に消毒します。底に青梅を丁寧に敷き詰め、隙間を埋めるように氷砂糖を上からまぶし、青梅→氷砂糖→青梅→氷砂糖と交互に丁寧に、美味しくなるよう念じながら、心を込めて入れていきましょう！
交互に全ての分量を入れ終えたら、上から静かにアルコールを注ぎ入れ、蓋をしましょう。梅酒は冷暗所で保管し、氷砂糖が溶けるまで一日一回は容器を回し動かして中の糖分を均一にしていきます。氷砂糖が溶け切ったら、美味しい梅酒になるのをただひたすらにじっくりと待つのみ。
[自家製梅酒]
❶青梅1.6kg.氷砂糖1kg.ブランデー2.8L（5L瓶）
❷青梅1.2kg.氷砂糖750g.ジン2.1L（4L瓶）
❸青梅700g.氷砂糖500g.ラム酒800ml（2L瓶）
[自家製梅シロップ]
❹青梅600g氷砂糖600g.酢100ml（1.5L瓶）
[自家製梅酒]
❶青梅1.6kg.氷砂糖1kg.ブランデーVO2.7L（5L瓶）
❷青梅1.6kg.氷砂糖1kg.ブランデーVO2.7L（5L瓶）
❸青梅1.5kg.氷砂糖1kg.ウイスキー2.7L（5L瓶）
❹青梅1.5kg.氷砂糖1kg.ウイスキー2.7L（5L瓶）
❺青梅1.6kg.氷砂糖1kg.ジン2.8L（5L瓶）
❻青梅1.6kg.氷砂糖1kg.ウォッカ2.8L（5L瓶）
[自家製はちみつ梅干し]
❼完熟梅1kg.焼酎35度100ml.粗塩160g.はちみつ100ml（1.5L瓶）
余剰分の青梅で「梅シロップ」を作り、こちらはノンアルコールとなるため、夏バテ 防止の「梅ジュース」や「梅サワー」として活用します。また、見目麗しい大粒の青梅にて「はちみつ梅干し」を1kg程作りたいと思い、厳選した青梅を現在追熟させています。完熟日を迎えたら、梅仕事〜第二弾〜が始まります！
半日を要し、二日に渡った梅仕事。今年は彼方此方から「豊作」との声を聞いており、どこの御家庭でも梅仕事に励む主婦の投稿が多く見られましたが、我が家も立派な青梅をお裾分けしてくださっt友人たちのおかげで、今年も美味しい梅酒にありつけそうです！（感謝）
甘酸っぱくて、ふくよかな味わいが楽しめる「梅酒」は、ただ美味しいだけではなく、疲労回復を促すクエン酸のほか、ビタミンB2、ビタミンB6、カリウム、ピクリン酸、ポリフェノールなどなど、様々な栄養素が含まれており、その効能は多岐に渡ります。自家製にすることで、ベースアルコールを変えたり、配合を調整したりと、好みの味わいに仕上げることが可能となりますので、皆さんも自身に合った梅酒を是非見つけてみてくださいね♪
