「Hasmore Ltd. Group(ハスモアグループ)赫士盟集團」の本部を4階に構え、
1階から5階まで自社で運営するレストランを入居させ、
日本のラーメン店やカジュアルレストランをはじめ、
高級且つ有名なレストランまでを取り扱う飲食ビルとして注目を集める
「Hasmore Building(ハスモアビルディング)赫士盟大樓」。
その1階から5階までのレストランを一挙紹介致します♪
1階には英誌「レストランマガジン」が主催する投票イベント
「アジアのベスト・レストラン50」の2015年度で5位にランクインしたシンガポールの仏料理店
「Restaurant André レストラン・アンドレ」の
江振誠 André Chiang(アンドレ・チャン)シェフの監修するレストラン「RAW ロウ」!
店内に入ると、そこは贅沢なカフェのようなウェイティングスペースがゆったりと設けられており、
南方松をふんだんに使用し、ナチュラルな素材でありながらも
スタイリッシュで斬新なデザインを用いたバーカウンターの奥が
およそ60席(内シェフズテーブルを含む)のメーンダイニングスペースとなります。
こちらは現状、常に半月分の予約が埋まっており、毎時12時(正午)に15日後の予約をスタートさせ、
インターネットのオンラインのみの受付となっています。
開始直後ほんの15秒程で、およそ60席分のランチとディナーが満席になってしまうという、
台北一予約困難な最強レストランです!
※前回の取材記事は下記URLをクリック!
「RAW ロウ」世界トップシェフのアンドレ・チャン台北出店に伴い活躍する若き有志たち!
http://lade.jp/articles/gourmet-cooking/43888/
丁度、ラストのゲストをお見送りしていたディレクターの何敏瑜(Vivian Ho)と4ヶ月振りに再会を果たし、
挨拶を交わしていると、そこには何と!!!およそ1ヶ月に1度の頻度でシンガポールより来台される
江振誠(Andre Chiang)シェフに奇跡的に逢うことが出来たのです!(Amazing!!)
RAWでは、メニューのコンセプトに台湾の暦の「二十四節気」を用いており、
二十四節気とは、1年を24に分けた季節の概念で、台湾の生活習慣やライフスタイル、食材の新鮮度など、
二十四節気に深く関わる「季節料理」を提供したいと考えられているため、
この日もAndreシェフは、新メニューの切り替えのタイミングで監修に訪れていたようです!
この日は、本当に奇跡が舞い降りたのだと、自分の幸運に感謝しました!
先日RAWに訪れた際に、Andreシェフに一冊の本を贈呈したのですが、
友人であるアーティスト味岡伸太郎さんが「365日撮影し続けた陶器と花の本」の「花頌抄」は、
陶芸好きなAndreシェフに喜んでもらえたらと思い、お渡しした陶器の作品集です。
気に入ってくれていたようで覚えてくれていました!(太好了!)
興奮し過ぎて何を話したかあまり記憶にありませんが、
きちんと「必ずSingaporeに行きます!」と逸る気持ちをお伝えすることができました♪
記念撮影をお願いすると快く受けてくれたAndreシェフ!(非常感謝!)
料理は、その料理人の心を映すと鏡だと良く言われます。
およそ30名近いRAWの若きスタッフたちの師と仰がれるAndreシェフは、
想像していた以上に温かく素敵な紳士で、
そんな懐深き彼の料理をいただける日を夢見て今後も頑張ろうと思います♪
同じく1階エレベーターホール前には「Pâtisserie Sadaharu AOKI Paris(Taiwan)」のアンテナショップとして
出店されている「Pop-Up Store(大直快閃店)」!
Pop-Up Store(大直快閃店)
住所:台北市樂群三路301號1F
TEL:02-8501-5008
営業時間
月~金曜18:00~21:30、
土・日曜12:00~15:00&18:00~21:30
http://www.sadaharuaokiparis.com.tw/
愛知県名古屋市出身の有名パティシエである青木定治がパリに拠点を置く
「Pâtisserie Sadaharu AOKI paris(パティスリー・サダハルアオキ・パリ)」の台湾支店です。
定番商品であるマカロンをはじめ、ボンボンショコラが色鮮やかに並びます♪
1965年に創始者であるRuth Fertel(ルース・ファーテル)が、
アメリカのニューオーリンズにて開店させた小さなステーキハウス
「RUTH’S CHRIS STEAK HOUSE(ルースクリスステーキハウス)」は、
アメリカンステーキハウスで、アメリカの中西部で飼育され、飼料にトウモロコシを食べさせた牛の
アメリカのビーフ総産量の2%を占める希少なプライムビーフのみを使用しており、
21~28日間のウェットエイジングで独自の風味を引き出し、
ジュージューと音を立てながら提供することで話題のステーキハウスです♪
※前回の取材記事は下記URLをクリック!
「ルースクリスステーキハウス」ニューオーリンズ発祥のアメリカンステーキハウスで熟成肉を堪能!
http://lade.jp/diary/travel-diary/taiwan/51963
店内は、フランスのインテリアデザインチーム「NACO」がデザインを手掛けられており、
「New Orleans Skyline(ニューオーリンズスカイライン)」の都市概観のイメージを捉えながら、
こちらは70年代のモダンデザインを採用し、開放感に溢れ、落ち着いた空間を提供しています。
仕切りの無い空間を天井に張り巡らせた可動式のパーテーションで自由な空間をつくり出すことが可能となり、
お部屋は2名席の個室から150名までの大宴会場としてフレキシブルに対応可能です♪
ビル2階にはアメリカンカジュアルレストラン「Chili’s Grill & Bar チリズ・グリル&バー」は、
全米をはじめ、世界33カ国で展開され、1500軒以上のお店があるフランチャイズレストランで、
アメリカンサイズでボリューム満点のテキサス発祥のテクス・メクス料理(メキシコ風のアメリカ料理)が楽しめます♪
Chili’s Grill & Bar チリズ・グリル&バー
住所:台北市樂群三路301號2樓
TEL:(02)8501-5200
営業時間
木曜日、日曜日11:30~22:00時(L.O.21:00)
金、土曜日11:30~23:00(L.O.22:00)
http://www.chilis.com/
http://www.chilis.com.tw/
カジュアルなテイストでアメリカンポップな店内。
ファヒータ(グリルした肉料理の総称)やタコスにステーキ、ハンバーガーがメーンとなる
アメリカンフードのカジュアル・ダイニングで各種アルコールドリンクやソフトドリンクも楽しめます!
台湾には、大直店、信義店、天母店、民生店、西門店、台中店があります♪
20種類以上の煮干を独自ブレンドした超濃厚スープの煮干しラーメンを提供する
日本の新宿ゴールデン街発祥の「すごい煮干しラーメン凪」。
海外では、台湾の5店舗をはじめ、フィリピン、香港とアジア圏を中心に進出しています♪
すごい煮干しラーメン凪
住所:台北市中山區樂群三路301號2樓
営業時間:11:30~22:30(無休)
http://www.n-nagi.com/
イメージカラーの真っ赤な壁で統一された店内には、
テーブル上に色鮮やかな赤黄青の暖簾メニューをかざし、賑やかな雰囲気。
日本一すごい煮干スープは、
日本全国の漁場から届けられる煮干を吟味されており、
二十種類以上の贅沢な煮干を惜しげも無く一杯あたり六十グラム以上も使用!
そこに、凪オリジナルの手もみ中太麺を合わせ、茹でたてのもちもち食感と際立った小麦風味が楽しめます♪
東京・六本木に店を構えるミシュランガイド3つ星獲得の日本料理店「龍吟」は、
香港に続き2店舗目となる海外出店とし、2014年11月1日に台北市内に支店「祥雲龍吟」をオープン。
台湾でミシュランクラスの日本料理店の出店はこれが初となります。
メニューは、12品からなる6500TWD(日本円にしておよそ24,050円)の1コースのみ。
(別途サービス料10%・個室利用15%)
台湾各地の特産品を素材とした台湾店独自の懐石料理を提供し、
山本征治シェフの片腕とされる稗田良平シェフが祥雲龍吟料理長として腕を振るいます♪
※前回の取材記事は下記URLをクリック!
日本料理「龍吟」が台北進出!「祥雲龍吟」至極の哲学料理とティーペアリング
http://lade.jp/diary/travel-diary/taiwan/43712/
石畳のアプローチを抜け、入口に入ると待合室となり、
席へ案内される前にこちらでウェルカムドリンクが提供され、一呼吸置く間を設けています。
奥に用意された店内の設計は、日本人建築家が行い、食器もすべて日本の名工による作品を採用されています。
落ち着いた色合いをベースに用意された座席数は36席と
店舗比率に対して優雅な配置となり、
個室は1部屋のみ設けられており、6~8名で予約を受け入れられています♪
最後のゲストをお見送りした稗田良平シェフにご挨拶。
稗田シェフとは、お逢いする度に台北レストラン事情で盛り上がるのですが、
新たに某有名シェフが日本料理の新店をオープンさせるため、
相乗効果で台湾での日本料理の需要がさらに高まれば良いと話し合っておりました!
今後も日本の食文化の素晴らしさを伝え続けてくださる稗田シェフを心より応援したいと思います!
「Hasmore Ltd. Group(ハスモアグループ)赫士盟集團」が運営するこのビルは、
新たな台湾の魅力を感じるワールドワイドなレストランが入居されています。
是非、台北へお越しの方は足を運んでみてください♪