「ラッタナー」本場チェンマイ出身のシェフが作るタイ料理で元気チャージ

IMG_68242
2010年6月にタイストア「ラッタナ」は「タイレストラン ラッタナー」をオープンしました。
”ラッタナ”とは水晶玉のことで、”ラッタナー”は可愛い女性という意味です。
”ラッタナ”は仏教では重い言葉なので、酒類を出す店名に使うことはできず”ラッタナー”にされたそうです。
店主のニパラットさんは、チェンマイ市よりさらに北部のサンカムへーン(チェンマイ県)の出身で、
日本では珍しいチェンマイ料理を得意とします。
彼女の実家では、チェンマイスタイルのソーセージ・サイウア(くるくるっととぐろを巻いているソーセージのこと)の
製造販売を家業にしていたため、子供のころから作っており、美味しいサイウアを提供しています。
かつてニパラットさんが松本市で営業していた「レストラン・ホントン」は、
週末に東京から通ってくる人がいるほどの人気店でした。
しばらく離れていましたが、2009年から趣味として各地のタイフェスティバルに出店し、高い人気を得たそうです。
特に横浜タイフェスティバルでは全国から集まった有名店の中でも一番の行列を作ったほどの腕の持ち主です♪

IMG_68261
店内は、テーブル席10席、壁面のカウンター4席とこじんまりとされていますが、
日本人をはじめ、タイ人のニパラットさんのお友達も集うとても賑やかな空間です。
こちらのほとんどの料理は、作り置きでなく注文を受けてから作られます。
スープは、鶏ガラやたくさんの野菜を使ってその日の分だけ丁寧に作りますが、
麺類だけでなく炒め物やカレーなど多くの料理に使用。
手間をかけるだけでなく、野菜を始め、国産の鶏肉・豚肉など、
どの食材も新鮮で質の良いものを使っています。
使う油はすべて健康にも良く美味しいオリーブオイルを使っています。
食品の物価が全然違う日本でタイと同じ質の料理を作るのはとても大変なことのようですが、
儲けは度外視でも本物の味を提供したいと強く思われるニパラットさんの熱い想いこそが成せる業。
さらに、その上に日本独自の季節の食材も使って新しい料理を提案していくことで、
よりタイ料理の魅力を楽しんでいただきたい、何度来ても飽きない店にしたい
と考えていらっしゃるようです♪

IMG_8314

「ナンプリックオン(豚とトマトのディップ)」 1,000円

チェンマイ料理の代表的なものといえば、先日紹介したカオソイとこちらナンプリックオン。
豚肉で作った甘辛い味噌のトマトディップ(パクチー入)です!
本場チェンマイでは、味噌の発酵具合がそれぞれのお店毎に違うようで、癖も様々とのこと。
二パラットさんのナンプリックは、とても食べやすくコクがあり、旨みに溢れています!
野菜は、ゴーヤ、胡瓜、カリフラワー、隠元豆、キャベツ等を茹でたものをディップしながら、
またはライスに付けながらいただくヘルシーな料理で美味しいです♪

IMG_8317

「ゲンマスマン(骨付き鶏のココナツ入りインド風カレー)」 1,000円

アメリカCNNが選んだ世界の美食50でナンバーワンの料理とのこと。
骨付き鶏は、スプーンを刺すとホロホロとほぐれるほどに柔らかく煮込まれており、
ココナッツミルクで辛さはマイルドに仕上がっていますが、濃厚な味わいが楽しめます。
カレーには、全てライスが付いてきます♪

IMG_8318

「ゴーヤの肉詰めスープ」

ゴーヤは好き?」と聞かれ、「大好きだよ~♪」と答えると、
ゴーヤの肉詰めスープをサービスで出してくださいました!(感謝)
ゴーヤ本来の苦味が楽しめ、あっさりとしながらも豚の出汁が染み渡るボリューミィーなスープでお腹一杯です!
この日は、先日お願いしてあったバイマックル(コブミカン)を取りに伺いました。
ご近所でバイマックル(コブミカン)を作られている方がいるということで大助かりです!
二パラットさん、いつもありがとうございます♪

タイレストラン ラッタナー
浜松市北区初生677-5 TEL:053-523-7233
定休日:月曜日 営業時間:11:00~14:30 17:00~22:30
http://www7a.biglobe.ne.jp/~nipparat/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

先頭に戻る