ケープタウンから約50kmほどに位置するケープ半島は、細かく言えば”二つの岬”を形成しており、大西洋側に突き出た崖と丘のような岬が喜望峰で、もう一つのインド洋側の高さのある岩山がケープ岬となります。喜望峰とケープ岬を含むケープ半島先端一帯は、喜望峰自然保護区と呼ばれる国立公園に指定されておりユネスコ世界遺産に登録もされています。植物保護区域の一部でもあり、世界中から多くの訪問者が絶えない素晴らしい景勝地です。喜望峰での記念撮影を終えた後は、ケープポイントへ向かい、こちらで有名なレストランでランチといたしましょう♪
CAPE POINT ケープポイント内にあるTwo Oceans Restaurant ツーオーシャンズレストラン。こちらは、1995年12月にオープンし、地元で漁れるシーフード料理が壮大な景色と共にいただける人気のレストランです♪
店内はすっきりとした白を基調にしたスタイリッシュな大箱ダイニングで約300席ほど収容でき、観光客でとても賑わっています♪
風が強くなければテラス席でキラキラと輝くフォールス湾海面と雄大な山やまの大自然を眺めながらの食事も良いでしょう♪
こちらでは、ランチを共にしながら日本人ガイドのKeikoさんとガイド以外のプライベートな話をできる時間が持て、とても楽しかったです♪
まずはスパークリングウォーターをオーダー。
「Sauvignon Blanc Two Oceans」と「Chardonnay Durbanville Hills」
スッキリとした爽やかな味わいでオススメを伺い白ワインをグラスでいただきました。手前の琥珀色の方は樽出しワインです♪
「パン」
香り良くふんわりと柔らかいパンは、オリーブオイルをたっぷりと付けていただきます。
「Two Oceans Seafood Platter」R350(日本円3,500円ほど)
Crayfish(イセエビ),tiger prawns(クルマエビ),deep fried calamari(イカ),fresh line fish,mussels(ムラサキイガイ),seafood curry,pilaf rice and a trio of sauces.
大きなイセエビと小さなクルマエビのグリルに、イカのフリットを添えて、3種のディップに付けていただきます。他にも白身魚のソテーやシーフードカレー、ムール貝のワイン蒸しなどなど1人前でこのボリュームです!(驚)
「Two Oceans House Salad」R85(日本円850円ほど)
蒸し鶏とアボカドや葉野菜をハニーマスタードソースでいただくボリューミィなサラダです♪
「Crab&Avocado salad」R60(日本円600円ほど)
こちらは日本人ガイドのkeikoさんがオーダーした、蟹とアボカドのサラダ アメリケーヌソースです。味見させていただいたのですが、見た目も美しくさっぱりと新鮮な魚介をたくさんいただける美味しいサラダですね♪
こちらの花は、南アフリカの国家でもあるキングプロテア。ケープ地方独特の地中海気候によって育つ花でとても美しいですね♪
さて、食事を済まし一行はケーブルカー片道R39(日本円390円ほど)のチケットを購入し、灯台へと向かいます。足腰に自信のない方はケーブルカーの往復チケットをオススメしますが、できれば散策コースを下り、大自然を眺めながらゆっくりと歩いて降りるのが記念撮影もできてベストでしょう♪
ケーブルカーに乗り込み、景色を楽しみながら登頂します♪
階段を見ても分かるように、やはり自然の一部であるイメージを極力壊さぬように小石を使った階段スロープ。辺り一面も岩肌で固めた壁が目立ちます♪
景色は最高で気分は高揚しますが、ワインを呑んだ後の登頂は、かなりハードです・・・深酒は禁物ですね!(笑)
灯台からは見事にTwo Oceans 大西洋とインド洋が同時に見ることが可能です。眼下に喜望峰と果てしない大海原を見ることができます。大西洋から流れてくる寒流とインド洋から流れてくる暖流が交わるその光景はまさにロマン。その景色を見ていると、世界の果てまで見渡せるような気がしてきます♪
上からロンドン、北京、アムステルダム、シドニー、リオデジャネイロ、エルサレム、ニューデリーなどは標識に残っておりますが、他はどうやら盗まれてしまったようで、日本の東京もないのです。とても残念なことをする人がいるのですね。本当に信じられません。
見事なまでの海のカラーのグラデーションが映し出されています♪
美しい海と喜望峰。この景色の素晴らしさは、やはり実際に多くの日本の方々に見ていただきたいです!
インド洋からの景色。午後の陽射しは強く照り付けますが、風が強いので涼しいくらいです。朝夕もきっと綺麗でしょうね♪
帰りはテクテクと石階段歩いて降りますが、目に飛び込む壮大な海空の景色や辺り一面の大自然に覆われた植物を観察するのもまた楽しく、なんら苦になりません♪
スキンケア用品としても用いられて人気の高いアロエ・スッコトリナ。およそ300種類あるアロエは、そのほとんどがアフリカ大陸の南部にルーツを持つそうです。南アフリカでは、ケープ州に分布するフェロクス(アオワニ)という種が主に、化粧品や薬として重宝されているとのことですが、日本のようにアロエを食すことはないそうですよ!国の食文化の違いは昆布以外にアロエにもありました!(笑)
CAPE POINT ケープポイント
http://www.capepoint.co.za/
Two Oceans?Restaurant ツーオーシャンズレストラン
http://www.capepoint.co.za/twooceans.htm