パタンにあるナレス・マハラジャン氏の御実家にて歓迎パーティ

ネパールのパタンは、ガイドのマハラジャン ナレス (Maharjan Naresh)さんの生まれ故郷でもあり、今回のネパールツアーではパタンにあるナレスさんの御実家へ御招待いただき、ネパール初日の夜は、こちらで歓迎パーティをしていただきました!ナレスさんの御実家前では、ご近所の方々が温かく出迎えてくださいました!ナレスさんはこの街の英雄で人気者として愛されており、皆が声がけしてくださいます♪

ネパールの風習の1つとして、珍しい光景を目の当たりにしました!ナレスさんが、玄関に置かれた水を張った水瓶に紙幣を入れて、お祈りをしてから家へと入って行くので、お金がビショビショに!?(驚)これはカトマンズ盆地の先住民であるネワール族の文化とのことで、ネワール族の文化はこの他にもいろいろ残っているようです!

日本で言う客間のような場所に通していただきました!鮮やかなピンクの壁にブルーのインテリアのアクセントが映える空間で、まるで、メキシコの建築家「ルイス・バラガン(Luis Ramiro Barragan Morfin)」を彷彿とさせるような配色で、可愛らしい造りです!

ネパールでは国土が広くないことから、一般家庭が持てる土地の敷地面は少なく、裕福な家庭は上へ上へと階数を増築させていくそうです。ナレスさんの御実家も立派で7階建てとなり、御高齢者のお母様でも毎日階段で上り降りするというから驚きです!一気に7階まで上るのは、なかなか足腰に堪えます!ツアーメンバー最年長81歳の杉山昇さんがサクサクと上る中、情けないことに、40代のわたしたちが一番悲鳴を上げておりました(笑)

夕暮れ時を迎える屋上は、そよ風が心地良く、パタンの街並みを見渡せる素敵な空間!皆でネパールビールで乾杯です!

ネパールビールは、デンマークのカールスバーグ社との合併会社でゴルカブルワリー社の「TUBORG」と「ゴルカ(GORKHA)」が主流のようです!飲み口はどちらも軽めで、甘味を感じるテイスト!

2種のビールを楽しみながら、おつまみは、水牛の煮込みやひよこ豆の炒め物など、ネパールの一般家庭で親しまれる料理を堪能させていただきました!

日本で言うところの”どぶろく”のように、ネパールの家庭で造られる米焼酎を振る舞ってくださいました!アルコール度数は高く40度程度だと思いますが、飲み口が甘いため、クイクイと飲めてしまうから危険なヤツに違いありません(笑)さらに、おつまみで出してくださった皮付きのポテトチップスがスパイスが利いていて美味しく、あっという間に無くなりました!ネパールでは、ジャガイモ料理が良く登場します!

ナレスさんのお母様のプレマヤ(Premmaya)さんには、日本で活躍するナレスさん兄弟の記念写真と浜松を代表する銘菓「春華堂」の「うなぎパイ」などを贈呈!ナレスさんが日本に移住したのは、まだ18歳と若かりし頃のこと。きっと、お母様はナレスさんの帰省をいつも心待ちにしていることと思います!

日が暮れ始めると、グラデーションの美しい空色が広がります!

ネパールの家庭料理となるメインディッシュの登場です!

ダルバート・タルカリ(Dhal Bhat Talkari)」は、ダル(豆のスープ)、バート(御飯)、タルカリ(おかず)、アチャール(漬け物)がワンプレートに盛られたネパールの定番料理!ネパールでは、野菜を多用する料理が多く、さらに燃焼系のスパイスも利かせるため、大変ヘルシーで、日本人の舌にも合う優しい味わいが多いです!特に、トマトを用いた酸っぱ辛いアチャール(漬け物)がわたしのお気に入りです♪

モモ(MoMo)」は、日本で言う「餃子」です!蒸し、焼き、揚げタイプと分かれ、中の餡は水牛を用いることが多いようです。餡にも下味が付いていますが、スパイシーなソースと合わせて頂くのが主流のよう。人生初のモモは、餃子に慣れ親しむ浜松人としては、是非ともトライしたかった食べ物です!浜松餃子も千差万別あるように、モモも様々な味わいがあるとのことですので、ネパール滞在中にいろいろトライしてみようと思います!

食後には、インドのチャイに当たる温かいミルクティー「チヤ」を出してくださいました!甘さ優しく、シナモンや生姜のスパイスが香り、身体の芯からポカポカと温まる美味しいネパール紅茶です♪

宴もたけなわの頃、ナレスさんの同級生で、パタン市役所のお勤め人であるビックラム・シャカ(Bikram Shakya)さんが到着しました!翌日、パタン市役所の市長への表敬訪問のアポイントメントを取り付けてくださったシャカさんです!感謝!

歓迎パーティの最後、お別れの時には、お母様のプレマヤ(Premmaya)さんより、歓迎の儀式として、「プジャ(Puja)=お祈り」で旅の平安を祈っていただきました!ダンニャバード!(धन्यवाद)ありがとう!

額と頬の3ヶ所に赤い粉を付け、髪にはお花をあしらい、首には赤い紐を巻き付けて、儀式を施していただきました!(注:赤い粉は、なかなか落ちませんので、白い服などには充分お気を付けください)こちらも人生初の「プジャ(Puja)=お祈り」となり、心温まる歓迎をしていただき嬉しい限りです!フェリベトウラ!(फेरि भेटौला)また会いましょう!

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