Bang&Olufsenで音楽はインテリアの一部になる

BeoPlay-A9

日本メーカーが手がけるオーディオやテレビは、音質や画質などスペックの良さを追求する傾向が強い。これはジャンルを問わず日本企業全般に言えることかもしれない。iPhoneのように今までなかったような価値観を提案してくれるappleが持ち合わせている独自性や発想力、もっとわかりやすく言うと「遊び」の部分が日本企業には欠けているように感じる。スペックの良さだけではない、もっと違った付加価値が人の心をくすぐり、生活を豊かにしてくれるはずだ。そんな付加価値を常に生み出しているオーディオメーカーがデンマークにある。そのメーカーはBANG&OLUFSEN。通称B&O。音にもデザインにも妥協せずオリジナリティあふれる製品を世に送り出してきたB&Oは、機能と操作性を併せ持ったデザインに対する評価が高く、MoMAのパーマネントコレクションとして収蔵されている製品は18を数えるという。独特のモダンなデザインでオーディオ業界をリードしているB&Oは、音を聞くだけではなく見て楽しんだり、インテリアの一部にモダンアートとしてディスプレイするような感覚の先進的なオーディオを生み出してきている。

そんなB&OがカジュアルブランドであるB&O PLAYでまったく新しいワイヤレスサウンドシステム「BeoPlay A9」を昨年発売した。デザイナーズ家具のような美しい造形のサウンドシステムのA9は、AppleのワイヤレスストリーミングAirPlayによりiMac, MacBook, iPhone, iPod, iPadのiTunesプレイリストを楽しめるほか、イーサネットやWi-Fi接続により各種デバイスの音源を再生できるサウンドシステムだ。

00

パラボラアンテナのような薄い円形デザインのA9は、付属の木製フロアスタンドで床などに設置できるほか、専用ブラケットを使ってアート作品のように壁掛け設置もできる。今回A9を開発するにあたり「家具のように、インテリアになじむような存在にしたかった」と開発スタッフは語っている。なおA9は、インテリアに合わせやすいよう木製スタンドは、ブナ、オーク、チークの3種類、スピーカーカバーは、シルバー、ブラック、レッド、グリーン、ブラウンの5色を用意している。

A9は本体をコンセントにつなぎ、専用アプリ「BeoSetup」で自宅の無線LANネットワークに接続するだけの簡単設定。ボリューム調整などの操作はタッチセンサーで行う。本体下部の接続パネルには、電源、ライン入力、およびUSB端子があり、スマートフォンなどの充電も可能になっている。

お部屋のインテリアの一部としてさりげなくA9を置いてみる。A9のある生活はあなたの心をきっと豊かにしてくれるはずだ。

Bang & Olufsen BeoPlay A9 (23万1000円)
http://beoplay.com/Products/BeoplayA9

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

先頭に戻る