「ひまわり食堂」の看板は、かたつむりと葡萄と蔓のアイアンが目印

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富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、イタリアと東京の各所で修業を積んできた若きシェフ田中穂積さん(38歳)が全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされたばかりの「ひまわり食堂」さん。スローフードのシンボルマークのかたつむりに葡萄とそのつるに見立てたワインオープナーのスクリュー部分がデザインされたこちらが、ひまわり食堂さんのアイアンサインです。このサインは、オーナーシェフの穂積さんが、以前に働いていたお店から譲り受けたものだそうで、とても思い入れのあるサインだそうです。この日は、1日目の夜に衝撃を受けるほど美味しいコースをいただき、翌日にも予約するという2夜連続皆勤賞での入店です(笑)

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「ノンアルコール スパークリングワイン」 1,200円

この日は、車があるので2人してノンアルコールのスパークリングワインをいただきました。アルコールを生成しない、特殊な製法によるワイン品種の白ぶどう発酵果汁(ヨーロッパ産)を使用。きちんとした発酵の工程を経ているので、ぶどう果汁を発酵させることによってのみ得られる、ワイン特有の酸味やコクなど本格的な味わいが楽しめます。とは言っても、やはりアルコールでない分、物足りなさは否めませんが、運転手や妊婦さんなど、アルコールを摂取することが不可能な方には、嬉しい飲料かもしれませんね♪

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「カラスミのスパゲティ」 1,200円

意外にも乾麺も非常にお好きだという穂積シェフ。メニューには、乾麺も生パスタも取り揃えられています。乾麺とは思えぬほどのもっちり感が味わえるパスタは、トスカーナのもの。カラスミのシンプルな味わいのパスタです♪

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「手長エビとズッキーニのリングイネ」 1,600円

フレッシュトマトの酸味と夏野菜のズッキーニで彩られ、手長エビの出汁をソースに移したリングイネです。断面が短径1ミリメートル、長径3ミリメートルの楕円形をしているリングイネは、通常のスパゲッティと平麺パスタの両方の食感が味わえます。麺の表面がザラザラとしているため、ソースが良く絡み味わい深いです♪

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こちらが穂積シェフ。パスタを乳化する際も、炭火焼でお肉の状態を手で触れチェックする際も、料理と向き合う姿勢は、まさに真剣そのもの。しかし、ある程度の料理が出終わると、対話も東京で培った話術でジョークを交えながら楽しませてくれるバランスの良いシェフです♪

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「熊本県産 天草梅肉ポーク肩ロース&岩手県産 短角和牛の炭火焼き」 4,200円

今回は、前回オススメで馬肉をいただいたので、メニューにある豚と和牛をいただくことにしました。ゴロッと塊で出してくれるお肉は、カットする瞬間が楽しみでなりませんね♪

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見事なまでの色合い。短角和牛とは、”赤べこ”の愛称で親しまれていた牛の品種改良型であり、その赤身は、深い旨みに包まれる逸品です。赤身に含まれるアミノ酸の含有量は、黒毛和牛の数倍にもなるのだとか。希少な短角牛を炭でじっくりと焼き上げることで極上の薫りが燻され、旨味を全て閉じ込め、柔らかな食感と芳醇な口当たりが癖になります♪

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天草梅肉ポーク(SPF豚肉)は、抗生物質や抗菌剤の入っていない安全でおいしい豚肉として、農林水産大臣賞を受賞し、商標登録及び特許を取得したブランド豚肉です。梅肉エキスを与えた豚は、豚肉特有の臭みが無く、きめ細やかな肉質になり、とてもあっさりとした上品な味に仕上がっています。梅肉エキスにこだわり続けた結果、梅肉ポークには、サシ(脂の霜)が良く入るようになったそうです。この脂身こそが、この豚の最大の旨味と言えるでしょう♪

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「サラダ」

メインの炭火焼の付け合せのサラダ。2日続けて、肉汁溢れる贅沢な炭火焼をいただいて大満足です。馬肉、豚、和牛といただきましたが、やはり個人的には、馬肉が抜群に美味しかったです!富山に帰省する楽しみがまた1つ増えました♪

ひまわり食堂
富山県富山市石倉町1-301F TEL:076-482-6091
営業時間:18:00~24:00 定休日:日曜日

富山県富山市石倉町1-30

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