名古屋・車道「ノスタルジックに静かな時を過ごすに心地好い一杯の珈琲”Saita Cafe”」

名古屋フレンチ「Reminiscence(レミニセンス)」の工事中の新店舗内で過ごすとじんわり感じる夏の暑さに喉が渇き、周辺のカフェを探すことに。「Reminiscence(レミニセンス)」北口に併設される「Wine Bar K」入口がある通り沿いを東へ進むとノスタルジーな風を感じる味わいのあるカフェに出逢えました。店名は「Saita Cafe(サイタカフェ)」。

落ち着いた色調のクラシカルな店内。一歩足を踏み入れると感じる静寂な世界観に、非日常的な空気を感じ取り、居心地の良さを感じます。静かに心に響くクラシックの音色。こちらでは定期的にチェロの生演奏会も開催されているようで、Instagram公式サイトで告知されています。「クラシックやチェロをあまり聴いたことがない方でも大歓迎」と書かれていましたので、チェックしてみてください。

この日、私たちの他にはもう一組の常連カップルがコーヒーとスイーツを楽しむ様子が伺えました。静けさの中に感じる温もり、こんな雰囲気のカフェが自宅付近にあったら…と願わずにはいられません。

店主のブログを遡ると、店名にもなっている”sai”さんと”ta”さんの御二人で立ち上げたお店のようですが、2015年12月27日に”ta”さんの退店を機に、現在は”sai”さんお一人で営まれている様子。物静かな雰囲気で語りかけるような物言いの店主”sai”さんの淹れてくれるこだわりのスペシャルティコーヒーや自家製スイーツが楽しめます。

「アイスコーヒー」¥550

スペシャルティコーヒー豆をオリジナルでブレンドしているお店の顔となる「リッチブレンド」を使用し、マシンで淹れるアイスコーヒー。香り高く、ふくよかなコクがあり、フルーティーな味わいも感じさせながら、後味はスッキリとしたバランスに優れたコーヒーです。

珈琲の炭酸「エスプレッソ・トニック」¥650

メニューを拝見しながら、目に付いた珈琲の炭酸。珈琲をトニックウォーターで割るドリンクとのことで、喉の渇きを潤すにはピッタリと思い、初体験です。コーヒーの香りは存分に残しつつも、トニックウォーターの軽やかな甘味がマッチして、美味しく爽やかに楽しめる一杯です。ライムを絞っていただくと、また味わいにフレッシュさが加わり、二度楽しめます。

「スコーン」¥250

自家製のスコーンをリベイクし、熱々で提供。半分にして、こっくりと仕上げたブルーベリーのジャムに、クロテッドクリームのような滑らかさとクリームチーズのようなコクを感じるクリームを添えていただきます。ふんわりと柔らかく、しっとりとしたきめ細やかなスコーンはとても美味しく、店主saiさんの作られる他のケーキも食べてみたい衝動に駆られるほど。

心地好さを感じる一杯の珈琲と癒しのスコーンで、安らぐひとときを過ごし、また足を運びたくなるカフェに巡り会えたことに感謝。

毎日、我が家でも淹れるハンドドリップ珈琲。こちらの「リッチブレンド」の美味しさに惹かれ、思わず豆を手にしました。お家でもこちらでいただいた味が出せるよう、店主saiさんに美味しい淹れ方を教わってきました。

忙しない日常や喧騒から外れ、自分時間を大切に静かな時を過ごしたい方にお勧めしたいお店。名古屋に足を運ぶ際には、またふらっと立ち寄りたいと思います。

Saita Cafe
住所:愛知県名古屋市東区筒井3-15-18 1F-C
TEL:052-932-3210
営業時間:火〜金曜9:30〜17:00、土曜8:00〜18:30
定休日:日、月曜日
駐車場:無し
http://saitacafe.blog.fc2.com/

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