思ったことを書き綴る「誇り」

今回のテーマは「誇り」です。

知らない間に溜まっていくもの。それは「埃」です。定期的に掃除をしていても隅の方に知らず知らずに蓄積されていく「埃」。私たちの心も同じで、何事にも関心を持たず、なんとなく生きていると、どんどん「埃」が溜まっていきます。その心の「埃」を掃除して、新たに蓄積していただきたいものがあります。

それは「誇り」です。

「埃」「誇り」を掛けてみたのですが…もう一つひねりがありませんね(笑)

話を本題に戻しましょう。

私は人生において、価値あるものをたくさん創造していきたいと考えています。その際に、絶対的に必要になってくるものが「誇り」だと思っています。私は「誇り」のないところに、「価値あるもの」は誕生しないと思っています。「誇り」とは、名誉に感じる気持ちであったり、優れていると思う感情です。英語で「プライド」と言ったほうが、皆さんは身近に感じるのでしょうか?

あなたはどんな「プライド」を持っていますか?自分に対して、家庭に対して、仲間に対して、仕事に対して、国家に対して、私たちが、プライドを持つべきものはいっぱい存在します。誇りなくして、作り上げられるものはすべて駄作になる。私はそう考えて、ありとあらゆる自分の創造したいものに対して「誇り」を持つようにしています。一度しかない人生において、駄作を作り上げていくのは何かもったいない気がします。どうせなら、自分で「最高だな」と思える名作を築き上げていきたいものです。皆さんに提供しているSiNQもまさにゆるぎない「誇り」を持って創造したプラットホームです。

では、なぜ誇りをもつことが大切なのでしょうか?それは、誇りを持つことによって、すべての行動に重みができるからです。誇りを持って何かに取り組んでいる人と、誇りを持たず、ただ行動しているだけの人には必ず大きな差ができてきます。人生は一つ一つの行動の積み重ねで、できあがっていきます。その行動の違いは、一つ一つにしてみればとても小さなものなのですが、その小さな差が、時間が経つにつれ、みるみると成長していくのです。あなたも人生において、くだらないものを作り上げてしまわないためにも、「誇り」を持って毎日を過ごしてみましょう。

では、どうすれば「誇り」を持つことができるのでしょう?「埃」は気づかないうちに隅の方にどんどん勝手に溜まっていきますが「誇り」は自分自身で確認し続けなければ生み出されることはありません。

あなたが、何かを選択し行動に移すときには、必ず理由といったものがあるはずです。その理由を深く追求するのです。「なぜ、そうしたいの?」「なぜ、この人と一緒にいるの?」「なぜ、この仕事をしているの?」というように、「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」といろいろ考えてみるのです。その理由を忘れずに心に留めておけば、それが「誇り」になります。人間はとても物忘れの激しい動物です。いったん何か行動に移すと「なぜ」を忘れて、いろいろなことを惰性でやってしまいます。ともすれば、何も考えずに流されて過ぎていってしまう時間の中で、いったん立ち止まって、「なぜ?」と自分との会話をする時間を作ることが重要です。きっと、その時間があなたの人生をすばらしい方向に導いてくれることでしょう。そして、その理由が出てこないものは、あなたが誇りを持てないものです。そのようなものは、関われば関わるだけ、時間の無駄になる可能性があるので、できるだけ自分の生活から切り離していきましょう。

もう一つ考えてみたいことがあります。それは、「プライド」と「見栄」の違いについてです。私は「プライド」と「見栄」を同一視している人が、大多数だと思います。その違いについて、私なりに考えて出た答えを簡単に説明してみましょう。それは、「他人を意識しているのか」、「自分を意識しているのか」の違いだと思います。「見栄」とは、人からどう思われたいのかといった感情から作り出されるもので、「プライド」は自分がどうなりたいのか、どうしたいのかといった感情から創造されるものです。ですから、「プライドが高い」であるとか、「自意識過剰だ」といった欠点の指摘は、じつは、見栄っ張りの人に対して、言われているものなのだと考えます。

他人の目を気にしすぎて、見栄ばかり持っていても、価値あるものは、作り出せないはずです。大切なのは、自分がどうしたいのか、自分がどうなりたいのかです。なぜなら、私たちは「自分」という存在でしか生きていくことはできないからです。人生は結局のところ、自己満足だと思います。他人という存在で生きることはできないわけですから、他人に乗り移ったりでもしないかぎり、他人がなにを考えているのかは、実際のところ分かりません。そして、たとえ分かったとしたところで、それがどうしたというのでしょう?自分が納得できないものを、人に「すごいね」と言われても全然嬉しくないでしょうし、自分が最高に納得できるものを、人から「全然だめだね」と言われても、「はいはい」という感じでしょう。

人は人。自分は自分です。実際、他人はそれほどあなたに興味を持っていません。あなたと同じように、自分自身に最大の興味を持っているのです。みんな、自分のことに夢中で、自分のことで精一杯なのです。だから、自分が自分らしく生きていくために、どんどん挑戦することが大切なのです。他人の目を気にしすぎて、自分らしく生きられないのは、とてももったいないことです。全然恐れる必要などありませんし、気にする必要もありません。どうせ、あなたの失敗なんて、みんなすぐに忘れてしまうのですから。

誇りを持つことによって、すべてが「らしく」なっていきます。私は「らしく」という言葉が大好きです。とてもプライドの持てる言葉です。私らしく。私らしく。父親らしく。母親らしく。社会人らしく。ビジネスマンらしく。日本人らしく。SiNQらしく。私たちは、いろんな「らしく」を選択する自由があります。私は私らしく、あなたはあなたらしく。それが一番だと思います。

私は前向きなパワーを持った「誇り」の持てる仲間と、何物にもとらわれない自由な発想で、誇りの持てるプロジェクトをどんどん考え、次々と誇りの持てる作品をSiNQを通じて世に送り出したいと考えています。

一緒にSiNQで誇りを持てる新しい自分を創造していきましょう!

写真:紫のカーネーション
花言葉:誇り

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