聖なる夜に大切な家族と共に過ごすクリスマス。皆様も素敵なひとときをお過ごしになられたことでしょう。今年はクリスマスが平日ということもあり、お勤めの方は少し早めのクリスマスを過ごした方も多いはず。我が家では、毎年決まってイヴとクリスマス当日の二日間にわたってフルコースで楽しみながら、お家でしっぽりと迎えるクリスマスディナー。愛犬ショコラを迎えてからは特に夜のお出掛けも少なくなり、暖かいお家で過ごす日々。今年もおうちクリスマスディナーのスタートです!
今年も何日も前からクリスマス用にメニューを考え食材を選定し、イヴ当日は、朝から百貨店をはじめスーパーを10軒以上を回り尽くし、食材探しの旅から始まります。クリスマス直前に、主人から新しいオーブンレンジ「TOSHIBA」の石窯ドームER-D3000Aをプレゼントしてもらったため、今年は張り切ってオーブンを使ったメイン料理を頑張ります♪
北欧家具に包まれた我が家のダイニング。テーブルはクリスマス仕様にデコレーションし、紅と白のテーブルランナーにパンパスグラスの特大リースや松ぼっくりのアレンジメントに人工松のガーランドを添え、キャンドルを灯して暖かな空間に。
今年も富山の木工作家ユニット「Shimoo Design」の人気商品「とんがりサンタ(コッパー)」の姿も健在。一年に一度の出番を待ち構えてくれています。
もちろん、我が家の愛犬ショコラもサンタクロースに変身して、愛らしい装いに。
前菜の冷菜は、すぐにつまめるものを用意し、温菜の出番まで、時間稼ぎをしていただきましょう。
「前菜の盛り合わせ」
シンケンアスピック(豚ハムのゼリー寄せ)と生帆立の貝柱と胡瓜とプチトマトのピンチョス、生ハムとドライトマトのオリーブオイル漬け、一口サイズのほうれん草のキッシュ、海老のホワイトソース、ハーブロールのバゲット、いくらとスモークサーモン、オリーブ漬けとそれぞれが品のある優しい味わいでワインのお供に最適な盛り合わせ!
ピンチョススティックを100yenショップに見に行ったのですが、可愛いすぎてしまうキャラクターものばかりで好みのものが無く、リース飾りコーナーで金色に輝く林檎ちゃんを見つけて代用してみました♪
「チーズの盛り合わせ」
五種のチーズと三種のブドウに、乾き系としてドライフルーツとナッツ、ピスタチオのレモンソルトを盛り合わせます。
「ドライフルーツクリームチーズ さつま芋チップス」
ラム酒に漬けたレーズンなどのドライフルーツとクリームチーズを合わせたディップに、さつま芋チップスを花びらのようにバランスよく刺してカクテルグラスに。甘塩っぱい味わいが酒の当てに最適です。
「牛タンのコンソメゼリー寄せとカリフラワームース」
「Mz Farm」のYakusai mix/薬菜ミックスとブロッコリーのスプラウトを敷き詰めたグラスに、ゼリー寄せとムースの二層のカップを入れ、エディブルフラワーを添えて花畑のように。
「キャビアとカリフラワーツリー 帆立のムース」
ふるさと納税で、北海道知床・斜里町の応援で購入した「北海道産ほたて貝柱 大粒1kg」が届いたため、解凍して塩をし、余分な水分をキッチンペーパーで拭き取った後に、フードプロセッサーでミキシングし、氷水を当てたボールで冷やしながら、少しずつ生クリームと合わせていく帆立のムースにキャビアを添えて、ツリーに見立てたカリフラワーと共にいただきます。
「帆立と蕪と林檎のカルパッチョ クリスマスリース仕立て」
同じくふるさと納税の北海道産帆立の貝柱を活用したカルパッチョは、ディルハーブでマリネした帆立と蕪に林檎を添え、クリスマスリース仕立てに。
「ボローバン三種盛り」
パイケース「ラスフォーリア ボローバン」を用いて、好きな食材を詰め込みトースターで温めたフィンガーフード。今回は、マッシュルームとクリームソース、マッシュポテトとトマト、トマトクリームのペンネの三種を。
「バロン フェンテ シャンパーニュ ラ レヴェレーション ブリュット/
Baron Fuente Champagne La Revelation Brut AOC Champagne」
「バロン・フェンテ」は、マルヌ川を見下ろす斜面から上質なブドウを収穫し、最新の醸造設備によって造り出されるシャンパーニュ。ピノ・ムニエ70%、シャルドネ30%と、ピノ・ムニエの割合が高いため、よりフレッシュでフルーティーさが際立つバランスの取れた味わい。
「小豆島産新漬けオリーブ」
日本で最初にオリーブ栽培に成功した瀬戸内の小豆島。あっさりした塩味で浅漬けのような感覚でいただけるオリーブ。
「ずわい蟹のビスク」
果肉をたっぷりと盛り込み、ずわい蟹の旨みを存分に堪能できる濃厚ビスク。ほっこりとする味わいで冬ならではの一品。
「マッシュルームとベーコンのリガトーニ クリームソース」
玉葱とブラウンマッシュルームに、ベーコンをバターでソテーしクリームソースを作り、ボリュームのあるショートパスタのリガトーニで。仕上げにパルメザンチーズと粗挽き黒胡椒を纏わせて、熱々をいただきます。
「ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ アンヌ エ セバスティアン 2020/
GEVREY CHAMBERTIN VIEILLES VIGNES ANNE ET SABASTIEN BIDAULT」
ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーは、モレ・サン・ドニに本拠を置く、極小規模のドメーヌ。力強くリッチでコクがあり、ビロードのようなタンニンで滑らかなテクスチャーが楽しめるピノノワール。
「鴨のコンフィ 白葱 トリュフソース」
低温の油で煮るフランス料理の調理方法コンフィ。皮はパリッと身はほろほろと柔らかにほぐれ、旨味が凝縮された鴨のコンフィに、白葱のソテーとマッシュポテトを添えて、トリュフソースでいただく一皿。
「サーモンのパイ包み焼き レモンバタークリームソース ディルの香り」
今回のコースの中で一番緊張したのが、メインディッシュの魚料理。ノルウェー産のサーモンを使い、湯がいたほうれん草を一枚一枚シート状に綺麗に伸ばした上に、下茹でしたジャガイモを敷き、下処理した5cm四方のサーモンを乗せ、上から帆立のムースをたっぷりと纏わせ、全体をほうれん草で包み込むように球体に仕上げ、上下を飾り切りした「ベラミーズ」の冷凍パイシートで包み込み、アパレイユを塗り、新調してから初めて使うオーブンにドキドキしながら見守り、200℃ 25分で焼成。焼いている間に、玉葱、ブラウンマッシュルーム、ディルハーブ、レモンを用いて、酸味のある爽やかなクリームソースを作り上げ、焼き上がったパイ包みと共にいただきます。
上に被せるパイシートは交互になるように切り込みを入れて網目模様にし、土台は三つ編みを施してどっしりとした構えに仕上げてみました。網目からほうれん草の緑が色鮮やかに現れ、こんがりと焼き上がっていく様子を楽しみに待ちました。新型のオーブンは色ムラもなく、四方綺麗に焼き上がり大満足な仕上がりで、中まで熱々のサーモンと帆立のムースはふっくらと仕上がり、アクセントに添えたピンクペッパーとディルの香りに包まれたレモンクリームソースとのバランスも絶妙な出来映えに♪
「あつみ牛のランプステーキ フォアグラ添え 焼き蕪とガーリック 赤ワインソース」
「ビオ・あつみ エピスリー浜松/BIO Atsumi」で販売されている「あつみ牛」が最近のお気に入りで、メインディッシュの肉料理はランプ肉の厚切りステーキに。塩胡椒したランプ肉を、ニンニクの香りを移したフライパンで表面だけ全体的にソテーし、120℃のオーブンで10分焼成。その間に、肉汁が出たフライパンでは赤ワインソースを作り、別で黄金たもぎ茸と蕪、片栗粉を塗したフォアグラをバターソテーして添えていきます。横スライスでカットしたランプ肉の火入れは絶妙で、ジューシィーな仕上がりに。噛む程に旨みが迸る味わいに、二人して顔を見合わせて悶絶!ショコラにも少しだけお裾分けすると、目の輝きが違いました(笑)
「パティスリー・ラ・ヴェリテ/Patisserie La Veriteのカフェショコラ」
今年も、浜松は大平台にある人気パティスリー「パティスリー・ラ・ヴェリテ/Patisserie La Verite」の予約制のクリスマスケーキ。今回は大人な装いのカフェショコラに決定。深煎りのコーヒー豆を一晩漬け込み、香りをしっかりと移したムースをセンター挟み、周りは口当たり軽やかに仕上げられたチョコレートムースに、香りと食感の異なる2種類のジェノワーズショコラの組み合わせで考え抜かれた完璧な構成。最高級のココアから仕上げたグラサージュショコラで艶々にコーティングされ、飾り付けはシンプルに仕上げた大人スタイルがまた素敵。滑らかさと口溶けの良さに、香り高いコーヒーとコク深いチョコレートのマリアージュに、ただただほっぺがとろけます♪
「まめやかふぇのモカマタリ」200g 1,800yen
食後のコーヒーは、袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」の新作豆「モカマタリ(イエメン産)」。モカの最高級品で、モカを愛するコーヒーラバーたちが愛してやまないグルメコーヒー。芳醇な赤ワインのフレーバーが漂い、ビターチョコレートのような深みとクリームのような滑らかさが味わえる一杯で、カフェショコラのケーキとの相性も抜群!
〆のフルーツは、私たちが愛してやまない果実の王様「天使音マスクメロン(Amane Muskmelon)」を用意。芳しい至高の香り、見事なまでの芳醇さとシルキーな口溶け、脳天を刺激する極上の甘味が特徴です。ダブル完熟という特殊な技法で栽培する「天使音マスクメロン」の糖度は16度もあり、冬の種は濃密で上品な甘味が楽しめます!
手作りでオリジナルの子供服ブランド「Emer BABY & KIDS」を手掛けられており、御近所繋がりで仲良くさせていただいている倉田仁美さんより、パッケージが可愛い「TARTINE/タルティン」のクリスマスオーナメント・ストロベリーティラミスクランチをいただいたので、限定の星型パッケージを活かしてツリーのトップに飾ってみました♪
2024年も家族全員無事にこの日を迎えられたことに感謝して、気持ち良い年越しを迎えたいと思います。