本格的なインドネシアの家庭料理を囲み異国情緒溢れるホームパーティ

日本の家庭でできるインドネシア料理を堪能できるホームパーティに御招き頂きました!

他民族文化となるインドネシアは、古くから香辛料を多用する料理王国であり、バリ料理、ジャワ料理、スンダ料理、マカッサル料理、マナド料理、パダン料理、バタク料理などの各民族の料理を総称してインドネシア料理とされています!

今回は、インドネシア愛に溢れ、20年に渡りインドネシアを訪れ、まさにインドネシア通となる通称バグースこと長谷川 修久 (Nobuhisa Hasegawa)さんと長谷川 亜沙美 (Asami Hasegawa)ちゃん夫妻の御自宅に御招き頂き、インドネシアの家庭料理を亜沙美ちゃんに振る舞って頂きました!

新しい我が家から車で10分圏内と、御近所になれた長谷川家の食卓には、インドネシア版チャーハンや焼きそば、焼き鳥の「ナシゴレン(NASI GORENG)」や「ミーゴレン(MI GORENG)」、「サテ(SATE)」などの身近なインドネアシア料理ではなく、あまり聞いたことのない無い彩り豊かなインドネシア料理が並び、楽しいホームパーティの始まりです!

「ビンタン(Bir Bintang)」と「シンハー(Singha)」
この日は、アルコールを嗜まれることのないバグースさんの送迎付きと有難い御招待でしたので、わたし達はインドネシアを代表するビール「ビンタン(Bir Bintang)」とタイを代表する「シンハー(Singha)」を頂き、あっさりとした軽いテイストでインドネシア料理にピッタリのピルスナータイプのビールで乾杯!

「ルンダン(RENDANG)」
インドネシア各地で一般的に食されるパダン料理の中でも代表的な一品「ルンダン」は、牛肉などの肉をココナッツミルクとたっぷりの香辛料で長時間煮込んだ肉料理で、アメリカのCNNが発表する「世界の美食ランキング」の2016年には、何と1位に君臨したインドネアシア料理でもあります!
ココナッツミルクで長時間コトコトと煮込まれた牛肉はとても美味しく、ターメリックやコリアンダーの独特な風味が感じられ、ビールのお供としても良く合い癖になるお味!

「ンペンペ(PEMPEK)」
白身魚のすり身とキャッサバ(タピオカ)の粉を合わせて揚げる「ンペンペ」は、パレンバンの名物練り物料理で、タピオカが入ることでもっちりとした食感となりますが、魚料理のさつま揚げを愛する日本人にも大変馴染みやすい料理です!
一番大きな三角形の「ンペンペ」は、すり身の中心に溶き卵を加えた物で、白身魚の旨味を吸ったふんわり玉子がとても美味しい一品です!

 

何よりも「ンペンペ」に付けて食べる特製の甘酸っぱい辛口ソース「クア チュカ(KUAH CUKA)」が絶品! これはハマります!

「青梗菜のマサコ(Masako)炒め」
味の素が製造している「マサコ(Masako)」はインドネシアの定番調味料となっており、日本で言う出汁のような存在で、スープや炒め物、揚げ物などのインドネシア料理に幅広く用いられています!
「マサコ(Masako)」という商品名はインドネシア語で「料理をする」意味のMasak(マサック)からきており、これを日本風にアレンジして「Masako(マサコ)」と名付けられているとのこと!
チキンの旨味をベースとするMasakoで炒めたあっさりとした青梗菜です!

「クルプック(KRUPUK)」
インドネシア料理を頂く際に良く添えられる「クルプック(KRUPUK)」は、キャッサバから採った澱粉(タピオカ)に、海老や魚のすり身などを混ぜ合わせ乾燥させ、揚げた中華海老煎餅です!
カリッカリの食感に海老の風味が楽しめ、おやつ感覚のチップスは、日本人も大好きなはず!

平たい煎餅状の物は良く見掛けますが、色も形も様々に楽しめるようで、小さな丸状の物もあるようです!

「ナシウドゥッ(NASI UDUK)」
サラムリーフやレモングラスなどのハーブとココナッツミルクで炊くご飯「ナシ・ウドゥッ」は、エスニックな香りを放つマイルドな味わいのライスで、炊きたて熱々で器に丸く盛り付け、ゴロッとした牛肉の「ルンダン」をたっぷりと掛けて頂けば、その相性は抜群です!

インドネシアでは、このライスの上におかずをたっぷりと添えて、辛味調味料となる「サンバル(SAMBAL)」などをお好みで付けて、混ぜて食べるのが本場の味とのこと!
今まで食してきたインドやネパール、タイやベトナムなどの香辛料たっぷりのアジア料理も大好きで、比較的辛いものが得意なわたし達夫婦にとって、インドネシア料理もとても口に合うということが判明!
これは癖になってしまいそうです!

「ミーバソ(MIE BAKSO)」
インドネシアの塩ラーメンに当たる「ミークワ(MIE KUAH)」は、[ミー=そば]、[クワ=汁]、これに[バソ=肉団子]が入り、「ミーバソ(MIE BAKSO)」となります!
茹で卵やカットトマトに青梗菜の菜っ葉などを加え彩りも栄養価も意識したヘルシーなスープ麺は、春雨のようなツルツル麺であっさりとした味わいで、食べ応えのある鶏肉団子との相性も良く、そのままでも美味しく頂けます!

インドネシアでは、そこへ甘口ソースの「ケチャップマニス(KECAP MANIS)」 や辛味調味料となる「サンバル(SAMBAL)」、海老発酵ペーストの「サンバルトラシ(SAMBAL TERASI)」などをお好みで添え、良く混ぜて食べるのが本場の味とのこと!

自分好みの味わいに味変をしながら食べていく楽しいスタイルです!

「ブブールインジン(BUBUH INJIN)」
インドネシアのデザート「ブブールインジン(BUBUH INJIN)」は、[クタンヒタム(KETAN HITAM)=黒もち米]のお粥にココナッツミルクをたっぷりと掛けて頂くおやつで、日本で言う「ぜんざい」のようなもの!
日本人の舌に合うように、また、甘過ぎる物が得意でないわたし達のために、甘さ控えめで小豆もプラスし作ってくれたので、とってもあっさりと美味しく楽しめます!

「自家製チーズケーキ」
インドネシア人に出しても好評価を得たという亜沙美ちゃん御手製のしっとりとしたチーズケーキ!

「ジンジャーライムティー」と共に堪能!

異国情緒溢れるインドネシア料理を楽しみ、終始インドネシアや海外旅行&移住などの話で盛り上がり、昼から開催したにも関わらず、気付けば7時間を超える宴!

一家の主のように腰を据え微動だにせず逞しい愛猫ビーちゃんと、一番若く末っ子として迎え入れてもらった綺麗な顔立ちと上質な毛並みの愛猫のチーちゃん、一瞬だけ顔を見せてくれた恥ずかしがり屋の愛猫ランちゃんとの時間も楽しく、あまりの居心地の良さについつい長居で楽しんでしまいました!バグースさん&亜沙美ちゃん、美味しいインドネシア料理をありがとう!

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