【 謹賀新年 】
謹んで新春のお祝いを申し上げます。
皆々様におかれましては、清々しいお気持ちで新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は多くのお力添えを頂き誠に有難う御座いました。
幸運を運ぶ巳年に相応しい年に、
そして、巳のり多き一年となるよう努め、
皆様のより一層のご支援・ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げ、
新年の挨拶とさせていただきます。
新年早々、愛犬ショコラと我が家で過ごす元旦に、朝から夫婦二人でキッチンに立ち、あれやこれやと準備に精を出すのも恒例行事となっています。
食卓を彩る正月花は、大平台のフラワーショップ「草々(sou sou)」の店主:竹村麻衣子(Maiko Takemura)さんにお願いし、若松やボケ、菊に葉牡丹、センリョウ、スイトピーなどを用いて背高になるようオーダー。いつもシーズン毎にアレンジメントリースなども素敵に仕上げていただき、我が家のインテリアに欠かせない花屋さんです。
今年は一昨年にも頂いて、私たち好みの味わいであった京都祇園「華舞」料理長:前田重博監修の御節料理をお取り寄せ。三段重の特選御節で幸せを重ねるという意味を持つ重箱に詰められた本格的な御節料理を楽しみながら華やかな食卓を迎えます。
「伊勢海老の刺し盛り」
器:「釋永 岳(Gaku Shakunaga) gen 大皿」
昨年はゲットできなかった伊勢海老を無事に仕入れることができ、中央に丸ごと一匹の伊勢海老の刺身、そこへ金箔を添えた華やかな刺し盛りに。本鮪は、赤味、中トロ、大トロと鮪尽くし。椿の花に見立てた鯛に、いくら、サーモンに、ふるさと納税で、北海道知床・斜里町の応援で購入した「北海道産ほたて貝柱 大粒1kg」も盛り込んで、静岡産本山葵を添えた豪華な一皿。
「トラフグのてっさ」
器:「釋永岳(Gaku Shakunaga)mars平皿」
薄造りに仕上げたトラフグの刺身は、聖護院かぶらのもみじおろしでいただきます。程良い弾力が楽しめ、ねっとりと輝く身を数枚まとめて口に放り込めば、ダイレクトに感じる旨みの余韻に浸れます。
京都祇園「華舞」料理長:前田重博監修の御節料理「夢の舞」
「夢の舞」は京の伝統を踏襲しつつ、華舞ならではの華やかさも取り入れた御節。8寸サイズの大きなお重には、和洋のお料理が全58品目がぎっしりと詰まっています。毎年高評価の「ロブスター旨煮」や「蟹甲羅黄金焼き」に加え、今年は味噌と卵黄を合わせた特製カラスミソースをのせて焼き上げた「赤魚からすみ焼き」や、旨味がたっぷりのアカエビを程よい塩加減で味付けした「赤海老黄金和え」など、高級食材を使用したお料理も追加され、ハイクオリティな仕上がりに。三段重が重なった状態で届くため、蓋を開けると一品一品が綺麗に寝かされて収められているため、フィルム開封後にこちらでヒバの飾り葉などを加え、盛り付けし直していますのでご了承ください。
「恵の重 19品」
壱の重〜 温かで、恵みあふれる年を願い〜
1.金箔黒豆 、2.桜金団、3.甘栗甘露煮、4.彩り野菜のコンフィ、5.さつまいも蜜煮、6.若鶏黄味田楽焼き、7.ぶり鳴門巻き、8.ロブスター旨煮、9.鰆黄金焼き、10.黒胡麻豆腐笹巻き、11.かつおニシン、12.たたき牛蒡、13.サーモン砧巻き、14.紅鮭漬焼き、15. バイ貝旨煮、16.穴子幽庵焼き、17.ほたるいか早煮、18.梅麩、19.隠元含め煮
「喜の重 19品」
弐の重〜幸せな、喜びに満ちた年を願い〜
20.伊達巻き、21.たら旨煮、22.彩り金平糖、23.にしんコンフィ、24.ドライトマト、25.青梅の蜜煮 、26.赤魚からすみ焼き、27.いくら醤油漬け、28.紅白なます、29.桜羊羹 友禅包み、30.海老艶煮、31.湯葉ちりめん山椒、32.眞子煮付け、33.椎茸旨煮、34.高野豆腐含め煮、35.菜の花東寺巻き、36.松露絞り、37.絹さや、38.梅花人参含め煮
「結の重 20品」
参の重〜良縁を祈り、実り結ぶ年を願い〜
39.彩り月冠、40.鰆南蛮漬け、41.紅蒲鉾、42.白蒲鉾、43.一口昆布巻き、44.くるみ甘露、45.合鴨スモーク、46.金柑蜜煮、47.松前漬け、48.蟹甲羅黄金焼き、49.ずわい蟹爪含め煮、50.湯葉柚子風味、51.ムール貝ガーリックオイル、52.数の子鼈甲漬け、53.蟹香り漬け、54.オニオンマリネ、55.小海老蜜煮、56.帆立の燻製、57.赤海老黄金和え、58.紅白梅松葉
「ちらし寿司」
器:「釋永岳(Gaku Shakunaga)gen 小鉢」
鮪に鯛、イカ、サーモン、蟹、厚焼き玉子、胡瓜、かんぴょうなどをちらして、中央に北海道産いくらをドドンと盛り込み金箔を添えた、まるで宝石箱のようなちらし寿司。
「関東風お雑煮」
器:「釋永岳(Gaku Shakunaga)age 薄鉢」
素材それぞれを和風出汁で下茹でしてから、薄口醤油と味醂、日本酒を少々入れ、合わせ煮した関東風のお雑煮は、焼き餅に海老芋、どんこ椎茸、飾り切りした大根と人参、スナップえんどう、三つ葉を添えて。
「蕪の甘酢漬け 柚子の香り」
器:「釋永岳(Gaku Shakunaga)gen 小皿」
蕪は皮を剥き、茎を少し残して緑を立たせ、8等分の半月スライスにし、甘酢に唐辛子と柚子皮を入れて漬け込む浅漬け。
紅白を意識した華やかな食卓に、漆黒の器がよく映えます。今年の重箱は黒でしたが、「やはり桐箱の方が画になるね」と、来年は桐箱の御重を予約しようと思います。
日本酒は毎年飲み比べを楽しんでおり、今年は、岐阜県飛騨市の「渡辺酒造店」の「蓬莱」にごり酒と限定品の蔵乃鑑査秘蔵酒の同じ蔵元の日本酒を飲み比べ。そして、もう一本は、長野県須坂市の「遠藤酒造場」の蔵元の名を冠する「遠藤」を。
準備が整い、ようやく腰を下ろすことができたのは昼少し前のこと。BGMにお琴を流し、豪華な刺し盛りと御節を前に乾杯。
「渡辺酒造店 / 蓬莱 新酒一番にごり 冬季限定蔵出し」
先ずは、にごり酒から。とろっととろみのあるにごり酒は、発酵完了直前のもろみをそのまま練りひいた蔵出しの一番にごり酒。濃密さを感じる甘みとどぶろく感を醸し出す素朴さで、ついつい一杯が進む、何とも言えない美味しさ。
「渡辺酒造店 / 蓬莱 蔵之鑑査秘造酒〜今ここでしか飲めぬ限定品〜」
「今ここでしか呑めぬ限定品」と記した札を下げた秘蔵酒は、フレッシュでジューシーな旨みがあり、まるで蜂蜜の蜜を感じさせる濃厚さで、飲みやすい旨口原酒。
「遠藤酒造場 / 生一本 純米酒 遠藤」
蔵元の名を冠した自信の逸品は、純米酒のおいしさをひたむきに追求した渾身の酒。良い意味でクセがなく飲みやすさがあり、止まらない一杯。
新春の食卓を彩る迎春スイーツは、SNSで目に留まった「積奏-sekisou-」のバターサンドクッキー「弥栄(いやさか)セット」をお取り寄せし、「まめやかふぇ」の深煎りコーヒー「ゴールデンマンデリン」と共に楽しみます。
「積奏 / 迎春お菓子 弥栄(いやさか)セット」
四季折々の素材と製法を大切にしながら新たな味わいを追求したバターサンドとサブレが木箱に詰められて登場!正月に相応しい梅の型抜きや寿の焼印が素敵。
《バターサンド4種》
・アップルシナモンレザン
ラムレーズンクリームとシナモンクリームを重ねた上にさいの目にしたアップルコンポートをトッピングし、
スライスアーモンドを練りこんだシナモンサブレでサンド。
・ほうじ茶とピスタチオ
香ばしいほうじ茶クリームと濃厚なピスタチオクリームを重ねた上に、
キャラメリゼしたくるみをトッピングしピスタチオサブレでサンド。
・苺と赤えんどう大納言
高糖度の粒あんクリームと甘酸っぱいストロベリークリームを重ね、
塩ゆでした赤えんどう豆をトッピングしストロベリーサブレでサンド。
・オレンジキャラメリーナ
濃縮オレンジクリームと香ばしいキャラメルクリームを重ね、
グランマルニエでマリネしたオレンジピールをトッピング。
香り豊かなキャラメルサブレでサンド。
《サブレ5種》
・紫芋・ラズベリーピスタチオ・かぼちゃ・コーヒー・黒ごま。
カラフルな色合いが目を惹き、ザクっとしたサブレに、北海道産のバターとクリームチーズを混ぜ合わせた特製のバタークリームをたっぷりと挟み、ボリュームはあるけれど重くないバターサンド。ザクほろのサブレと滑らかな食感のバタークリームがまた美味しい。薄いサクサクのサブレもコーヒーのお供に最適です♪