隠れ家的なワイン食堂「ラ キャシェット」の2階で第2回「51年会」を開催

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浜松市を南北に走る遠鉄電車、通称「赤電」の第一通り駅を降りてすぐのワイン食堂「La Cachette ラ キャシェット」さん。目印はお店の前に置かれた大きなワイン樽とワインのボトルが印象的な隠れ家ワイン食堂。2012年9月にオープンされてから早くも1年と7ヶ月が過ぎ、美味しい料理とワインで口コミが口コミを呼び、大人気のお店。オーナーソムリエの森下桂司くんは、34歳とお若いながらにワインショップで培った知識と自身の舌で厳選した美味しいワインを常時100種類以上提案しながら、そのワインに合った料理と一緒に提供しています。店名の「La Cachette ラ キャシェット」とは、フランス語で隠れ家秘密基地宝箱を意味するそうです。ワクワクするような素敵な店名。この日は、先日、旦那様と同じ51年生まれの仲間達を集い発足した「51年会」の第2回をこちらで開催!

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店内は1階と2階があり、1階にはカウンター席4席、テーブル席8席。螺旋状に階段を上ると2階は、16名程が座れるテーブル席となり、ワイン会やセミナー等を行うイベント会場として貸切でも使える空間となっています。こちらは、森下くんとお母様の2人で切り盛りされており、親近感溢れるお店です。2階席には初めてお邪魔しましたが、元々は3階スペースがあったため、今もその名残がある階段が、どこか秘密の部屋へ訪れたような隠れ家的な雰囲気の中、不思議と落ち着きのある空間で居心地が良いです。こちらは、以前洋服屋さんだったこともあり、その時に使用されていたアンティークな棚をそのまま譲ってもらったようで、今ではワイングラスが並ぶ素敵な食器棚になっています。2階席は大変人気があるため、事前に予約時に2階席を指定すると良いそうですよ♪

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51年会の発足メンバーである磐田の「平野ビニール工業株式会社」の平野利直くん(写真右)と浜松の「株式会社渥美鐵工所」の代表取締役である渥美総一郎くん(写真左)。51年会の目標と目的は、51年生まれ(前後でも可:笑)の仲間を増やしていくこと。そして、若手で頑張っている飲食店を盛り上げ、さらには浜松を賑やかしくして行こう!という使命感を持って、今後発展していく予定です♪

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森下くんにお勧めのスパークリングワインをお願いします♪

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「ボナミー クレマン・ド・ロワール・ブリュット」フランス ロワール スパークリングワイン

蒲萄品種は、シュナン・ブラン65%、シャルドネ20%、カベルネ・フラン15%。醸造長は1971年生まれのエリック・ローラン。ブルゴーニュで醸造学を修めた彼は、その後フランス各地はもとよりオレゴンやチリ、アルゼンチン、南アフリカといった新世界のワイナリーの門も叩いて世界を見た後、「最終的に最もポテンシャルとやり甲斐を感じたのは、ソミュールでした。ここには、果実味と繊細さを両立させることができる、世界でも類まれなテロワールがあります」。「私たちの造ったクレマンが、結婚式など、愛し合う人たちの祝福のお供をさせていただけることほど嬉しいことはありません」という彼らの願いを込めて、ハートをあしらった新パッケージがデザインされたそうです。涼しい気候のフルーツの香味がし、ほんのりと酵母の香りが品良く立ち、味わったことのない感じ。森下くん曰く、乳酸菌っぽさを感じると思います。とのこと。お通じ良くなったりして?嘘です(笑)キメの細やかな泡立ちでシャープな味わいでスッキリといただけるため、様々な料理に合いそうです♪

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「オリーブ」イタリア

小振りなオリーブで浸かり加減は程好いですが、個人的に、固さはもう少し固めが好みです♪

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「豚肉と鶏レバーのパテ」800円

おそらくレバーが苦手な方でも、美味しくいただけるほどクセの少ない美味しいパテです。黒胡椒がピリッと辛く、マスタードの酸味で爽やかにいただけるので、ワインの当てにお勧めです♪

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「ブルゴーニュ ヴェズレー ブラン ル・ネ・ド・ミューズ 2011」フランス シャルドネ

エチケットに描かれた可愛いワンちゃんに惹かれて選んだワインです。ワンちゃんは、フランスはパリから2時間ほど東へ位置する小さな村Asquinsの長閑なワイナリー「Les Faverelles レ・ファヴレール」でオーナーであるパトリック・ブランジェさん一家が飼われている大事な家族です。そしてワインには、ワンちゃん(♀)の名前ミューズの名が。ミューズは、蒲萄畑で蒲萄が成熟したその時を、自慢の鼻で嗅ぎ分け食べるのだそうです。そんな鼻の利くミューズにちなんで、キュヴェ名「ル・ネ・ド・ミューズ」は、「ミューズの鼻」という意味なんだそうです。なんだか可愛いらしいエチケットから家族愛が伺えるワインですね。蝋で封印されたワックスキャップを使用されているので、開栓の際に蝋片が散らばってしまう恐れがあるので要注意のよう。味わいは、ピュアさや透明感があってさらりと飲めてしまうワインです♪

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「自家製パン4種盛り」

メニューには3種盛りとありましたが、4人だったので、この日お勧めのパンをプラスしてもらい4種盛りにしてもらいました。ミックスナッツのたっぷり入ったパンや地元三方原産じゃがいもを練り込み焼き上げたもっちり食感のパンのじゃがいもとローズマリーのフォカッチャ、セージバターとはちみつを塗り焼き上げた、イタリアのおつまみパンのコンミエーレ、プレーンなバゲットの4種。いろいろ楽しみたい方は盛り合わせをお願いすると良いですよ♪

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「浜名湖産天然車海老のビスク」1,000円

ビスクとは、甲殻類(エビやカニ)を香味野菜と共に炒めワイン等で煮出した後に擂り潰した物を濾し、クリームを足した濃厚なとろみのあるスープです。なかなか自宅では作れない代物ですし、パンにも合いそうだったのでオーダーしました♪

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「肉厚ジャンボしいたけのアヒージョ」600円

アッツアツで身がプリッと弾力が楽しめる肉厚な椎茸のアヒージョです。こちらも残ったオリーブオイルにバゲットを絡めても良いですね!猫舌さんは火傷注意ですよ(笑)

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「レッカーランドさんのソーセージ盛り合わせ」1,000円

本格派ハム工房レッカーランドさんの3種のソーセージが楽しめます。辛口や粗挽き、チーズ入りとおつまみにはもってこいです♪

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「ポンムフリット(ポテト・フライ)」500円

日本でいうフライドポテト、フランス語ではポンムフリットと言います。短冊を想像してましたが、良い意味で予想を裏切ってくれました。ジャガイモ感がたっぷりと味わえるように横スライス、しかも厚切り!シンプルな料理ですが、揚げ方が絶妙で、中までほっくほくで美味しかったです♪

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「ティネード カラ ヌメロ・ドス Tinedo Cala N.2」スペイン ラ・マンチャ 赤

葡萄品種は、テンプラニーリョ95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%。標高700m、大小の石がごろごろ転がる石灰岩質・泥灰土質・沖積土壌の畑より。2005年~2007年に植樹。コールド・マセレーション。コンクリート製タンクでアルコール発酵後、225リットルと300リットルのフレンチオークでマロラクティック発酵&18ヶ月間熟成。ドライストロベリーのような濃密なアロマ。樽に由来するトーストしたようなスモーキーな風味も、心地良く楽しめるワインです。豊かな果実味に負けない酸があり、口の中でとろけるように感じられます。エチケットの女性は20世紀初頭に撮影された芸術写真からのもので同じくらいの時期にワイナリーを設立し、また現在のファミリーの家を建てた、兄妹の曾祖母(ひいおばあちゃん)エスペランサ・アングロに敬意を表したものだそうです。当時流行したアール・デコ調のデザインが、コラージュ(貼り絵)技法によって情感豊かに表現されており、ワインの濃密さ、芳醇さも見事に表現されエチケット買いしても裏切らない味わいです♪

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「チーズの盛り合わせ」

24ヶ月熟成のパルミジャーノレッジャーノ、ブルーチーズ、カマンベール、ウォッシュタイプと4種の盛り合わせ。マンゴーとクランベリーのドライフルーツを添えて。どのチーズも濃厚で味わい深くワインにピッタリ!さすがのセレクトです。ワインは3本とも森下くんにお任せしたので価格がわかりませんが、おそらく1本5,000円前後のものでお手頃価格だと思われます。おつまみに最適なアラカルトのメニューも豊富で料金もリーズナブルな設定なので、大勢でわいわいとワインを楽しむのに居心地が良いお店ですね。森下くん、お義母様、また顔出させていただきますね!さて、facebookなどの情報では、街中有楽街が「新宿スワン」の映画撮影で賑わっているようですが、51年会は有楽街を避けて二次会へと向かいます♪

La Cachette ラ キャシェット
浜松市中区板屋町102-17 TEL:053-453-1881
営業時間:火水木日 ─ 18:00~23:00(L.O. 22:30)金土祝前 ─ 18:00~24:00(L.O. 23:30)
定休日:毎週月曜、第3日曜
http://la.cachette-vin.com/

浜松市中区板屋町102-17

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