絶景!日月潭ロープウェイで空中から見る美しき碧色の湖をパノラマで堪能!

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日月潭には、2010年1月に「九族文化村(Formosan Aboriginal Culture Village)」までの
日月潭ロープウェイ」が開通しており、
山間をすり抜ける空中から、
美しさを放つ日月潭のレイクビューがパノラマで楽しめます♪

日月潭ロープウェイ運行時間
平日:10:30~16:00、休日:10:00~16:30

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日月潭ロープウェイの往復チケットは、1人当たり300TWD(日本円:約960円)となります♪

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日月潭ロープウェイは人にやさしい設計になっており、駅ホームはバリアフリーになっています。
さらに、ゴンドラはお年寄りや体の不自由な方、妊婦や小さなお子様も乗降しやすい高さに設定し、
広々とした8人乗りの車内で、シートは跳ね上げ式となります。
各ゴンドラは、2台の車椅子を同時に乗せることができる広さとなり快適です!
それでは、出発です♪

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全長1,877mを誇るロープウェイは、
中間には2つの山が位置しており、日月潭寄りの卜吉山7号柱は996m、
九族文化村寄りの8号柱はなんと1,044mの高さを誇り、
緑豊かな素晴らしい景色が観られます♪

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リフト式のロープウェイは赤、黄、青とあり、
赤は「Sun(日)」、黄は「Moon(月)」、青は「Lake(潭)」を意味しています♪

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全長1877mと続く運行は、緩やかなカーブを描くロープで、
下から空へ駆け上がるかのような爽快さがあり、スピード感もあって迫力があります。
ゴンドラには通気用の窓がゴンドラの前後と門に取り付けられており、
床にも通気孔が四方にあるため、微風を感じ心地良さを得られます♪

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上空から見渡す景観は、碧色に輝く日月潭が広がります♪

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ロープウェイ全線には、計16本の支柱を架設しており、
日月潭大竹湖の出水口南側にある卜吉山支脈のふたつの稜線を超える、
第7、第8号支柱間の距離は現在の台湾において最長距離となり、786mに達します。
索条から地上への垂直高度は160m以上。
輸送量が最大時のゴンドラ間の距離は57.6mで、約14台のゴンドラが同時に走行します。
定員8名のゴンドラが満員の場合、
運行中の総重量はゴンドラと乗客をあわせて約14tです。

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乗車時間にボランティアガイドの劉錦霞(Cynthia Liu)さんから、
日月潭についていろいろ教えていただきました!謝謝!錦霞さん!

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最大運転速度は6 m/s(m/秒)、1秒間に6mも進みます。
そのため最大速度では、1時間に3000人を輸送することができるのです!
全距離運行時間はおよそ7分で登頂を迎えます♪

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ロープウェイを下車し、スロープを降りて1階へと降りましょう。
足腰の弱い方はエレベーターをご利用ください♪

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日月潭の名産品などのお土産売り場が設置されています♪

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こちらには「九族文化村」があり、
原住民の様子や歴史が学べる「九族文化村」は別のチケットで見学可能です。
九族文化村」は1986年7月27日より台湾先住民をテーマとした文化村を正式にオープン。
その後、1992年から文化村は方向転換を始めると共に、
テーマパークの概念を取り入れて多くの素晴らしい機械式アミューズメント施設を増設し、
総合アミューズメントパークとなっており、
台湾の九族の先住民の伝統文化を表現した「先住民集落エリア」、
各種大型アトラクションが集まった「アミューズメントワールド」、
台湾で最も規模のあるヨーロッパ式庭園
「水沙連ヨーロピアンガーデン」の3つのテーマエリアに分けられています♪

九族文化村入場料(ロープウェイ代込)
大人:780元(日本円:2,810円)/個人

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お土産売り場を散策し、下りのゴンドラに乗り込みます♪

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緑豊かな山々に囲まれた美しい日月潭

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驚いたことにボランティアガイドの劉錦霞(Cynthia Liu)さんは、
直に御年70歳を迎える高齢となりますが、
体力はわたしたち40代に負けることなく、バイタリティに溢れており、
さらに、スマートフォンアプリのLINEを用いて連絡を取り合うなど、とても若々しくお元気です!
この日も、わたしたち夫婦の写真を撮りながら、即座いLINEで添付してくれたりと
サービス精神も旺盛で、とても親切にしてくださいました♪

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下りの7分間はあっという間に感じます♪

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老街方面へ戻る途中にフクロウの掲示板とポストを発見!
こちらは、日本でいう絵馬のような「願掛け」となります。
どうして日月潭では、フクロウのマスコットを良く見掛けるのか不思議でしたが、
原住民のサオ族(邵族)には、フクロウにまつわる話があると耳にし謎が解けました。

その昔、サオ族の集落に、とても美しい少女がいました。
この少女はまだ結婚をしていませんでしたが、
ある日気が付くとお腹がふくれており、どうやら妊娠してしまったようでした。
両親をはじめ、集落の人々は、これをとても恥ずかしいことだとののしり、少女を責め続けました。
そして、少女は耐えきれず、とうとうある夜、山奥に逃げてしまったのだそうです。
それから数日して、入れ違いに山に入っていった猟師が村に戻ってきました。
この猟師は山中でその少女とすれ違ったと言いました。
人々がその行方を尋ねると、猟師は悲しそうに、その少女はもう村には戻ってこないだろうと告げました。
彼女の言葉によれば、少女は話しを聞いてくれず、ののしった人々から離れ、
自らの不幸話をやさしく聞いてくれたフクロウに心を許し、これから自分はフクロウになることを決心したというのです。
人々は当初、この話をまったく信じませんでした。
しかし、数日後、大きなフクロウが集落に飛んできました。
この時、フクロウはすぐに山へ戻ってしまいましたが、その後、サオ族の女性が妊娠をすると、
必ずフクロウが妊婦の家に飛んで来くるようになり、大きな声で鳴き続けました。
まるで、この家には妊婦がいることを人々に伝えているようでした。
それは、どんなことがあっても、妊婦をいたわり、
大切にしなければならないという少女の悲しいメッセージのようでもあります。
以来、部族の人々はフクロウがあの少女の化身だと信じるようになりました。
そして、それ以後、少女を責めたことを後悔し、妊婦は集落の人々みんなでいたわること、
そして、フクロウは絶対に殺してはいけないことを子孫に言い伝えるようになったのです。

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伊達邵嗎頭

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心地良い風が流れる桟橋を進み、遊覧船乗り場へと向かいましょう♪

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帰りの便はこちらの遊覧船に乗り込みます♪

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静かに波打つ様子と雲の移り変わりを眺め、自然と心が安らぐ時間。

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乗船時間20分ほどで対岸の水社碼頭へと到着しました♪

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水社碼頭の目の前にあるお土産売り場を覗いてみましょう♪

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日月潭ならではの名産品が並び、
やはりアッサムティーの名産地として紅茶が多く販売されています♪

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丁度、ランチタイムとなったので、
日月潭で人気のあるローカルレストランに行ってみたいと思います♪

日月潭ロープウェイ
http://www.ropeway.com.tw/

九族文化村(Formosan Aboriginal Culture Village)
http://www.nine.com.tw/

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