浜名湖に面した「はままつフラワーパーク」に隣接する”わくわく はまZOO”「浜松市動物園」へ!
こちらは1950年に開催された「浜松こども博覧会」の「動物コーナー」をもとに同跡地である浜松城公園内に静岡県内初となる「浜松市動物園」を開園し、展示動物数約30種類からスタートしており、1983年には「はままつフラワーパーク」隣に移転の際に、旧所在地の6倍もの広さに拡張し、展示動物数を120種類以上の動物たちと触れ合える動物園に成長させ、長きに渡り、浜松市民をはじめ多くの観光客から親しまれている市営動物園となります!
こちらの動物園は「はままつフラワーパーク」の入場料800円に、追加でたったの150円プラスするだけの”超お得なセット券”を利用することにより、両園を行き来しながらフルに1日中楽しむことが可能です!
(注:フラワーパークの入場料は季節毎に異なります)
「はままつフラワーパーク」 内の「水鳥の池」奥が「浜松市動物園」への入口へと続いており、そちらから入場致します!
また、動物園との共通門は「白藤棚」と「花しょうぶ園」の間にも用意されているため、こちらからの入出も可能です!
広大な敷地内の始まりは、お子様たちが遊べる「あそびの広場」から始まり、滑り台や鉄棒などの遊具が設置されています!
緑豊かな園内に植えられた植栽が「キリン」に象られていたりと、愛らしいお出迎えが待っています!
園内は動物の種別に㉗ものエリアに分かれており、最初に会えるのは①「カンガルー」のエリアとなります!
夜間に行動するカンガルーは日中とても穏やかな顔をしながら群れを成して休息中!時折、寝そべりながらも顔を起こしては「何か御用?」とでも云いたげな安心仕切った顔が笑えます(笑)
柵前では、ガイドのお兄さんがカンガルーの生態について、写真パネルを見せながら説明してくれておりました!
こちらでは土曜、日曜、祝日の13:30~はカンガルーの餌やり体験が可能です!
進む右手は③「クモザル」のエリアとなり、池の上に設置された遊具の上を軽快に動き回る「ジェフロイクモザル」に出会えます!
細長い手足や尾をフル活用し、木にぶら下がる姿が蜘蛛を思わせることから名付けられています。現在はペアで飼育されており、毛色の黒っぽい方が「トク(♂)」で、薄茶色の方が「ナナ(♀)」です!
その向かいには②「ラマ&エミュー」のエリア!
全長類中、ダチョウの次に大きく「飛べない鳥」のエミューですが、小さく身を屈めてこちらも休息中!
隣のラマは草食中でしたが、わたし達のカメラに気付くと、まるで「撮って!撮って!」と言わんばかりに近付いて来てくれました!
顎を突き出し、下唇から飛び出した下の歯が何とも言えない顔立ちで、カメラに向かって「ニヤリ!」とほくそ笑んでいるかのようにも伺えます!
そのまま進めば、床面積816m²の④「フライングゲージ」が現れ、放し飼いの鳥たちを間近で鑑賞できます!(※鳥は触れません!)
数種のトキをはじめ、鳩やカラフルなオウムに九官鳥、カモやオシドリ、キジ、孔雀など様々な鳥たちに出会えます!
中でも、カメラを怖がることなく撮影させてくれたのは、ふっくらと真ん丸く愛らしい姿の「ジュズカケバト」!
後頸部に数珠をかけたような黒い帯模様があることから「数珠掛鳩(ジュズカケバト)」と名付けられております!
その隣の背高のゲージは⑤「ワシ&タカ」のエリアで、鋭い目付きで勇ましい姿が拝めます!
カブトムシのマークが描かれた建物は、子ども達が大好きな⑥「こんちゅう館」エリア!
館内には世界中の巨大カブトムシやクワガタ、トンボなど、昆虫の標本がズラリと並びます!
蝶に至っては、まるで貝殻のように美しいグラデーションの羽根を持つ妖艶な珍しい蝶なども見られ、充実の展示内容です!
二手に分かれる道を右ルートへ進むと㉗「サル山」エリアへ到着!
こちらではニホンザルが飼育されており、土曜、日曜、祝日の15時~は餌やり体験が可能です!
お次は㉖「ツル」のエリアで、目の周りが日本の国旗のように真っ赤なマナヅルや、真っ白い頭部と風切羽の先は真っ黒と上下対象的な色持ちで全身は青みがかったグレーカラーの美しい羽毛を持つハゴロモヅルが見られます!
㉕「猛獣舎」ではトラとライオンが飼育されており、2019年3月に旭川市の「旭山動物園」から引っ越して来たばかりのアムールトラの「ソーン(♂)3歳」がおりますが、まだ浜松の環境には馴染めていないようなので、静かに鑑賞するよう注意書きがされています!
その先の広場は㉓「ゾウ広場」となり、体重約3000kgもの巨大なアジアゾウの「ハナコ(♀)」に会えます!この日は、ハナコのお尻しか見れませんでした!(笑)
広場の向かいは㉔「オオカミ&クロヒョウ&ユキヒョウ」のエリアです!
皆、暑さにぐったりとしている様子!
先へ進むと㉒「カピバラ&ヤマアラシ」エリアへと突入!
柵の無いエリアは撮影しやすいのは勿論のこと、運が良ければ近付いて来てくれるため、至近距離で観察を楽しめることもあり嬉しい限りです!
のそのそと歩き、ひょうきんで愛くるしい顔立ちのカピバラにほっこり癒やされます!
その奥には㉑「レッサーパンダ&コツメカワウソ&ミーアキャット」のエリアです!
集団の絆が深いミーアキャットは、重なり合って寝ている姿が何とも言えず、少し離れたところに居た子は、腰を下ろして体育座りをしているように伺え、まるで人間のような風体に思わず吹き出してしまいます!
親子で仲良く遊ぶコツメカワウソの愛らしい姿も必見です!
「あれ、ぬいぐるみなの?」と見紛う程にピクリとも動かなかったレッサーパンダは、目を開けたままグッタリとお休みタイムのようです!
⑳「小型サル舎」エリア
この動物園は、ゴリラをはじめとする霊長類の展示に関しては愛知県犬山市の「日本モンキーセンター」に次ぐ国内最大級の規模とのことで、国内飼育では唯一とされる「ゴールデンライオンタマリン」も2頭飼育中!
その名の如くライオンのようなフサフサとした赤毛の鬣がとても綺麗!
子宝に恵まれ3世代に渡り、耳にフサフサの白い毛を持つコモンマーモセット「エム(♂)」と「イロハ(♀)」の家族も人気です!
その奥は⑲「ポニー&バイソン」、⑱「ロバ」のエリアで、ポニーは「トニー(♂)」と「チャチャ、ルビー(♀)」の3頭を飼育中!
こちらも土曜、日曜、祝日の13:30~14:00の間は、ポニーと一緒に写真が撮れる撮影会が開かれます!
園内で一番圧倒されたのがキリンの大きさで、⑰「ミニサファリ」エリアで、ダチョウ、シマウマに続き、広々とした草原でキリンが悠々と過ごす姿に釘付けとなり、長いこと足を留めておりました!
こちらには 2009年にこの園で生まれた「リョウ(♂)」と、2014年に「京都市動物園」から来た「シウン(♀)」が仲睦まじく一緒に暮らしています!
下り坂を進むと⑭「ミニブタ&イノシシ」エリアとなり、雌のニホンイノシシが1頭とポットベリー種の豚「リンカ、カリン(♀)」を2頭飼育されています!
⑬「クジャク」エリアでは、毛並みの美しいマクジャク、インドクジャク、シロクジャクの姿が見られ、タイミングが合えば羽根を広げる姿を拝めるかもしれません!
道なりに進み⑫「ヒグマ、ツキノワグマ」エリアへ!
ツキノワグマの「航(ワタル)2017.2.7生(♂)」、「華(ハナ)2017.2.7生(♀)」を飼育中!
エゾヒグマの「ゴロー(♂)」はゴロゴロと寝てばかりでしたが、「ピリカ(♀)」はとても愛想が良く、カメラ前で首を振ったり、しなりしなりとまるでダンスするかのように歩く姿を披露してくれました!
⑪「フラミンゴ」エリアでは、スラッと細長い首と脚を持ち美しく華やかなピンクカラーが目を惹きます!
⑩「ふれあい広場」では、土曜、日曜、祝日13:30~14:15までウサギと触れ合う体験コーナーがあり、もふもふのウサギを抱っこできたりと子ども達に大人気!
⑧「ホッキョクグマ&アシカ」エリアでは、2016年6月に「大阪天王寺動物園」より母娘で転園してきた「バフィン(母)」と「モモ(娘)」の母娘がおり、その下のプールでは、快適そうに泳ぎを見せる「ルーシー(♂)」、「アンコ(♀)」の2頭を飼育中!
その向かいには⑨「ペンギン」、⑦「ビーバー」のエリアとなり、フンボルトペンギンがヨチヨチ歩きで和ませてくれています!
⑮「類人猿舎」のエリアでは、ゴリラ、オランウータン、チンパンジー、さらにフクロウの様子が伺えます!
2003年3月に「日本モンキーセンター」から来園した「バリ(♂)」が出迎えてくれ、ガラス越しにジッとにらめっこ!
1983年3月に「名古屋市東山動物園」から来園した「ムカ(♀)」はとても神経質なようで、この日は姿が見えませんでした!
共通門付近の最終エリアとなる⑯「サルのアパート」では、青黄赤色と派手な顔色のマンドリルや、灰色の鬣が凛々しいシシオザル、愛らしいリスザルに、親子で寄り添い合うワオキツネザルの姿が楽しめます!
共通門を利用し「はままつフラワーパーク」内へと戻ります!
丸1日掛けてゆったりとした時間の中、撮影を楽しみ、自然豊かな花々や風景と数多くの動物たちとの触れ合いに癒やされまくった1日となり、20年振りとは言え、大満足のデートスポットで御座いました!
浜松市にお越しになる際は、四季を楽しめる「はままつフラワーパーク」と癒やしの「浜松市動物園」に是非訪れて見て下さい!
浜松市動物園
住所:静岡県浜松市西区舘山寺町199
TEL:053-487-1122
入園料:大人410円(高校生以上)、中学生以下無料
※はままつフラワーパークとの共通入園券がお得です!
開園時間:9:00~16:30(入園は16:00まで)
休園日:12月29日~12月31日
駐車場:第1、第2、第3駐車場完備(有料:200円)
http://www.hamazoo.net/