奥琵琶湖の長浜から湖畔を1時間ほど走らせドライブしながら、国道161号線を南下し、高島市鴨川へ。
日本で最も大きな湖なだけに、果てなく続く琵琶湖。澄み渡る秋晴れの空と湖面の碧さが眩しいほどに輝いています。
目的地となる「白髭神社」は、琵琶湖の湖畔に佇む歴史ある神社で、特に湖に浮かぶように立つ大鳥居が象徴的で人気を博しています。境内には、参拝者用に約30台分の駐車場を保有。
「近江の厳島」とも呼ばれています。
約2000年の歴史を誇り、近江最古とされ、滋賀県内でも最古級の神社となる「白髭神社」は、古くから延命長寿白鬚の神として広く崇敬され、縁結び・子授け・福徳開運・攘災招福・商売繁盛・交通安全など人の世の総ての導き・道開きの神として信仰されてきました。
生憎、2024年7月から2025年3月までは本殿拝殿の保存修理工事期間となっており、修復の様子が張り出されています。
来年完成予定の本殿拝殿を楽しみに待ちたいと思います。
琵琶湖の湖面に立つ朱色の鳥居は、「白鬚神社」のシンボル。この美しい景観を撮影するために道路を無謀に横断する人が絶えず、トラブルが相次いでおり、死亡事故まで起きてしまっているのが残念なところ。インスタ映えなどを狙った絶景スポットあるあるではありますが、マナー違反は御法度です。湖と鳥居が一体となった風景は、特に朝日や夕日に照らされる時間帯が幻想的で、撮影スポットとしても人気のようですが、車通りの多い少ないに関わらず、横断は禁物です。
神社名の「白鬚」は、猿田彦命の白い髭に因み、「知恵」と「長寿」を象徴しています。そのため、長寿祈願に訪れる参拝者が多いとのこと。神社である以上、参拝目的が本来の姿。そうしたマナーも守りたいものです。
丁度、七五三詣りの時期でもあり、ご祈祷を社務所にて斎行されており、お着物姿の子たちの姿も見受けられました。
地元の高島ロータリークラブが、国道を横断せずに大鳥居を撮影できるようにと、境内に寄贈された「展望台」。
「展望台」の高さは約3m、広さは約10㎡で人数的には10名ほどが立てるほどの広さとなり、真正面に鳥居を眺められます。
対岸に望める湖面に浮かぶ鳥居を眺めてほっこりと記念撮影。
琵琶湖の自然美と古い歴史を感じられる「白鬚神社」は、神秘的で絵になる湖中の鳥居が印象に残り、ドライブコースに組み込みやすいスポットでもあるため、琵琶湖巡りの良い思い出となるでしょう♪
白髭神社
所在地:滋賀県高島市鵜川215
TEL:0740-36-1555
http://shirahigejinja.com/