洋食屋さんのとんかつといえば「宏松支店」のランチ※移転決定11/10(日)オープン予定

_RIC0003

移転先の情報は以下のURLをクリック!

http://lade.jp/diary/tabelog/youshoku/15591/

住吉街道沿いの小豆餅にあります洋食屋「宏松支店」さんは、テナントビルの右端にひっそりと暖簾をかかげたお店。開業されて35年。年季の入った入口の引き戸手前に陶器の金魚鉢をドカッと構え、どこか懐かしさを覚え昭和の匂いが心地良い洋食屋さんです。先代の跡を息子の鈴木健吾くんが引き継いてからというもの、もう3年になるそうです。店内は、厨房を見渡せるL字型のカウンター席と小上がりの座敷が用意されています。馴染みの常連さんは、決まってカウンター席に腰掛け、先代や女将さん、若き跡取りの健吾くんとの会話を楽しみながら食事をいただくのです。

_RIC0010

後継し立場が逆転した今、先代の仕事はもっぱら跡取り健吾くんのサポートに回っており、その連携プレーがまた小気味よく、黙々、淡々と行われていく様が良いですね。”オヤジは多くを語らず背中で教える”といった感じでしょうか。そんな先代の気持ちに応えるかのように、健吾くんの厨房での手さばきも無駄な動きがなく、素早く的確で、観ているだけでワクワクします。

_RIC0007

こちらのお店のメインメニューはとんかつ。油の温度ひとつ、時間ひとつ取っても、一歩間違えば”美味しさ”に比例してしまいます。先代の熟練の技を盗み、毎日の経験を積んで彼は自分のモノにしてきたのでしょうね。ちなみに宏松さんのとんかつは、揚げた後にフライパンで蒸します。そのおかげで余分な油が落ち胸焼けすることがなく、ご年配の方もペロリと平らげていくそうですよ。

_RIC0017

「とんかつライス(140g通常サイズ)」1,350円

洋食屋さんのとんかつということで、揚げたてサクサクのとんかつにたっぷりとお店の売りであるデミグラスソースがかかってきます。このデミグラスは、10日間じっくり時間と手間をかけて丁寧に仕込んでおり、あっさりとした味わいです。揚げたてのとんかつはデミグラスを身に纏っても、不思議と衣はカリッと香ばしい。肉厚なとんかつは、外はサクサク、中はしっとり食べ応えがあります。添えてある千切りのキャベツにかかっているドレッシングは、店頭で販売開始して2年の間に定番の人気商品となった宏松オリジナルの酸味が程良いオニオンドレッシング。野菜嫌いなお子さん、サラダが苦手な男性、玉葱が苦手なのに・・・とみるみる内に苦手意識を克服させファンを獲得したドレッシングです。とんかつは、ちなみに通常サイズの140gでも十分満足できる量ですが、特大サイズを希望の方は、210g 1,750円でいただけます。

_RIC0018

とんかつライスのセットで付く「ライス」

_RIC0022

とんかつライスのセットで付く「味噌汁」

_RIC0024

とんかつライスのセットで付く「漬物」

_RIC0014

「オムライス」900円

開店当初から変わらずとろとろに仕上げるオムライス。手早くフライパンを煽り作るチキンケライスを2個半の卵で綺麗に包み込んでくれます。

_RIC0020

デミグラスをかけたオムライスの真ん中をスプーンでサクッと割ると、中からとろりととろけしっとりとしたチキンライスがお目見え。卵の表面は程好い火の入りで美しく、中は薄いながらに火を入れ過ぎない絶妙なとろけ具合。これは腕がないとこうなりませんよね。チキンライスの塩加減も優しすぎず強すぎず、デミソースとのバランスを旨くまとめている味わいです。こういうオムライスをいただくと、胃が素直に喜んでしまいますね。大口を開けてもりもり平らげていると、女将さんが「うちの、腕を上げましたか?」と、声をかけてくれました。うん、うん、と首を何度も縦に下ろし女将さんに伝えると、先代も女将さんもとても嬉しそうな顔を見せてくれました。温かい雰囲気の中、昔ながらの美味しい洋食をいただくなら是非訪れてみてほしいお店のひとつです♪

宏松支店
浜松市中区小豆餅3-4-1 TEL:053-473-9134
定休日:水曜日 営業時間 11:30~14:00 17:00~20:00
※移転決定(イタリアンのLa Oggi跡地にて)2013/11/10(日)オープン予定

浜松市中区小豆餅3-4-1

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

先頭に戻る