中島の住宅街の中にぽつんとある手打ちそばの「蕎麦家 おおもり」さん。暖簾越しに変わらず見える店主・大森さんの笑顔。ここ何度か足を運んでいたものの、タイミングが悪く臨時休業などに当たってしまい、またしてもしばらくぶりの来店です。週の2日、月曜と火曜日が定休日とし、全国の蕎麦奉公(笑)をされて忙しい大森さんは蕎麦の大会や会合に出席することも多く、週末の土、日に臨時休業を取られることもしばしば。遠方からお越しいただく方は、一度ホームページから休業のお知らせを確認されてから、もしくは電話でのお問い合わせをされることをお勧めします♪
10名ほどの座敷と4名ほどが腰掛けれるカウンターのみの老夫婦が仲良く二人三脚しながら営む温かみのあるお店。平日といえども常連さんで賑わうことが多いのですが、蕎麦屋さんの回転は比較的早い方なので、お急ぎでない方は多少時間に余裕をみていただいてお待ちいただくと入店することが可能ですよ♪
こちらが店主の大森さん夫妻。大森さんの蕎麦に対するこだわりの姿勢と奥様である三枝子さんの気配りと手際良いアシストぶりが小気味良いリズムでぶつかり合う厨房の様子をカウンター席から眺めるのがわたし達夫婦の楽しみなのです♪
「たべくらべ」1,000円
たべくらべは、せいろと挽きぐるみの田舎そばの2種類を食べ比べできます。手前が皮を取ったせいろは、福井県の丸岡在来を使用し、色鮮やかなグリーンで甘みを感じとても美味しいです。奥が挽きぐるみの田舎そばで常陸秋そばを使用。こちらは挽きぐるみでそばの味わいを濃く感じます。塩でいただくと違った味わいで楽しめますよ♪
「温とろろ」1,000円
ようやく秋らしく肌寒く感じるようになり、温かい汁物が美味しくいただける季節となりました。出汁の優しさとおろし立てのとろろでまろやかになった蕎麦をズルッと流し込むと冷えた身体が温まります♪
残った汁にたっぷりの蕎麦湯を注いで、ふぅ~っと一息できるこの時間が幸せ。汁と蕎麦湯のバランスが最高です♪
「そばがきぜんざい」800円
そばがきを山葵醤油などで前菜的な感覚で楽しむ方も多いと思いますが、個人的にはおおもりさんのそばがきぜんざいもお勧めです。丸抜きしたそば粉を使用し、甘みを少し抑えた上品な味わい。そばの冷と温をいただいた後でもペロリと平らげてしまうほどの美味しさです。来月の11月からおおもりさんでは新メニューを用意されるようで、大森さんに写真撮影を頼まれました。新メニューを楽しみにしていてくださいね♪
蕎麦家 おおもり
浜松市中区中島1-31-1 TEL:053-463-2879
営業時間:11:30-14:00 定休日:月、火曜日(夜は完全予約制)
http://www12.plala.or.jp/sobaya/