東京都目黒区にある学芸大学前の「麺処びぎ屋」本店は、
昨年2014年12月に「ミシュランガイド東京2015」の「ビブグルマン(※)」に掲載された22店舗の内の1つでもあり、
数々の賞を受賞し、メディアにも数多く取り上げられており、
連日大繁盛と、ラーメン界では名店の仲間入りを果たしたお店です。
その「麺処びぎ屋」の大将が、生まれ育った静岡に恩返しを果たそうと、
一番弟子を地元・浜松に送り込み、2015年4月27日に鴨江に「麺処びぎ屋」浜松店をオープンさせています。
オープン当初から話題性が高く、早くも浜松を代表するラーメン店の仲間入りをしています♪
※「ビブグルマン」とは、
“星は付かないものの、5000円以下で食べられてコストパフォーマンスが高い、
調査員お薦めのレストラン”のことです。
食券の券売機がお店の外の入口右手に設置されているため、
さほど大きくない店内が混雑する心配もありません。
今回は、こちらの売りでもある「醤油らーめん(半熟味付玉子入り)」850円と
醤油ラーメンと甲乙付け難い程に人気と噂の「白醤油ラーメン(半熟味付玉子入り)」850円を
それぞれにオーダーし、旦那様と食べ比べしてみます♪
店内は、カウンター席8席と向かい合わせのテーブル席8席の計16席。
いつも店前に行列が出来ていましたが、
平日のこの日はラッキーなことに、並ぶことなく入店することができました。
水やおしぼりはセルフサービスです♪
浜松店の店主を任せられた本店大将の一番弟子とされるお弟子さん(写真左)と目下修行中のスタッフ。
息の合った2人のリズミカルなテンポ良いコンビネーションで厨房内が活気付いています♪
「醤油らーめん(半熟味付玉子入り)」850円
麺処 びぎ屋の本店の味を忠実に再現しようと努力されている基本の醤油らーめん。
出汁は、大山鶏の鶏ガラ、もみじ(足の部分)、丸鶏、トンコツ、煮干、アジ干し、宗田節、かつお節、さば節、日高昆布
利尻昆布、羅臼昆布、干し椎茸など、季節に応じて産地を指定した厳選素材をふんだんに使用し、
節系の旨味を利かせたスープは、醤油のコクと丸みが上手く表現されており上品な味わい。
麺は、国産小麦を主体とした香り高く味わいある特注麺で、
中麺よりやや細めのツルッとした喉越しの良いストレート麺を使用。
チャーシューは、肩ロースを秘伝のタレに一昼夜漬け込んでオーブンで香ばしく焼き上げた焼き豚と、
豚バラを秘伝のタレでじっくりと煮込んだ煮豚の2種。
メンマも穂先と細切りを2種添えていて美味!
半熟味付玉子はゴロッと丸ごと1個入っており、
一口頬張ると、中からとろとろの綺麗な火入れの煮玉子がお目見え。
静岡御殿場の天野醤油の、国産丸大豆を使用した濃い口醤油と、甘露醤油を使用されており、
全体的にあっさりと飽きのこないバランスの良い味わいで、
鶏の出汁の爽やかさと魚介系の旨味と醤油のコクのあるまろやかなバランスがここまで良いラーメンは久々です♪
「白醤油ラーメン(半熟味付玉子入り)」850円
醤油らーめん以上に気に入ったのが、こちらの白醤油らーめん。
ベースの出汁は、醤油らーめんと同じですが、
愛知県の白醤油専門の蔵元、「七福醸造」の生の「有機白醤油」を、お店で火入れして使用されています。
白醤油とは、一般的な濃い口醤油の原料のほとんどが大豆に対して、白醤油は、小麦を主原料とした醤油となります。
色は琥珀色で、甘みがあり味も上品。
その白醤油の上品な味わいが、後を引く美味しさで絶品!
スープをそこまで飲まないわたしも、この日ばかりは夢中にすすりました(笑)
確かに、醤油と白醤油、どちらも甲乙付け難い美味しさで御座いました!
また、再来したいと思います♪
麺処びぎ屋 浜松店
住所:静岡県浜松市中区鴨江3-29-20
TEL:053-456-6868
営業時間
月~金:11:00~15:00(L.O)14:45
土・日・祝:11:00~15:00(L.O)14:45
夜営業:18:00~21:00(※金、土、日のみ夜営業)
http://www.bigiya.com/