「旬の料理 大内」秋の味覚の王様である松茸を静岡そだちと共にすき焼きで食す

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浜松駅からほど近く、アクトシティから歩いて数分のところに位置するFOOD昴ビルの2Fにある「旬の料理 大内」は、
”旬の素材を使ったできたての料理”が店主の信条です。
店主の大内哲男さんは、食べられない飾りは付けず本物の料理を提供されるというこだわりぶりで、
夏は鱧(はも)づくし料理、天然うなぎ、秋には天然すっぽん、冬は天然ふぐと
その時期の天然ものを使った料理を得意としている日本料理店です♪

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店内は、カウンター6席と4人掛けのテーブル席と、6人掛けの掘り炬燵式の座敷が3つ。
カウンター越しに伺える店主大内さんの包丁捌きや、美しい所作、盛り付けを垣間見ることができます。
常連さんたちに愛される大内さん。
慣れ親しんだお客様同士の会話が弾むのも、またこういったお店の楽しみ方かもしれません。
予約優先となりますので、事前におまかせコースの希望価格や人数をお伝えしておくと良いでしょう。

この日は、わたし達の浜松のお父さんお母さん的な存在で、
大好きな手打ち蕎麦「蕎麦家 おおもり」の大森正人さんと三枝子さん夫妻と一緒に、
秋の味覚の王様でもある松茸を味わうために蕎麦好き仲間で集まりました♪

「蕎麦家 おおもり」蕎麦の三たて挽きたて打ちたて茹でたてが楽しめる店
http://lade.jp/diary/tabelog/soba-udon/36964/

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生ビール「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」650円

先ずは、生ビールでお疲れ様の乾杯。
お通しに、「茶豆」をいただきます♪

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店主・大内哲男さん

店主の大内さんにメーン食材である松茸の前に、この日お勧めの一品料理を何点か見繕っていただきます。
先日、京都の祗園祭から戻った際に美味しい食談義を交わしていたところ、
大内さんのお店でも良質の和牛を取り扱っているだけに、
にくの匠 三芳」の噂はかねがね耳にしていたようで、以前から興味がおありだったとのこと。
現在、大内さんの息子さんは京都在住だそうで、良い機会だからと今回予約の段取りを取らせていただきました。
大内さん、お腹を空かせてガッツリと堪能していらしてくださいね♪

「にくの匠 三芳」選りすぐり和牛のバラエティに富んだ肉懐石で知る衝撃の味!
http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/39068/

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刺身「鯛」1,200円

美しく身の締まった鯛は歯応えが楽しめ、
鯛に昆布や茗荷を巻き、お好みでポン酢または昆布醤油であっさりといただきます♪

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「れんこん餅 生雲丹」

こちらも先日購入してきた京都の料亭「和久傳」のれんこん菓子である「西湖」が美味しかったと話していたことから、
れんこん餅を大内流にアレンジして提供してくださいました!(嬉)
蓮根粉からの手づくりのれんこん餅は、ぷるるんともっちりとした食感が楽しめ、
出汁醤油のとろみを利かせた餡に良く合います。
生雲丹と生山葵を添えて、磯の風味豊かにいただきます♪

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「芋焼酎水割り」

鹿児島県加世田の吹上焼酎さんが造るこだわりの芋焼酎「風憚」を水割りでいただきます。
非常に生産量が少なく、稀少な「栗黄金」という品種のさつま芋を使用しており、
華やかな香りの奥には、まろやかで気品溢れる甘味があり、とろりとした上質な飲み口を楽しめます♪

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焼き物「目光」900円

焼酎の当てに大好物の魚、目光を焼き物でいただきます。
日本近海の深海に住み、目が大きく緑色に光ることから目光と呼ばれています。
白身で小振りな魚なため骨ごと味わえ、身はふっくらとしており、ふわふわほろほろととろける味わい。
程好い脂ものり、小さい魚でこれほど旨味があるのは素晴らしいです。
軽く塩を振ってありますが、お好みでかぼすをギュッと絞って楽しみます♪

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秋の味覚の王様、松茸のすき焼きの準備が整ったようで、まずは香りを堪能(笑)
山と大地の恵みを感じる香りがギュギュッと凝縮されており、香り高き松茸!
この芳醇な香りだけでもご飯がいただけてしまいそうな気分に♪
1年に一度のこの瞬間が訪れる日を心待ちにする日本人は少なくないと思います。
この日は、大内さんの手が空いていたため、付きっきりで鍋奉行をし美味しい食べ方を伝授してくださいます♪

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「静岡そだちのすき焼き」

黒毛和牛「静岡そだち」は、健康で血統の良い黒毛和牛の雌牛だけを厳選しています。
温暖で自然豊かな静岡県で和牛の成育環境に最適な
御殿場・富士・島田・浜松・湖西の指定だけに限定されて飼育されているブランド牛です。
その静岡そだちの上質な霜降り肉を程好く厚めにスライスすることでボリューム感も楽しみます♪

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鍋野菜には、白葱、玉葱、焼き豆腐、糸こんにゃく、春菊が入ります♪

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牛脂で鍋を艶やかにし、葱を並べた上に静岡そだちを1枚ずつ丁寧に、
大内特製の割下を注ぎ、サッと火入れしていただきましょう!
白葱の甘味と特製割下の旨味を吸い込んだ、お肉はお箸でサクっと身が切れる程の柔らかさで、
卵に絡ませれば、濃厚な味わいと口溶けの良い甘味溢れる良質な脂が楽しめます♪

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山梨から取り寄せた松茸は大きく、芳醇な香り。
シンプルに焼き松茸や土瓶蒸しに松茸ご飯も大好きですが、すき焼きも忘れてはいけません!

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松茸は、手で割くことで味が染み渡りやすくなり、
さっと火入れするとシャキシャキと音がするほどの歯応えを堪能し、鼻から抜ける残り香もまた芳しく、
松茸と一緒に煮込む玉葱も松茸エキスを吸い込み、極上の甘さに仕上がっています♪

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「栗の渋皮煮」

大内さん特製デザート、栗の渋皮煮を〆にいただきます。
皮剥きからあく抜き、煮詰めては冷ましての繰り返しでじっくりと味を落ち着かせていくため、
なかなか手間のかかる渋川煮ですが、栗の旨味をギュギュッと凝縮しており、こっくりと上品な味わいです♪

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「緑茶」

実りの秋の味覚満載の旬を彩る食材で贅沢なディナー。
わたし達が台湾から帰国したばかりということもあり、
蕎麦家おおもり」の大森夫妻と、海外での日本食の需要の多さから蕎麦進出の話で大盛り上がりし、
そば粉さえあれば何処でも蕎麦打ちできる!」と、
数年後には70歳という御年ながらも台湾行きへの意気込みもやぶさかでない様子を見せてくれました!(驚)
早速、大森さんの第2の人生を歩む場所を考えることに致しましょう(笑)
大内さん、ご馳走様でした!また伺います♪

旬の料理 大内
浜松市中区板屋町672 FOOD昴ビル2F TEL:053-452-8600
営業時間:17:30~22:00 定休日:日曜日

浜松市中区板屋町672

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