「ヴィラ・アイーダ」豊かな時を過ごす自家菜園のイタリア料理店

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【豊かな時を過ごす自家菜園のイタリア料理店】

和歌山に足を運ぶならば、是非とも訪れてみたいと願ったイタリア料理店「Villa AiDA(ヴィラ・アイーダ)」へ!

和歌山市内より少し離れた郊外に、まるでイタリアの長閑な片田舎にあるような一軒家が姿を現し、店先や庭も緑に覆われ、そこだけが神聖な森の中にでも佇んでいるかのような温かな雰囲気を醸し出しています!

こちらは自家菜園にこだわられ、自然と共に暮らす小林夫妻とスタッフが、年間100種類以上もの野菜やハーブを育てられています!自らの手で育てた素材の持つ可能性を最大限に引き出し、和歌山ならでは、ここならでは、の料理に仕立てられているのです。わたしたちは農家を取材させていただくこともあるのですが、本当に美味しい野菜に出逢えた時の喜びほど嬉しいことはありません!

オーナー夫妻の住居を2階に構えられ、1階がレストランとなるこちらは、まっさらなコットンレースが掛けられた窓際から優しい陽射しが注がれ、柔らかな雰囲気を造り出しています。白を基調とした店内は、センス良く統一された調度品が並び、ゆったりとした間隔を取られたテーブル席で心地良い静けさの中、落ち着き溢れる空間に!

入店した直ぐにウェイティングスペースがあり、お席へ案内されるまで暫し待機となります。この日は、さながらシェフズテーブルのようにキッチンの様子が伺える席へ案内して頂き嬉しい限りです。キッチンには小林 寛司シェフをはじめ、3名のスタッフをアシスタントに迎えています。ホールは奥様であるマダムがソムリエとして颯爽とサーヴされており、夫婦共にピッタリと息の合ったコンビネーションを生み出しております!

ドリンクは「自家製コーディアル(ジンジャーとハーブ)」をそれぞれいただきました!わたしのいただいたハーブコーディアルは、レモングラスやレモンバームなどの爽やかな香りと味わいが広がり、優しい甘味で喉を潤してくださいます!

ランチコースは先ず「ルートフェンネルのピクルス」からスタート。黒の器に映えるフェンネルの根っこ。個性的で独特な香りを持つフェンネルは好みが分かれるかもしれませんが、わたしたちは大好物!コリコリとした食感と共に鼻に抜ける香りが食欲をそそります!根っこまで美味しいとは!

小さなカップで提供された「黄金蕪のスープ」は、蕪の甘味と旨味が凝縮されたスープでチリパウダーをアクセントで添えられています。野菜の力を感じさせる濃厚な味わいだからこそ、このサイズ感でも満足を得られます!

コットン生地に優しく添えられ手でそのまま頂く「和歌山の猪のリエット」は、噛む毎に風味豊かな仕上がりで、芳香性が強く個性的でスパイシーなハーブのサリエットを添えて♪目でも楽しめるお料理たち♪

ハードタイプの自家製パンは、外はカリッカリの状態で提供され、中はもっちり感と粘りがあり絶品です!

前菜の「鹿肉のロースト」は3種の大根と蕪と人参と共に。ノコギリの形に似ていることから「ノコギリソウ」と名付けられた可愛らしいハーブを添えて。根菜類はほくほくとした食感やシャキシャキした食感が楽しめ、甘味がジュワッと広がる抜群の火入れ!鹿肉も野菜もどちらも互いを引き立て合う主役となる一品です!前菜がメインのよう!

メインディッシュは「真鯛とフェンネル」。
ふわふわにミキュイで仕上げた真鯛をフェンネルの香りと共に楽しみます!こちらは真っ白な器に色鮮やかな緑がとても良く映えますね♪

〆には、剥き身にした八朔と八朔の皮を使った「デザート」。添えられたチュイールには抹茶のパウダーを纏わせ大人の味わいに。

最後にティーと共に頂く小菓子たちは「和三盆とアーモンドと蜜柑の パード・ド・フリュイ」。

食後はいつもならコーヒーか紅茶と言うところですが、こちらでいただくならば…と思い「自家製ハーブティー」を頂戴しました。小花が咲き誇るNoritakeのティーカップは温めた状態で提供くださり、注げばハーブの軽やかな香りに癒やされます。心地良いレモンの香りが楽しめる爽やかな”ベルベーヌ”と、森林の香り漂いリラックス効果の高い”クロモジ”、身体を芯から温める”ジンジャー”でとても爽やかに仕上がっており癒される香りが充満し、最後の最後まで満ち足りた気持ちで一杯になったランチタイムで御座いました♪

小林シェフ、マダム、スタッフの皆さん、素敵な時間をありがとうございました♪

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