平安神宮から徒歩圏内の閑静な住宅街である聖護院にひっそりと佇む古民家をRenovationされ、拘りの空間へと仕上げられたイタリア料理店「Cenci – チェンチ」へ!
「IL GHIOTTONE(イルギオットーネ)」の元料理長を務められていた坂本 健さんが独立し、2014年12月にオープンされて以来早くも名声高いレストランとして人気を博しています!
店名の「Cenci(チェンチ)」とはイタリア語で「古びたもの」という意味を持ち、オーナーシェフの坂本さんが留学時代にフィレンツェにて出逢った「古き良きもの」、「素朴なもの」を大切に想う気持ちから名付けられたと伺いました!素敵な店名♪
石畳の階段を降り、木製の扉を開くと、煉瓦を敷き詰めた「ねじりまんぽ」を彷彿とさせるウェイティングスペースが待ち構えており、奥に進むと、カウンター席4席と半地下に掘り下げた開放的な天井高を誇るダイニングスペースが現れます!
20席程度のレストランとしてはあまりに贅沢な、溌剌とした若きスタッフたちが10名近く揃い、活気に満ちた雰囲気が漂い、ゲストへの配慮を最大限に考慮された素晴らしいサーヴを提供されています♪
今回はLunchコースの5,000円をオーダーし、京の食材を活かしながらの季節感溢れる7皿を頂戴致します!
わたしたちは今回も【器と旅するシリーズ〜京都編〜】と題して、坂本シェフにも富山の作家作品をお見せしCollaborationしていただきました♪
前菜は「佐渡産小木ビオレ(無花果)」と「紅ずわい蟹」を用いた一品。希少な無花果を果肉とソースで楽しみながら、身厚な肉質の蟹の旨味に落花生の香りを漂わせて楽しみました!
パスタは炭火で香ばしく焼かれ食欲を湧かせる「子持ち鮎」をたっぷりと纏わせたスパゲティ。蕪菜の食感とトマトの酸味が相まり、繊細な旨味を感じられる優しい味わいに仕上がっています!
魚料理の「穴子」には、釋永 岳 (Gaku Shakunaga)の「âge 薄鉢」を用いていただき、出汁を這わせ、まるで和食のような美しい様を楽しませていただきました!穴子ふんわり蕎麦の香りと共に!
メインディッシュの肉料理は、秋の味覚である「きのこ」たちと「仔羊」を「âge(32cm)」に大胆に盛り付けていただき堪能!仔羊の独特な香りが苦手な旦那様も絶賛するほどで、絶妙な火入れ具合!アンチョビのバターソースに絡め香りを楽しみました!(゚∀゚)美味でごさる!
デザートの「ピスタチオとフロマージュブラン」は何と!サプライズでバースデー仕様にしてくださいました♪ありがとうございます♪伝えてもいないのに…と不思議がる旦那様。「FB情報です♪」と坂本シェフ(笑)
そんなサプライズもあり、とても思い出深いバースデーランチとなりました!さらに、坂本シェフともゆっくりとお店について拘りの部分を伺え、スタッフの皆さんのフレッシュ感にも暖かな気持ちにさせられ、すっかり「Cenci」のファンになってしまったわたしたちです♪京都に行かれるならば是非「cenci」もお勧めさせていただきます♪