イタリアン「イルマルカンポ」で第4回「51年会」を開き新たな女性メンバー

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遠州鉄道、通称赤電の通りを1本Y字に入る助信の野口大通り沿いに2011年9月4日にオープンされた「Ristorante IL Marcampo リストランテ イル マルカンポ」さん。イタリアはトスカーナで修行されてきたオーナーシェフ吉田貴洋くんが、東京でも経験を積まれ、地元に戻り独立されています。マルカンポ(伊:Marcampo)の店名は、吉田シェフがイタリアのトスカーナ地方で修行していた店のオーナーが経営していたアグリツーリズモの名前からいただいたそうです。アグリツーリズモというのは、農家を改装し田舎を体験するバカンス・宿泊施設のこと。そこで提供されていた郷土料理や新鮮な地元食材と家庭料理を自家製ワインやオリーブオイルなどを、浜松でも楽しんでいただきたいという想いをこめられてこの店名にされたのでしょう。こちらには、2011年にオープン。先日、久方ぶりにランチでお邪魔してからというもの、お気に入りランキングに入るお店となりました!吉田シェフは、わたし達夫婦がいつもお世話になっている打ち放しコンクリート表面仕上げの「旧ニチエー吉田(現在:木内建設のセイエン商事に事業継承)」の吉田晃さんのご親族です♪

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店内は、白壁をベースに石壁をアクセントに施し、ランプ照明と間接照明が温かなしっとりと大人な空間を演出しています。席数は、4人掛けのテーブル席をメインにカウンター席、奥の個室と合わせて44席とゆったりとした空間で、イベントなどの貸切パーティも好評のようです。やはり落ち着いた空間ということもあってか、客層の年齢層は若干高めのようですので静かな雰囲気の中で食事を楽しめると思います。ディナーメニューは5,000円のコースと要予約のおまかせコースとありますが、今回は第4回目の「51年会」で集まり、ワインを飲みながら少しずつ取り分けし楽しもうということでアラカルトでオーダー♪※コペルト代として1人400円(パン代・席代)が付きます。

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51年会の発足メンバーである磐田の「平野ビニール工業株式会社」の代表取締役である平野利直くん(写真右)と浜松の「株式会社渥美鐵工所」の代表取締役である渥美総一郎くん(写真左)。51年会の目標と目的は、51年生まれ(前後でも可:笑)の仲間を増やしていくこと。そして、若手で頑張っている飲食店を盛り上げ、さらには浜松を賑やかしくして行こう!という使命感を持って、今後発展していく予定です。今回はわたしの他に新たに初の女性メンバーが増えました!「株式会社プロモートエンシュウ」の取締役部長である髙橋聖子ちゃん(写真中央)。49年生まれで51年生まれではありませんが、キャリアウーマンとして活躍する彼女は心強いメンバーとなりそうです♪

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「プロセッコ・ディ・ヴァルドッビアデーネ ”ルスティコ ”(ニノ・フランコ)」4,500円

ニノ・フランコが手がけるプロセッコ100%のスプマンテです。やや薄めの色調で、ライトな口当たりではありますが、フレッシュで溌剌としたリンゴ風味がみられスッキリとしています。食事と共にいただくには和洋折衷どちらでも合わせやすいテイストです♪

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「テリーヌの盛り合わせ」1,200円

本日の3種類のテリーヌを盛り合わせ。ホロホロ鳥のテリーヌは、この日のお勧めメニューだったようで、吉田シェフからのサービスです!(感謝)バルサミコソースでいただきます。その他は、コテキーノとコッパで食感が楽しめるテリーヌとなっています♪

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「数種類の野菜のオーブン焼き」800円

旬野菜であるトマト、赤・黄色のパプリカ、ズッキーニ、トレビスをオーブンでじっくりと焼き上げているため、野菜本来の甘味を感じながら味わう一品です。トレビスはチコリの一種で、独特の苦味があり美味しいです。こちらは、オーブン調理で少々時間がかかるとのことですので、早めにオーダーすることをお勧めします♪

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「ヴェルメンチーノ・ボルゲリ 2012」4,000円

スーパータスカン「ティニャネロ」&「ソライア」を生み出した偉大なイタリアのワインメーカー「アンティノリ」土地の伝統を活かした、フルーティーな白ワイン!アンティノリは、はるか14世紀よりワイン史に足跡を残すトスカーナ州フィレンツェの偉大な名門メーカーです。こちらのヴェルメンティーノは、1996年がファーストヴィンテージ。伝統を重んじるアンティノリの方針から、100%ヴェルメンティーノが使用されています。明るくクリアな麦わら色をし、上品で印象的な花やシトラス、柑橘系のほのかなアロマ。新鮮でフルーティー、豊かなミネラルも感じられ、長く心地良い余韻が楽しめます。ヴェルメンティーノ由来の数々のハーブの香りが漂う、スッキリとした酸味が魅力的な1本です♪

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「鶏レバーのパテ(2個)」600円

トスカーナ伝統のレバーパテ。レバーが苦手という旦那様でも臭みを気にすることなくいただけたようです。レバー好きの方にももちろん好まれる、上品なレバーパテに仕上がっています。蜂蜜を纏いカリッと焼かれたバゲットに添えていただきます♪

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「クロスティーニミスト(3枚)」600円

クロスティーニとは、イタリア料理のアンティパストで、イタリア語で小さなトーストという意味を持ちます。トーストしたパンにトマト、バジル、ラルド、レバーパテを乗せたもの3種をおつまみにいただきます♪

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「キャンティ クラシコ クエルチャベッラ 2011」4,600円

キャンティクラシコ再生のパイオニアとして知られるクエルチャベッラのキャンティクラシコ。グレーヴェ、ガイオーレ、ラッダ、パンツァーノの4つのコムーネからセレクションしたサンジョヴェーゼをブレンドしています。テロワールの異なるブドウをブレンドすることによって、素晴らしいバランスのキャンティクラシコが生まれています。収穫したサンジョヴェーゼをステンレスでアルコール発酵後、バリックで14ヶ月間熟成。ボトリング後3ケ月以上寝かせてからリリースされます。リッチな果実味とスパイシーなアロマ、なめらかな口当たりのまろやかな味わいとともにしっかりとした綺麗な酸が感じられ、余韻には心地良い甘みも感じることができます。ラベルに描かれたシェフは「料理に合わせやすい」と言う意味合いで表現。テロワールの特徴を見事に融合させたエレガントでバランスのとれた美味しさです♪

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「リコッタチーズとホウレン草のニョッキ トリュフがけ」1,600円

わたし達夫婦の一押しメニューがこちら!ほうれん草が練り込まれ綺麗な色合いのニョッキを、リコッタチーズで爽やかさもあり、香り高く濃厚なトリュフクリームのソースでいただきます!ニョッキといえばもっちり食感を想像しますが、こちらのニョッキは良い意味で裏切りがあり、口の中で優しくとろけるほどにふわっふわです!(美味!)舌の肥えた51年会メンバー全員を唸らせる味わいです♪

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「タリオリーニのカルボナーラ トリュフがけ」1,600円

自家製手打ち生麺のタリオリーニ(伊:tagliolini)をカルボナーラで仕上げ、トリュフをかけていただきます。タリオリーニとは、卵を使った平打ちパスタで、ピエモンテ州で人気のパスタ。同州ではピエモンテ語のタヤリン(伊:Tajarin)としても知られています。モチッとした食感でクリーム系のソースに良く絡み、癖になる味わいです♪

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「アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ 2010」4,700円

アンジェロ・リゲッティが80年以上前に傑出した生産者として評判を得てから今日まで、高い評価を得ています。2009年で創立100年となり、4代目のジャン・マリア・リゲッティ、父ルイジ、兄を中心とする家族経営で、12人が働いています。カンティーナは、ヴァルポリチェッラ・クラッシコの中心に位置するマラノ・ディ・ヴァルポリチェッラの小さな地区、ヴァルガタラにあります。ルイジ・リゲッティ家の自社畑は8haですが、それ以外にも親子代々続く信頼の置ける70人の契約農家の180haの畑があります。10~15日おきに畑を廻り、葡萄の栽培まで彼らが指導しているため、毎年安定した質の良いワインを造っています。やや濃いガーネット色、アマローネ独特の個性的な強く甘い香り、強いだけではなく果実味とタンニンとボリュームのあるアルコールが見事に調和しており、素晴らしいワインとなっています。アパッシメント(陰干し)した葡萄を使用し、糖分が完全になくなるまで約1ヶ月間かけて発酵させ、その後5000Lのフレンチオークの2年樽で15ヶ月熟成しているためアルコール度は高く、パワフルなワインに仕上がっています♪

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「ラルドを巻いた豚フィレ肉 フレッシュトマトとエストラゴンの香り」1,600円

ラルド(伊: lardo)とは、豚の脂肪をさすイタリア語です。豚フィレをしっとりと、表面のラルドはカリッと仕上げています。ローズマリーやローリエなどのハーブで仕上げたソースがトマトの酸味もあり、さっぱりとしていてさらりといただけます♪

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「兎のもも肉のロースト オリーブとケイバーベリーのヴェルナッチャソース」2,000円

世界遺産でもあるサン・ジミニャーノの伝統料理。兎は、鶏とは違い淡泊でありながらもコクと旨味がしっかりとしており、肉質もしっとりむっちりと食べ応え感のある肉質です。火入れが絶妙で、今日1番のメニューです♪

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「デザートの盛り合わせ」1,500円

フラゴーラのセミフレッド、アマレッティのセミフレッド、ホワイトチョコ・ミルクチョコ・ビターチョコの3層のテリーヌ、ティラミスとチョコレートのテリーヌなどなど盛り合わせていただきました♪

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前回の51年会に参加してくれた吉田くんですが、今回は、シェフとして活躍してくれたので手が空いてから顔出しをしてくれました♪

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今回も新たなメンバーを交えての楽しい会となりました。次回の51年会は、7月23日(水)を予定しており、場所は検討し合った結果「中国料理 伊部」さんに決定です!さらに新たに声掛けし、加わる予定のメンバーもいるので、少しずつ拡大していければ良いですね!今後も、51年(近辺)生まれで、この会の趣旨にご興味関心のある方もドシドシ応募しております!吉田くん、ご馳走様でした♪

Ristorante IL Marcampo リストランテ イル マルカンポ
浜松市中区助信町10-8 1F TEL:053-443-7915
営業時間 11:30~15:00 (L.O.14:00)18:00~22:00 (L.O.21:00)定休日:毎週火曜日、第3水曜日
http://www.marcampo.com/

浜松市中区助信町10-8

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