おはらい町通りの「おかげ横丁」入口前の新橋横に店を構える「赤福本店」。1707年(宝永4年)創業の歴史を誇り、伊勢名物の王道中の王道となる「赤福餅」をはじめ、限定赤福の「白餅黒餅」を販売しています。
「赤福餅」は、餅入れさんと呼ばれる職人の手により、丁寧に一つずつ、お餅の上にこし餡が添えられ、餡に3つの筋を付けることで五十鈴川の清流を、白いお餅は川底の小石を表しており、今からおよそ300年前に誕生した餅菓子です。「赤福」の名は、「赤心慶福(せきしんけいふく)」=「赤子のような、嘘偽りのないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味を持つ言葉から二文字をとり、名付けたと言い伝えられています。
店内では、土産販売のほか、席を設けられており、作りたての「赤福餅」をほうじ茶とともにいただる「赤福盆(赤福餅2個)」400円が大人気!夏季限定となる「赤福氷」は、「赤福本店前店舗」、「赤福内宮前支店」、「赤福五十鈴川店」、「おかげ横丁団子郎茶屋」にて販売しています。
「赤福餅」を頬張りながら、ほうじ茶やお抹茶で一息付くのもおすすめですが、愛犬と小休憩する場合は、「赤福本店前店舗」のテラス席をご利用ください。私たちは今回、定番の「赤福餅」ではなく、限定赤福の「白餅黒餅」を土産物として購入。
時間帯にもよりますが、「赤福内宮前支店」のお土産販売所は本店に比べ空いているため、こちらでも購入可能です。
限定赤福「白餅黒餅/8個入り」1,100円
黑餅は、宝永の時代を経て明治のころまで作られていた素朴な黒砂糖味のお餅。
白餅は、平成から令和に手がけた白小豆餡の清らかさを込めたお餅。
普段、口にすることの多い馴染みある「赤福餅」とは違い、優しい甘さで白小豆を使った品のある「白餅」、黒糖のコク深い甘さがインパクトある「黒餅」の二種。限定赤福は初めて口にしましたが、主人と口を合わせて「白餅」の品の良さに舌鼓し、ほっこりと味わうことができました。「赤/白/黒」と、あなたの好みの「赤福」はどれですか?
赤福本店
住所:〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町26番地
TEL:0596-22-7000
営業時間:午前5:00~17:00(※繁忙期時間変更有)
定休日:無休
決済方法:カード可、電子マネー可、QRコード決済可
https://www.akafuku.co.jp/