滋賀結婚記念日旅行「びわ湖松の浦別邸」ワンコファーストの温泉リゾート-蒲生野朝食編-

琵琶湖畔に佇むワンコファーストの温泉リゾート「びわ湖松の浦別邸」にて迎える静かな朝。

早朝の湖岸散策では、静寂に包まれた朝の空気がひんやりと心地良く肌に触れ、

刻一刻とグラデーションで彩られていく朝焼けの空は、ほのかにあかね色がにじみ始めています。

雪化粧の比良山を背に、ゆっくりと朝の光を浴びて、

澄み切った空気が流れ込み、清々しい一日の始まり。

まだ少し肌寒さの残る朝、一番風呂へ浸かると、湯に触れた瞬間にじんわりと温もりが広がり、目の覚める思いでリラックス。

湯冷めしない程度に、テラスでクールダウンし、朝の身支度を済ませます。

湯上がりの体が心地良く温まったまま、館内ダイニング「蒲生野/GAMOUNO」へ。朝食時間は、7:30〜、8:00〜、8:30〜、9:00〜の中から選べます。

お席は、ディナー時と同じ個室となり、壁一面の大きな窓から差し込む朝日を浴びながらの心地良いひととき。

朝食のお品書き

朝食は、「和食 or 洋食」から選べるため、私たちは「和食」をセレクト。

「愛犬の朝食サービス」

愛犬の朝食も宿泊費にインクルードされており、「お粥 or ヤギミルクパン」が選べ、「ヤギミルク」もいただけます。我が家のショコラは、パンが大好物のため、「阪急ハロードッグ・eugreen/ユーグリーン」の商品「ヤギミルクパン」をオーダー。

「契約農家直送の手摘みベビーリーフサラダ」

契約農家直送の手摘みベビーリーフを野菜チップスと共にいただくサラダは、卓上に用意された「スイートコーンドレッシング」または「枝豆ドレッシング」のどちらかお好きな方でいただきます。摘みたてのベビーリーフは、柔らかく、香りがあり、苦味は少なく、ほのかな甘味を感じられる美味しい野菜。売店でも販売されていた「スイートコーンドレッシング」は、人気N0.1と言うのも納得の美味しさです。

磨りガラスの素敵なお重箱で提供される小鉢たち。

スライド式の重箱の蓋を開けると、美しく整えられた朝の膳たちがお目見え。

温物「出汁巻き卵と太刀魚八幡巻 特製餡かけ」

「近江米」、「味噌汁」

滋賀県高島産こしひかりを使用した土釜の炊き立て御飯。朝食時間に合わせて炊き上げられているため、香り良くふっくらと艶のある美味しいご飯に、近江で150年続く、老舗店の「九重味噌」の滋賀県産大豆で作った味噌を使用したお味噌汁と共に。

ポワレ「ジャーマンポテト風」

熱々の耐熱ポットで提供されるポワレ。ガーリックを利かせたインカのめざめとベーコンのジャーマンポテト風を自家製ポン酢に付けていただきます。

焼き魚「鮎一夜干し」

頭から骨まで丸っといただける香ばしい鮎の一夜干しで、カルシウムも摂取。

滋賀の恵みをふんだんに感じる見事な朝食膳。

一日の始まりが、この上なく至福なものに。

「ジュース」

ジュースは、「カベルネソーヴィニヨン」、「グレープフルーツ」、「ブラッドオレンジ」の中から選べ、「カベルネソーヴィニヨン」と「ブラッドオレンジ」をセレクト。染み渡るような濃厚さで、目覚めの一杯として身体喜ぶ味わい。

最初は、戸惑っていたショコラも、「ヤギミルクパン」をショコラサイズに千切ってあげると、急に爆食し始めて、あっという間に完食。「おかわりはいかがですか?」と声がけしてくれましたが、一足先にショコラには、持参した朝御飯を部屋で食べさせていたため、丁重にお断りさせていただきました。旅行中は大目に見ていますが、明らかに食べ過ぎです(笑)

デザート「旬の果物とヨーグルト」

ヨーグルトの上に肉球を模したブルーベリーソースのデザインを施した愛らしいデザートに、旬の果実を添えて。

「リラクゼーションドリンク」

デザート時に提供されるリラクゼーションドリンクは、メニューの中から選べるため、「滋賀の煎茶」と「ゆず茶」をそれぞれにセレクト。滋賀県の山間部で栽培された山の茶葉から作られる煎茶は、香り高く、穏やかな旨みを味わえます。疲労回復効果や風邪予防も期待できるゆず茶もほっこりと。

豆乳は大好きなショコラですが、「ヤギミルク」は初めて口にします。「飲んでいいよ」と声がけすると、まずはクンクンと匂いを嗅ぎ、そろりそろりと一舐め。「あれ?これ、美味しい!?」と目をキラキラとさせ、二口目からは、ビックリするほどの勢いで飲み干してしまいました。普段から、手作りのウェットフードを与えているせいか、あまり水分を摂取しようとしないショコラが、あまりにお気に召したようだったので、売店で販売する同じものをお土産に。オランダ産の安心安全な 無添加・無調整の100%「プレミアム・ゴートミルク」は、一般的なペット用ミルクより、消化吸収が良くて 栄養価が高いのも特徴です。帰ってからも、毎日20~30mlを爆飲しています(笑)

愛犬には、日々ストレスを感じることなく、健康で、いつまでも長生きをしてほしいと願い、家族のように絆を紡ぐ飼い主さんは多いはず。そんな想いを胸に、家族として過ごす愛犬との特別な旅行。

この旅が、愛犬にとっても幸せな時間であったことを願いながら、「また一緒に来ようね」と。

愛犬も飼い主も快適に過ごせるよう配慮された、素敵なお宿で過ごす時間も残り僅かとなりました。

11:00のチェックアウトの時間が近付く中、名残惜しさを感じながらも、最後のひとときを楽しむためにテラスへ。

滋賀を満喫するドリンクが冷蔵庫にあったため、「びわ湖サイダー」と「甲賀コーラ」をいただき、爽快なひととき。

ロビーラウンジにて、お見送りに出向いてくださった支配人の大西朝子/Asako Onishiさん。愛犬家でもある彼女は、とびっきりの笑顔で優しくショコラに話しかけてくださり、ワンコとの触れ合いにも慣れていらっしゃるせいか、ショコラも尻尾をフリフリと嬉しそうに近付いていきます。こちらをオープンしたのは、2020年6月と、まさにコロナ禍の真っただ中ということもあり、どのホテル業界もそうであったように、きっと御苦労も多かったはず。しかしながら、開業計画の設計段階から積極的に関わり、愛犬家の大西さんだからこそ気付く、細やかな配慮がこちらには取り入れられていることから、愛犬家にとって、この上なく特別な場所に感じる「松の浦別邸」。ただ「ペットと泊まれる宿」ではなく、愛犬を心から大切な家族と考える支配人だからこそ生まれる気配りで、愛犬家の満足度を高められ、熱く支持されているのだと思います。私たちも滋賀の魅力を感じながら、大西さんのおすすめなども伺うことができ、楽しいひとときを過ごすことができました。

支配人・大西さんの笑顔に見送られながら、お宿を後にし、「びわ湖松の浦別邸」で過ごした時間の温もりが、優しい余韻に包まれ、思わず「いい旅だったね」と二人で口ずさんでおりました。琵琶湖のほとりで、大切な家族とともに過ごす穏やかなひととき。愛犬との旅行の思い出が、さらに特別なものになる、そんな魅力が詰まったお宿です。

びわ湖松の浦別邸
住所:〒520-0513 滋賀県大津市荒川711-1
TEL:077-592-2727
全室:ワンコ同伴OK・温泉露天風呂付き
https://www.matsunoura.com/

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