「龍雲寺」謹賀新年で初詣!新年を迎える除夜の鐘と命の灯火となる万灯会!

新年明けましておめでとうございます!
除夜の鐘と新年初詣は、我が家から程近い佐鳴湖湖畔に佇む「龍雲寺(Ryouunji)」へ!

こちらは、今から約700年も前の南北朝時代の1330年代に遡り開山、御二条天皇の御皇孫にあたる木寺宮康仁親王が創建された臨済宗の寺院となります!

現在は、2018年4月に第22世住職として就任された木宮 行志 (Koshi Kimiya)さんが管理・運営を任されており、坐禅会をはじめ、子供サマースクールなど様々な企画を通じ、地域での布教に努める一方で、寺院の枠にとらわれることなく、ボランティア活動であるお寺婚活として「吉縁会」というご縁を紡ぐ会を発足するなど、多方面で地域と寺院との関係性をより密なものにされて来ております!

そんな「龍雲寺」では、毎年大晦日の23時30分~25時過ぎまで「除夜の鐘」と「いのちの万灯会」が開催されており、同時に「新年初詣」ができ、「各種祈願」が受けられ、そのまま寺院内の見学も無料で拝観することができます!

「除夜の鐘」の受付開門予定となるのは、夜23:15。
我が家から徒歩10分の「龍雲寺」へ、23:40頃に到着すると、既に寺院前は多くの人で賑わっており、長蛇の列を成しています!

「除夜の鐘」を撞く順番待ちは左側の列へ、新年初詣のみの方は右側の列へ並び本堂へ!

わたし達の元旦を迎えるミッションは、「除夜の鐘撞き」→「新年初詣」→「寺院内見学」→「うどん・甘酒の振る舞い」の順となります!

深夜25時頃までに足を運べば、先着順で全ての方が「除夜の鐘」を撞けるという大変有難い行事!

寒空の下並ぶため、完全防寒防備で臨みましょう!
空を見上げれば、煌々と輝く満点の星空にオリオン座がとても綺麗に伺えました!

寺院の本堂をはじめ中庭を見渡せば、無数のいのちの灯火が揺らめく幻想的な世界が広がります!

 

この「いのちの万灯会」とされる灯火は、1つ300円の灯篭を寄進することで「諸願成就」、「健康祈願」ができ、また、世界の子供10人にポリオワクチンを贈ることができるというもので、まさに命を繋ぐ行事となります!

佐鳴湖を見渡せる高台に位置する「鐘楼堂」まで、およそ1時間程の待ち時間で、わたし達は「270番目」となる整理券を手にし、ようやく鐘の前へ!

鐘を撞く際は、帽子を取り、合掌し頭を下げ、鐘を一撞き、後も同じく合掌し頭を下げましょう!

人生初となる除夜の鐘撞きを新年初の夫婦共同作業として無事に遂行し、煩悩を振り払い、2019年の新たな喜びの年を迎えることが出来ました!

その後は、順路に従い、境内の見学へ参ります!

本堂に足を運び、新年の挨拶となる初詣の参拝!

こちらでは、SNSの配信等を許されており、自由に写真撮影が可能です!

境内には、代々受け継がれてきた大変貴重な寺宝を数多く配され公開されており、見所満載!

ライトアップされた庭園も素晴らしく、本堂南の枯山水庭園「無量寿庭」、本堂裏の池泉回遊式庭園「清浄庭」では、落差15mの滝が見られます!

回廊に展示された地獄極楽の世界を示す十六図「地獄極楽図」の世界も大変見応えがあり、地獄から極楽への道のりを堪能することが出来ます!

さらに「龍雲寺」といえば、秋に開催されたダウン症の天才書家である金澤翔子さんの書展が有名!

「涅槃堂」新築に合わせ奉納された「世界一大きい般若心経」をはじめ、常設作品はいつでも拝観することが可能となります!

金澤翔子さんの力強く逞しい書は大迫力で勢いがあり、大変興味深い作品となり、巨大な壁一面を覆う般若心経の力漲るパワーは、圧巻の一言に尽きます!

命ほとばしる書画に心を奪われながらも、最後は、「龍雲寺会館」にて提供している「うどんの振る舞い」を御馳走になりましょう!

残念ながら「甘酒」は品切れとなってしまったようですが、冷えてしまった身体を芯から温める「うどん」を頂戴することが出来ました!

もっちりとした「うどん」には、削り節と海苔が掛けられ、良い香り!

貴重な体験もでき、清らかな心と温まる思いで新年を迎えることが出来ました! 皆様本年もどうぞ宜しくお願い致します!

龍雲寺
住所:静岡県浜松市西区入野町4702-14
TEL:053-447-1231
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:特に無し(但し、必ず本堂にて御本尊にお参りする事)
大晦日~元旦にかけて:除夜の鐘・新年初詣・いのちの万灯会
http://www.ryouun.com/

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