焼津駅南口より港方面へ下り10分程の416号線沿いの交差点角に暖簾をかかげた寿司屋「兆治」さん。焼津港で漁れた地魚を中心に握り寿司で提供してくれる江戸前寿司。東京に住む従兄弟の勧めで前夜に予約をし翌日の昼に伺いました。
先代が和食屋をやられていた場所に、京都、東京で寿司屋や日本料理店で修行されてきた息子さんがお寿司屋として再スタートさせたそうです。昼は魚が揃っていないとのことでカウンター席は潰されており、奥の座敷に通されました。予約時間通りに伺うと、既に寿司はカウンターで握られて皿に盛られていました。とても静かな店内です。
「皿盛り」2,700円
昼は皿盛りのみとのこと。マグロ、鰹、鯵、甘海老、太刀魚、青柳、サーモンの麹漬け、昆布〆イサキ、イカ、イカ飯、梅きゅう、鉄火巻き、厚焼き玉子(真ん中にうずらの卵)と14種類。小振りの寿司と思っていましたが、ネタは大きめなのでシャリとのバランスを考えると刺身をいただいているよう。シャリは人肌ではなく、粘りを残します。無類の江戸前寿司好きなわたしたち夫婦にとっては、口中でほのける食感を期待してしまいました。カウンターでいただく夜との差別化をされているのかもしれません。
「潮汁」 しっかり目の塩分を感じます。
情報社会のこのご時勢に、こちらのお店の情報は限りなく少ないです。焼津市民である友人に聞いたところ、あまり地元民には知られていないようでした。
兆治
静岡県焼津市本町1丁目1-1 TEL:054-628-4622
営業時間:11:30~13:00 17:30~21:00 定休日:不明
静岡県焼津市本町1丁目1-1