「Humble House Taipei」大都会の中に佇むアートに囲まれた優雅なホテルの施設紹介

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台北の一大観光スポットとして観光客で握わう「台北101 タイペイイーリンイー」や、
グルメや大型のショッピングビルも充実の人気スポットが目白押しとなる信義区
2013年11月にオープンして以来話題の5つ星ホテル「Humble House Taipei(ハンブルハウス台北)寒舍艾麗酒店」。
ホテル内には、現代アートを主軸に世界各国のアート作品が600点近く展示されており、
アートとカルチャーとホテルライフが見事に融合した新スタイルをテーマに掲げています。
都市ジャングルの中にありながらも、一歩ホテルに足を踏み入れれば、まるで美術館のようにゆったりと心休まる時を提供してくれます♪

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「オズのビッグアイ、オズのバーレルアイ(The OZ Big Eye, The OZ Barrel Eye) / 楊茂林(Yang Mao-Lin)」

台湾の芸術家である楊茂林(Yang Mao-Lin)は、
平面絵画や装置、彫刻など多種に渡る手法の持ち主で、創作力と生命力に非常に長けたアーティストでもあります。
楊茂林(Yang Mao-Lin)の作品はユーモアに溢れた手法を用いて、
生命の記憶の中にある心の深みや温かみ、更には時が経っても変わらない情熱の部分を表しています。
オズのバーレルアイ」と「オズのビッグアイ」は、オズの魔法使いを作品からインスピレーションを受け、
この馴染みのあるストーリーは「旅路」をテーマとしており、芸術家にとって人生の希望でもあります。
二つの作品はそれぞれ光沢感とくすみのあるアンバーな仕上がりの魚形の銅彫刻にLEDライトを組み合わせており、
微かに光るガラス製の瞳の中に人形を入れ込み、守られているかのような幸福感を表しています。
同じく愛らしいもう一方の作品は、同フロア内のカフェ&バー「THE TERRACE」入口にございます。
※一部のアート作品のタイトルにはQRコードが付いており、
スマートフォンで読み込むと作品の詳細を表示してくれるという嬉しいサービスがあります♪

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今回は、ハンブルハウス台北のホテル施設を
Marketing Communications Managerの謝佑宜(Sasha Hsieh)に案内していただきながら、
館内のアート作品にも注目していきます!(謝謝!)

「Ah / 蔡佳葳(Tsai, Char-Wei)」

蔡佳葳(Tsai, Char-Wei)の作品には強烈な個人の特色が表現されており、
作品の中には自身の置かれている立場、社会、心が注ぎ込まれ描かれています。
通常、書は環境や生命とは無関係に描かれて行き作品が完成しますが、
「Ah」は墨を滲ませ「Ah」という文字を表現する事で消失と誕生の際に生まれる音が描かれています。
「Ah」は多くの宗教内で神聖な表現としても用いられています。
例えば「アラー」、「アーメン」、「アミタバア」、「ハレルヤ」等。
「Ah」の音と映像による共振は人間のすべての環境や精神との相互関係を表現しているのです♪

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フロント・ロビーより1フロア下の5階には、
大宴会場や各イベントに対応可能な様々なタイプのボウルルームを用意されています♪

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「一花一世界の台北(A flower, a world within Taipei) / 楊泳梁(Yang, Yong-Liang)」

楊泳梁(Yang, Yong-Liang)の特徴は、
相反する異なる素材を一つの作品に融合する事で生まれる芸術効果を作り上げる事。
写真、映像、オブジェ、絵画等にこの手法は用いられています。
多くの素材を広い視野で作り上げる為に、
巧み且つ完璧な映像技巧により各種素材を巧妙に配置し一つの調和のとれた作品に奏でます。
そしてその素晴らしい作品の多くは国際的美術館に収蔵されているほどです。
台北シリーズの「一花一世界」は楊泳梁(Yang, Yong-Liang)がハンブルハウスの為に制作したオリジナルの映像作品。
何度も台北を訪れ撮影を行い、
仏典の中にある「一沙一世界,一花一天堂,一木一浮生,一方一淨土」を創作理念とし、
眼下に広がる台北の街を咲き誇る花の花蕊に配置する事で美しい花びらに囲まれた花の中心で生きる街を表現しています。
優雅でユーモアあふれる手法で表現された台北のその美しさは、
芸術家の台北への愛も感じる事が出来る作品です♪

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遠目で眺めれば優美な花のように観え、近付けば、その美しいの花の中心は、
台湾の街並みが反映され、何とも不思議な融合を遂げているのです!
思わず、暫しその場に立ち尽くして眺め続けてしまうほど、心奪われる現代アートです♪

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GRAND BALLROOM

世界的に有名なホテル設計会社である
Hirsch Bedner Associates Pte. Ltd. Design Consultants(ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ)」に設計を委託し、
伝統的な吊り下げ式ライトを失くした宴会場は、
シンプルなラインを生かし、区分けを鮮明にしたデザインに作り上げ、まったく新しい宴会場の雰囲気を作り上げています。
宴会場の総面積の広さは702㎡にも及び、最大約1000名のお客様の利用が可能です!
大宴会場(4部屋)とファンクションルーム(2部屋)、貴賓室(1部屋)を有し、
空間を組み合わせることで大型イベントなどの開催も可能。
最先端の映像音響、照明システム及び操作システムも完備されており、
有線または無線によるインターネット接続、各種グルメメニューを取りそろえた専門的宴会チームによる
飲食サービスと共に各種会議、イベントなどの開催時におけるすべての要求に柔軟に対応してくださいます♪

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「洞(THE HOLE) / Piotr Uklanski」

Piotr Uklanskiはポーランド出身。
伝統芸術を踏襲しつつ、異なる要素や材質を融合させる創作に取り組んでいます。
その斬新な考え方と手法で視覚に新たな感銘をも与えています。
複雑さの中から醸し出される迫力、シンプルなラインの中で表現される無限の張力、
見る人に昇りあがるような強烈なインパクトを感じさせる作品です。
「洞」は点状の光源とステンレスの反射の特性を生かしています。
作品を上から覗き込むと眼球から大脳へ情報が伝わり瞬間的なめまいのような幻覚が生み出し、
光の点の反射の効果による無限に伸びる空間が現れ、見る人をリアルな感覚に誘います。
一見、底なしのような錯覚を覚えますが、
実際には10cmほどの高さしかないというから驚きです!

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イタリアンレストラン「LA FARFALLA」やカフェ&バー「THE TERRACE」がある6階。

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「月光(The Moonlight) / 楊泳梁(Yang Yongliang)」

中国人のグラフィックアーティスト楊泳梁(Yang Yongliang)は、
LEDボックスを用いた作品をこの度初披露されています。
作品内と作品外が相互に照らし合わせている様子は、
まさに月光シリーズで最もユーモアに溢れた突破点となっています。
月は自然界の発光体です。
自然界の無常を示しており、終始廻り続ける規律を持っています。
この何億万年も前に誕生している自然の光源は人類が創り出した景観とはまるで比べ物にはなりません。
ビル間の灯火や道路一本一本に照らされている発光体、
移動中の車輌やライト、交通信号機、巨大なライトボックス、大型モニター、ネオン、また遠くに霞む淡い光の霧、
これら人類によって創り出された発光体の光源は、月を暗く淡いものにし、生気の無いものにしています。
人類の創り出した一見華やかな景観の裏には危機が隠れているのです。
楊泳梁(Yang Yongliang)の作品は、これ以外にも6階エレベーター前にもございます♪

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イタリアンレストラン「LA FARFALLA

全面ガラス張りの窓から差し込む光で、眩いばかりの光に包まれ、
窓の外に広がる屋外ガーデンの風景と、細部にまでこだわり、配された芸術作品が、
自然の中での静寂に包まれた心地良い空間を作り出しています。
座席は165席用意され、シェフより厳選された旬で良質な食材で、
全く新しい美学と概念から作られた料理の数々を終日提供するオールダイニングのイタリアンレストランです。
こちらは朝食会場ともなるため、ブッフェスタイルの朝食とランチタイムの模様を後程詳しく紹介致します♪

LA FARFALLA(ハンブルハウス台北6階)
営業時間:朝食6:30~10:00、昼食11:30~14:30、
アフタヌーンティー15:00~17:00、夕食18:00-22:00
TEL:+886 2 6631 8060

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カフェ&バー「THE TERRACE

シンプルで優雅な開放的な空間の中にゆとりある間隔でソファーを配置しており、
フードは、中華、西洋料理のアラカルトに、
コーヒーやジュース、各種カクテル及びアルコール飲料などのカフェ&バーとして利用が可能です。
ガラス張りの窓の外には緑溢れる屋外ガーデンへと繋がり、自然光が存分に注ぎ込まれるの清々しい日中と、
美しい星空に彩られ「台北101」の美しい風景を望みながら、
優雅な雰囲気に酔いしれることができる夜の2つの顔を持ち併せており、
都会の喧騒に包まれた中で、寛ぎのリラックスタイムを過ごせます♪

THE TERRACE(ハンブルハウス台北6階)
営業時間:10:00~25:00
TEL:+886 2 6631 8066

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ビジネスセンター

ビジネスセンターには、2台のパソコンがあり、宿泊客は毎日30分間無料で使用することができます。
スタッフに依頼すると印刷やFAX、コピー等のサービスが利用できます。
客室内からホテルのクラウドストレージに接続することができ、
自分のパソコンにあるデータをビジネスセンターに転送して印刷することも可能です。
有料の小会議室もあり、急な商談やミーティングにも便利です♪

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「極夜の晝(The Day Of Perpetual Night) / 楊泳梁(Yang Yongliang)」

中国人のグラフィックアーティスト楊泳梁(Yang Yongliang)は、
見るからに互いに抵触し合う元素を融合し調和させる効果をもたらせる手法を得意とし、
撮影、映像、装置、絵画などの方法を用いて多様で全方位な創作を行なっています。
また熟練された映像技術は各元素をバランスの良いリズムの中にコントロールし、
伝承の中にも斬新を求める手法で伝統的な芸術表現を覆しています。
作品は国際的知名度のある美術館に数多く収蔵されています。
極夜の晝(The Day Of Perpetual Night)」は、
アーティストによる月光系列のビデオアート作品で、
四面モニターにはアーティストによる最新の創作概念を現しています。
動態による時間の軸を取り入れることで空間と時間の深みを強化し、静止画像との一線を画しています。
鑑賞者は暗闇の中でも輝き続けながら発展する都会空間が、
止まることなく膨張し続けている様子を感じることが出来ます♪

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Espace Beauté SPA(エスパスボーテスパ)

7階には、台湾のカネボウグループ
佳麗寶化粧品集團東方美企業股份有限公司」が培ってきたこれまでの経験を活かし、
新たなコンセプトをもとに構築した
複合型ブランド「Espace Beauté SPA(エスパスボーテスパ)」を設けています♪

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Espace Beauté SPA(エスパスボーテスパ)」は、日本のキメ細やかなおもてなしの精神と、
イギリス皇室やセレブたちに愛用されているアロマケアの正統派ブランド
AROMATHERAPY ASSOCIATESの商品とを掛け合わせたマッサージを伴うトリートメントによって、
極上のリラックス効果をもたらし、心の安らぎと身体の心地良さを同時に体験できる最高の空間です♪

Espace Beauté SPA(エスパスボーテスパ)(ハンブルハウス台北7階)
営業時間:月~土曜10:00~22:00、日曜10:00~19:00
TEL:+886 2 6631 8099

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「Design Hotels XXL Book」

現在、世界の50ヶ国、300軒のホテルを展開するDesign Hotels™
その各国のホテルを紹介する本がこちらです。
6階のレセプションを見下ろすことができる7階の回遊できる吹き抜け上部に展示されています。
残念ながら「ハンブルハウス台北」は、本の編集に間に合わなかったため掲載されておりませんが、
数々の素敵なホテルを眺めては、空想の旅へとお出掛けください♪

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Fitness Center(フィットネスセンター)

Fitness Center(フィットネスセンター)では、最先端の運動機材を用意されており、
ゲストの健康に効果的な各種方法によるトレーニングが可能な設備があります。
専門トレーナーを招聘されており、ゲストの指導にあたると共に、
身体に関する質問や身体機能に沿ったトレーニング計画の作成なども可能です。
トレーニングウェアを持参すれば、ホテルステイしながら軽い運動をすることでリフレッシュできることでしょう♪

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屋上デッキとなる7階では空中庭園が設けられており、台北の都心を象徴する素晴らしい景色が見られ、
真正面に「台北101 タイペイイーリンイー」を捉えることができ最高の眺めです!
こちらには夏季限定の屋上プールもあり、ホテルの宿泊者のみ利用可能となります。
屋上プール
6~9月:7:00~21:00、4~5、10~11月:7:00~20:00
12月~3月:使用不可(気候により変更有)

先日、Happy New Yearのカウントダウン・パーティをこちらで開催され、
多くの方がこちらから望める「台北101」の花火を眺められ、とても素晴らしい眺めだったとのこと!
2017年のカウントダウンの予約はお早めに!
さて、お次は、今回お世話になるお部屋の紹介です♪

Humble House Taipei(ハンブルハウス台北)寒舍艾麗酒店
所在地:台北市信義區松高路18號
TEL:+886 2 6631 8000
http://www.humblehousehotels.com/jp/

台北市信義區松高路18號

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