注目のデザイナーズホテル「HOTEL PROVERBS TAIPEI」チェックイン!

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台北の中心地となる賑やかなショッピングエリア街である東区に位置する
HOTEL PROVERBS TAIPEI ホテル プロバーブズ 台北(賦樂旅居)」は、
台湾の「GLORIA HOTEL GROUP グロリアホテルグループ(華泰大飯店集團)」が
2015年9月に新たにオープンさせたデザイナーズホテルです!
MRT忠孝復興駅から東区地下街14番出口を出て大安路まで進み、
緑生い茂る「瑠公圳公園」から徒歩数分圏内となり、中心街の観光名所からも程近く、大変アクセス良好。
太平洋SOGO百貨店台北忠孝館」の裏手ということもあり、ショッピングにも大変便利で、
周辺には、様々な飲食店も点在するため好立地な場所となります。
HOTEL PROVERBS TAIPEIは、
遥か300年近く昔の台北で最も偉大な水道施設があった場所の跡地に建立されています。
1740年代に新店渓の水を台北全土に引き、灌漑に利用しようと「郭錫瑠」が大規模な水道施設を建設しており、
後に「瑠公圳」と呼ばれ、当時は台北の多くの場所に通水させておりました。
現在はその面影も無く、かつて商業区であったこの場所に、
颯爽と新たな風を送り込むようにスタイリッシュ且つモダンなデザインを施され、
凛とした姿を魅せてくれています♪

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お出迎えは、ベルボーイのSteven Chenさんが、はにかみながらも優しい笑顔でお出迎え♪
ドアを開けると、こちらのホテル1階エントランスホールには、
ベーカリーカウンターが設置されているため、
ふわっと立ち込める香ばしいパンの香りに心くすぐられてしまいます♪

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12階建てのホテルなため、コンパクトなサイズ感ではありますが、
エントランスホールは吹き抜けとなり、
全面ガラス貼りの窓から自然光をふんだんに取り入れ、開放感に満ち溢れています。
1階にフロアコンシェルジュを設けておりますが、チェックインカウンターは存在せず、
3階のレセプションまたはルームチェックインとなります。
チェックインは午後15時より可能です。
その奥には、ホテルオーナーであり、料理ディレクターでもある陳昶福(Fudy Chen)が造り上げた
イタリアンレストラン「TK SEAFOOD & STEAK」へと続き、
1階~3階はパブリックスペースとなります♪

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HOTEL PROVERBS TAIPEIは、「アジアで最も影響力のあるデザイナー」として表彰されたこともある
注目の建築デザイナーである陳瑞憲(Ray Chen)が設計を担当されており、
華やかさのあるシックな装いで、ヨーロッパの古城よりやってきた銅板はオークションで落とし、
天井や壁に鏡を用いることでコンパクトなサイズ感に奥行きを感じさせ、
煌くシャンデリアを大胆にあしらい、シャープで洗練されたイメージがありつつも、
木材の組み合わせにより、程好い抜け感と温かさを感じさせ、存在感溢れる美しい造りが印象的です!

陳瑞憲(Ray Chen)は、1957年に台湾に生まれ、
中学生時代に建築家を目指そうと志望するも、
意に沿わぬ形で大学で化学を専攻し、大学卒業後に建築家を目指すため日本へ渡り、
東京デザイナー学院」で建築を学んだ後、大阪の「安藤忠雄建築研究所」で半年ほど勤めて台湾へ戻ります。
台湾では、著名な建築家である「黃永洪 – WWARC禾力」に勤め、1999年に「陳瑞憲建築研究所」を設立。
後に2人の友人と「JRV International」を設立します。
2002年には、「陳瑞憲 Ray Chen Architectural design studio」を設立し、
台湾をはじめ、香港や中国で活躍の場を広めていきます。
陳瑞憲(Ray Chen)は、減法の原理を信じ、簡素な素材や優美な姿図を取り扱うことに優れており、
台北美術館のロビーや實踐大学の教務・運営棟のような公共スペースに加え、
多くの著名人や企業家の住宅も設計してきています。

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壁一面に良質の木材を用いて贅を感じるエレベーターホール。
鹿の剥製がそっと見守る中、3階のレセプションへと参りましょう♪

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真紅に染められた妖艶なエレベーター内。
床には、HOTEL PROVERBS TAIPEIのロゴが施されており、
ロゴは、PROVERBSの「P」とHOTELの「H」を重ねてデザインされています♪

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3階レセプション

アメリカのブランドである「RH(Restoration Hardware from USA)」のアンティーク調の家具をセレクトし、
ベロア調の光沢感とレザーとの異なる質感のソファを配し、しっとりとした面持ち。
大人のプライベート感溢れるコンパクトなレセプションは、
パブリックスペースとして、滞在中に新聞を楽しんだり、
ティータイム利用など、ラウンジとしての機能も備えられています。
レセプションの隣には、日本人のトップバーテンダーである上野秀嗣が監修したバー「EAST END」があり、
夜は多くの利用客で賑わいます♪

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レセプションスタッフが常にゲストの様々な要望に応えてくれます。
この日、レセプションで対応してくれたのは、
スラッと背が高く微笑みの貴公子であるAdam Hsiang(写真右)
柔らかな笑顔が印象的なSherry Wang(写真左)の御2人です♪

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今回の台湾取材旅行4日目に宿泊するお部屋は10階になります。
客室の廊下壁一面とドアは、何と!全てが銅製の壁となり、辺り一面がセピアゴールドの鏡の世界が広がります!
程好く落とした灯りに照らされた艶っぽさが何ともエロティックな雰囲気を醸し出しており、
エレベーターの扉が開いた瞬間、思わず歓喜の声が漏れてしまいます♪
ただ、全面が銅製なため、少し触れただけでも指紋が付き易く、
ハウスキーピングの方々のご苦労が多いのでは?」と心配し伺ってみると、
デザイナーである陳瑞憲曰く、あるがままの姿で経年変化する様子を楽しみたいとのことで、
拭き取りをされないよう希望しているのだそうです!
いずれは、この艷やかさは無くなり、銅は酸化し、黒ずんでいくことでしょう。
日本で例えるならば、10円玉をイメージすればお判りですね♪

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「1002 Deluxe Room デラックスルーム」

HOTEL PROVERBS TAIPEIの客室は、
アーバンルーム、クラシックルーム、デラックスルーム、プレミアムルーム、
プロバーブルームの5タイプがあり、
今回お世話になるお部屋は「Deluxe Room デラックスルーム」となります♪

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デザイナーのこだわりは留まらず、
敢えてハイテクのカードキーを使用せず、クラシカルな造りで、
鍵穴を覆うパネルをくるりと上に回し、鍵を挿入し、ロックを解除するタイプのドアキーを用いられており味があります。
オートロックではないため、お出掛けの際に鍵の締め忘れのないようご注意ください♪

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ルーム内で、アシストサービスマネージャーである黄君平(Alan Huang)に説明を受けながら、
パスポートを提示し、チェックインのサインを済ませます。
スタッフによっては日本語を話せる方もおりますが、基本的には英語または中国語が公用語となります♪

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滞在中に不便がないように、
お部屋に設置されているエアコンの調整やスイッチの確認などを含め、
装備の説明を受けておきましょう♪

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爽やかな好青年のアシストサービスマネージャーである黄君平(Alan Huang)
今回のホテル取材の取次ぎを担当してくれた、愛溢れるキュートなマーケティングマネージャーの羅晏辰(Eve Lo)
部屋内を案内してくださったので記念撮影させていただきました!(謝謝!)
お次は、素晴らしいデザインセンスを誇る「1002 Deluxe Room デラックスルーム」内の紹介です♪

HOTEL PROVERBS TAIPEI ホテル プロバーブズ 台北(賦樂旅居)
台湾台北市大安路一段56號
TEL:+886 2 2711 1118
https://www.hotel-proverbs.com/

台北市大安路一段56號

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