「祇園 楽味」カウンター割烹の名店が手掛けた気軽さを楽しめる小料理屋

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祇園の名店「祇園 さゝ木」さんのプロデュースで、2013年11月22日にオープンさせ、
さゝ木出身の木田康夫さんが腕を振るわれる「祇園 楽味」さん。
「お決まり」と呼ばれる先付や一品、お造りなどのお任せをいただいた後に、
お品書きから単品料理を注文するという小料理屋スタイル。
京都でありながら、敷居を高く設けないその気軽さに、多くの常連が足を運ぶ名店です♪

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多くの人で賑わう祇園の南側に位置する楽味さん。
ほのかな灯火が夜の街に浮かび上がり、しっとりと風情溢れる佇まいを魅せています♪

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店内は、大きな檜の一枚板のカウンター14席のみ。
料理人・木田さんをはじめ、臨場感溢れる粋なおもてなしの数々が楽しめます。
まずは、おまかせの先付や一品、お造りなど「お決まり」を提供された後は、
その日おすすめの極上素材のネタ箱からお品書きの中から、
お好きなものをお好みの調理法で、単品料理をお楽しみ頂けるスタイルです。

この日は、既に食事を終えておりましたが、
折角の京都、できれば木田さんに一目お逢いしたくて立ち寄らせていただきました。
食事をいただくわけでもないので、失礼かとも思ったのですが、
木田さんから「全然大丈夫です、お気軽に寄ってください。」と、おしゃっていただき、
お言葉に甘えることにしました。
ですが、折角なので一杯いただきながら、簡単なおつまみをいただくことに致します♪

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「生ビール」

呑んで食べた後に、京の街を散策しながら汗をかき、またビールに戻る。
この一杯がまた美味しいのです♪

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店主の木田康夫さんは、さゝ木佐々木浩さんが「先斗町 ふじ田」で修業されていた頃からのご縁で、
祇園さゝ木」を皮切りに、佐々木浩さんがプロデュースした六本木ヒルズの「八坂通りAn京割烹」や、
わたし達が愛して止まない富山の「リバーリトリート雅樂倶」の料理長も務められており、
長きに渡り、佐々木さんの右腕として活躍し続ける料理長です。

富山の「リバーリトリート雅樂倶」さんでは、3年3ヶ月の間腕を振るわれ、
谷口英司シェフと同時期を過ごされ、雅樂倶の食を支えています。
谷口シェフには、和食のことをいろいろ教えたものです。」と、
当時の様子を懐かしむように楽しそうに語る木田さん。
谷口シェフとは今でも交流があるようで、
富山時代にご縁が生まれた友人たちも、度々こちらへ足を運ばれることもあるそうです。
気さくにお話くださる木田さんの優しいお人柄に、
今回、本当に足を運んで良かったと思います♪

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「カマスの炙り」

カマスをさっと炙り、中はレアで、おろしでさっぱりといただけるおつまみ。
カマスは、これから美味しくなる時期ですね♪

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「ポテトサラダ」

食べます?ポテサラ、普通のポテサラですけど」と、
こちらの腹具合にお気遣いいただきながら、
おつまみになりそうなものを提供してくださいます。
普通のポテサラとおっしゃいましたが、普通以上のお味というのは言うまでもありません♪

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「鱧寿司」

カウンターでお隣の常連さんがオーダーされたようで、
焼きたて鱧を熱々のご飯に巻き付けて握る瞬間を目の前で観てしまったら、これはもう頼まない訳にはいきません。
既にお腹は一杯なのに、目が欲っするほどに艶やかな鱧寿司。
ホクホクと温かいシャリに、タレが滲み渡り、上品な鱧を一口でパクリ!
その後に、良い塩梅の生姜を一口かじると、これまた相性抜群です♪

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「鯖寿司」

楽味さんでも人気の高い鯖寿司。
桜色の美しい鯖がシャリにピッタリと寄り添い、
胡麻と壬生菜の漬物を刻んだものが入っていて、さっぱりとした味わいで絶品とのこと。
こちらはお隣さんが「凄いカメラなんで、良かったらお写真どうぞ♪ここの鯖寿司は美味しいんですよ。」と、
声がけくださったもの(笑)
次回は、こちらの鯖寿司もいただいてみたいものですね♪

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「すまし汁」

魚と昆布だけの出汁であっさりとしたすまし汁の具は、シンプルに豆腐と葱でいただきます。
〆の温かなスープでほっこり♪

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「お持ち帰り用お弁当」

鯖寿司や鱧寿司をお持ち帰りされるお客様が多く、綺麗な折詰にしてくださいます。
京都でまさかのはしご酒でしたが、木田さんにもお逢いできた喜びを噛み締めて、
また京都に来たいね。と誓い合いました♪
木田さん、遅掛けにありがとうございました!(感謝)

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お次は、祇園祭で盛り上がる街の様子を紹介します♪

祇園 楽味
京都府京都市東山区祇園南側570-206 TEL:075-531-3733
営業時間:17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日:日曜日・第2月曜日

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