2005年11月9日に増築された「リバーリトリート雅樂倶」さん新館のB1階に設けられ、
2015年1月5日にリニューアルオープンされた和彩膳所「樂味 らくみ」さん。
富山の食材をふんだんに使用され、移ろいゆく季節を表現する日本料理が楽しめ、
オーナー様がこだわり抜かれた器に彩られる富山の豊かな食材たちを、季節毎の一皿一皿で堪能することができます♪
爽やかな目覚めを迎えた朝食は、こちら「樂味 らくみ」さんの和食をいただきます。
朝食タイムは、7時~10時で最終受付が9時半となります♪
朝食は宿泊料金に含まれており、日本料理のみの提供となります。
清水寺の貫主である森清範が記された書、禅語の掛け軸「明歴々露堂々」が出迎えてくれます。
明歴々露堂々(めいれきれきろどうどう)
大自然、すべては仏法の貴い姿。
少しも、うそ、かくしがなく目の前に堂々と現われている真理を無心に眺めることの大切さに気づくことが尊い。
落ち着きのある色調のインテリアをあつらえ、モダンな店内には、朝の爽やかな陽の光に溢れています♪
個室
結納や顔合わせ、会合等に
個室
堀炬燵式
個室
少人数での食事
今回の朝食は、こちらの個室を用意していただきました。
アートウォークに通ずる庭、そしてその先には、清らかな神通川の流れ。
明るい陽射しに包まれて、気持ち良い朝の目覚めを迎えられるお部屋です♪
「ウォーターフォール」千住博
千住さんがモチーフに好まれた滝の画は、霊験あらたかな清水に溢れる富山のイメージにピッタリですね♪
「目覚めのドリンク」
葡萄ジュースと林檎ジュースとハーブティーに少量の蜂蜜を混ぜたもの。
ほんのりとした甘味とフルーツの酸が喉にすんなりと馴染み、まさに目覚めに相応しい一杯です♪
朝食のお料理は、季節の小鉢が少しずつバリエーション豊かに並び、
富山の名産を用い、程好いボリューム感で、どれも富山米に合う小菜ばかりで非常にバランスに優れています♪
梅干し
白和え
にしんと茄子の煮物
雅樂倶の焼印付き玉子かすてら
椎茸と昆布の佃煮
ほうれん草のお浸し
浅漬け
葱味噌
海苔の佃煮、明太子、岩塩
「お造り」
器を贅沢に使い、イカ刺しとその余白に、
うっすらと梅肉ソースで能登半島と富山湾をあしらい、素敵な演出を施されています♪
「富山湾の魚の焼き物」
鰆の味噌幽庵焼きは柚子胡椒を添えて。
上品な味わいですが、富山米が一層美味しく感じられます♪
「手作りせいろ蒲鉾」
小振りな蒸籠の中には、手作りのせいろ蒲鉾。
白身魚と帆立のすり身を使用した蒲鉾は、桜の葉っぱでくるみ、香りと一緒にいただきます。
お好みで岩塩を付けていただくようですが、そのままでも十分な旨みと味わいです♪
富山県産の大豆「あまうらら」を使用した手作りの湯葉豆腐にかけるエクストラバージンオリーブオイルが出てきます。
上から、マイルド、フルーティー、スパイシーと3種で一番人気はマイルドとのこと。
2人でそれぞれ選び、マイルドとスパイシーをお願いしました♪
オリジナルで造られたエクストラバージンオリーブオイルは、スペイン産のものを使用。
富山県産の大豆「あまうらら」を使用した手作りの湯葉豆腐。
竹筒の器がまた風流です♪
まずは、そのまま一口。
大豆の甘味と濃厚な味わいが広がり、そのままいただいてもとても美味しい湯葉豆腐です。
そして、先ほどのオリーブオイルをお好みでかけ、ほんの一振りの塩をして、
さらに甘味を引き出していただくのもまたお勧めです♪
「土鍋ご飯」
今回のお米は、富山の大沢野地区で米農家をされている「土遊野(どゆうの)」の橋本さんが作られた有機棚田米。
コシヒカリの原酒となる希少な種を、山里の豊かな土で、アイガモ達と一緒に育てました。
お米本来の旨みが凝縮し、甘さの余韻を感じる、香り高いお米です。
ショップでも販売されています♪
「ご飯に味噌汁」
ふっくらと炊き上がった土鍋のご飯は、粒がしっかりと立っており、もちもちと甘味たっぷりで絶品!
やはり、富山のお米は美味しいですね!
お味噌汁は、栄養価を考慮し、浅利を使用されています♪
ご飯のおかわりをしても、まだ土鍋に残っていたので、
後ほど、公園を散策する際に食べれるよう、おにぎりをリクエストしてみると3個に分けて握ってくださいました!(感激)
昆布の佃煮、海苔の佃煮、明太子と3種共に中の具も変えてくださっています!
このような細やかな配慮が素晴らしく、とても嬉しく思えました♪
景色を楽しみながら美味しい朝食を堪能した後は、浴衣に着替えて、公園を散策してみたいと思います♪
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リバーリトリート雅樂倶
富山県富山市春日56-2 TEL:076-467-5550 http://www.garaku.co.jp/