浜松街中にひっそりと佇み知る人ぞ知る懐に優しいありがたい定食屋

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浜松街中にひっそりと佇み、知る人ぞ知る定食屋さん。たぬきの置物が目印ではありますが、暖簾も見受けられない外観からは、営業しているかどうかも判断しづらく、一見すると何屋さんなのか全く不明な不思議な店構え。こちらは街中サラリーマンである方々の懐に大変優しい憩いの定食屋として長く営業されています。常連さん達でいつも一杯になるこちらの定食屋さん。どちらかというと一見さんお断り的な雰囲気があり(実際は初めての方もOKです)、今ある常連さんを大切にされているかのような営業スタイルを貫かれています。老夫婦が営むこちらのお店が今後も少しでも長く営業していただけるよう願いたいものです♪

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「こんにちは~♪」と入店すると、お母さんが「傘は入り口だよ!」と、即座に返答(笑)お母さんは、息子が帰って来たかのように、それぞれの常連さんと会話を楽しんでいます。このお店には、このお店のルールがあり、そんな空気が自然と流れるお店です。混み合っている時は、相席なんて当たり前のテーブル席。戯れて食事というよりも、どちらかというと御一人様のサラリーマンに愛されている、そんなお店。テーブルに座っても、その日のお勧め定食一食のみのメニューで注文なんていたしません。お母さんが入店した順を把握しており、待っていれば順番に定食におしぼりとお茶を乗せて運んで来てくれます。年季の入った店内ですが、清潔感があり妙に居心地が良かったりします。カウンター上には小さなテレビがついており、その昔小学校の頃、午前で終わった学校帰りに足早におばあちゃんちにお昼ごはんをねだりに遊びに行くと、一緒になって昼ドラに夢中になってしまったことを思い出す光景(笑)そんな懐かしさを味わえる温かみのある定食屋。こんな良いお店が街中にあるのです♪

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それぞれのテーブルには、自家製梅干しや様々な漬物がどっさりと並んでおり、好きなものを好きなだけいただけます。醤油やポン酢、マヨネーズなどの調味料にふりかけなども自由に使え、やっぱりどこかお家のような雰囲気が嬉しかったりします♪

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「本日の定食」

この日の定食のメーンは、豚肉と鶏肉のミックスフライ。前回もコーンカレーに叩いて大きくしたチキンのフライがトッピングされておりボリューム的に大満足の定食でしたが、今回も負けず劣らずで、豚バラ肉を重ねてとんかつ風にしてあったり、鶏胸肉をフライにして食材のコストを抑えながらもボリューム感溢れ、お腹を空かせた男性陣でも満足するおかずを提供されています。しかもきちんと揚げたてで提供してくれるので美味しいです。フライ盛りには、葉野菜と優しい味付けで焚かれたジャガイモの煮物が添えられています。西瓜も付いてデザートまでも♪

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定食の小鉢「空芯菜のお浸し」

空芯菜の食感を楽しめるおかかの香りが楽しめるお浸し。メーンはガッツリでもこういうあっさりの小鉢が嬉しかったりします♪

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「ご飯に冬瓜と若布のお味噌汁」

このクオリティの定食、一体お幾らだと思われますか?

実は・・・驚きの450円!450円です!(ワンコインより安い!驚)

レジもなく、カウンターに雑然と置かれた小銭とお札。お会計は、お釣りをも自分で済ますという極めて変わったスタイルです。(お釣り間違えないでくださいね!)お母さんに「ご馳走様です、また来ます♪」とお声掛けして、お店を後にしました。こういうお店、本当好きだわ♪
※店名、場所、営業状況につきましては、今回は掲載いたしませんのでご了承ください。

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