「ザ・リッツ・カールトン沖縄」美しい虹に架かる見目麗しいイタリアン!

幻想的な夜を迎えた「ザ・リッツ・カールトン沖縄The Ritz-Carlton, Okinawa)」の「イタリアンレストラン ちゅらぬうじ(Italian restaurant Churanuuji)」にて、レストランディナーへ!

“ちゅらぬうじ”とは、沖縄の言葉で“美しい虹”を意味します!
こちらでは、トラディショナルなスタイルでありながら、主に沖縄県産食材を用いた本格的なイタリア料理を提供!

また、2018年10月に、ヨーロッパや中東諸国、アジア圏内の5つ星ホテルやミシュランの星を獲得したレストランで、シェフとして豊富な経験を積んできたイタリア出身のAlberto Cuzzit(アルベルト・クツィット)さんが総料理長として就任され、「ちゅらぬうじ」料理長の松本崇文(Takafumi Matsumoto)さんと共に、より独創的なダイニングへと変貌を遂げています!

落ち着いた雰囲気の店内で、灯りを落とすことで、行灯が灯される幻想的な中庭を眺めながらのディナーは格別です!

今回は特別に個室を用意していただき、「DEGUSTAZIONE(デグスタッツィオーネ)」16,000円+サービス料13%のコースを堪能!

イタリア語の「Degustazione(デグスタツィオーネ)」とは、「味見・試飲・試食」という意味を持ち、このホテルならではのイタリアの魅力を思う存分に味わっていただくえためにしつらえたコースとなります!

今回「ザ・リッツ・カールトン沖縄The Ritz-Carlton, Okinawa)」にも、わたし達Lade Gourmet & Hotel Web Magazineが企画する『器と旅するシリーズ』を御紹介させていただき、企画第一弾として登場した陶芸家の「釋永 岳 (Gaku Shakunaga)」の無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインを誇るシャープな器と、企画第二弾で参加して頂いた下尾 和彦 (Kazuhiko Shimoo)さん&下尾 さおり (Saori Shimoo)さん御夫婦のユニット作家「Shimoo Design」の「日本の美」を象徴し、合理的且つ美しさを忘れない木製器、「有限会社シマタニ昇龍工房」の四代目である島谷 好徳 (島谷好徳)さんが生み出す「syouryu」の「すずがみ」とレストランディナーにてコラボしていただくことに!

[Dinner Menu~DEGUSTAZIONE(デグスタッツィオーネ)~]

料理に合わせてワインをセレクトしていただき、食中のミネラルウォーターは、ガス入り「サンペレグリノ(Sanpellegrino)」を頂きます!

最初の乾杯は「ペリエ・ジュエ グラン ブリュット(Perrier-jouët Grand brut)」にて、極上のひとときを過ごしましょう!

先ずは、メニューには記載されていない一口前菜からスタート!
「一口前菜」×「釋永岳 gen 台皿」
色目鮮やかなほうれん草のスポンジに、北海道産の雲丹とイカ、中央にはオリーブキャビアを添えて!
ふわふわのスポンジ生地に馴染む濃厚な雲丹と表面に軽く炙りを入れたイカが香ばしく甘味が引き立ちます!

「自家製パン」× 取り皿「Shimoo Design 浮様 リム皿」
麻袋で提供された自家製パンは、チャバタとバゲットの2種になり、麻袋の下には温めた小豆を忍ばせて、パンの保温効果を保つ素敵なアイデア!フレッシュなイタリア産エクストラバージンオイルをお好みで!

①「伝承(TRADITION)」×「釋永岳 gen 薄鉢」
琉球カポナータ 沖縄県産黒毛和牛フィレ 無花果(Caponata di Ryukyu, filetto di manzo d’Okinawa, fichi)
沖縄の本部の山間でのびのびと育てられたブランド和牛「もとぶ牛」のカルパッチョ、沖縄のタロイモ、柿、蓮根チップス、沖縄のパワーベジタブルとされる長命草(さくな)のフリットを添え、無花果のソースで頂きます!
和牛のとろける脂身とフルーツの甘味の相性が抜群です!

②「海(SEA)」×「釋永岳 リバーシブル シャーレ」
沖縄県産まぐろ キャビア ブラッドオレンジ(Tonno d’Okinawa, caviale, arance rosse)
沖縄の輝かしい海をテーマにした一皿ゆえに、通常は目が醒めるほどに美しく清らかなブルーの琉球ガラスの器で提供されていますが、一味違った釋永岳のリバーシブル シャーレもお楽しみください!
沖縄近海のまぐろにキャビアと薄くスライスしたカリフラワーとセロリを添え、下にはカリフラワーのピューレ、ココナッツとブラッドオレンジの2種のソース、シークワーサーを含んだ爽やかなリコッタチーズを砂浜のように散りばめられ、見目麗しい一皿!

「ルガーナ・ブロレッティーノ カディ・フラティ(Cà dei Frati Brolettino Lugana)」
爽やかでキレのあるバランスの良い酸味とミネラル、程良い樽香で厚みのあるボディが楽しめます!

③「山原(YANBARU)」×「釋永岳 大工カット」
カカオフェットチーネ トリュフ 豚ほほ肉(Fettuccine al cacao, tartufo, guanciale)
カカオとトリュフをたっぷりと練り込んだ自家製フェットチーネにバターのクリームソース、豚ほほ肉の煮込み、紅芋のチップスや紅芋パウダーを彩りに添えて!カカオとトリュフの香りが芳しく、ほろほろ食感の柔らかな豚ほほ肉と一緒にいただく濃厚なバターソースが良く絡みます!

「コンヴェント アンヌンチャータ 2013 ベラヴィスタ(Convento Annunciata BELLAVISTA)」
熟したフルーツ香に地中海の恵みを感じるたっぷりのミネラル感で楽しめるエレガントなシャルドネ!

④「マングローブ(MANGROVE)×「釋永岳 âge 新作」
甘鯛 蕪 オータムリーフ(pesce d’Okinawa, rapa, foglie d’autunno)
沖縄県産の甘鯛をしっとりと蒸した後に鱗を高温のオリーブオイルでカリカリに仕上げ食感の違いを楽しむ一品!
柔らかく炊いた蕪とフライドミックスリーフを添え、トマトムースのソースで味わいます!

「ムルソー クロ・デュ・ミュルジェ ブラン(Meursault “Clos du Murger” Blanc 2015)」
芳醇な香りに包まれて、フレッシュで心地良く綺麗な酸、気品に溢れ、リッチで深みのある豊かなコクで、ただただ余韻の長い至福のひとときを楽しめます!

⑤「登山(HIKING)」×「釋永岳 リバーシブル石皿」
「沖縄県産黒毛和牛サーロイン フォアグラ ポルチーニ(Controfiletto di manzo d’Okinawa, fegato d’oca, porcini)
ハイキングと名付けられたメインディッシュは、お肉を山に見立てた沖縄県産黒毛和牛サーロインの薄切り、中にはフォアグラのアイスクリームを忍ばせて、温+冷の新食感を味わいます!
山の麓には、ヘーゼルナッツとポルチーニのクランブルを添えて、まるで山道に散りゆく落ち葉のように見せた豊かな香りたっぷりのトリュフを楽しみながら、ポテトと春菊の2種のソースで頂きます!

「サンターディ テッレ・ブルーネ・カリニャーノ・デル・スルチス・スペリオーレ(Santadi Terre Brune Carignano del Sulcis Superiore 2014)」
イタリアはサルディーニャの古木から生まれた最高峰の赤!
プラムやチョコレートなどの複雑香、たっぷりの果実味は圧倒的な凝縮感を与え、エレガントでコクのあるリッチな味わいが楽しめます!

デザートが来るまでの間、「ザ・リッツ・カールトン沖縄The Ritz-Carlton, Okinawa)」に置かれる素晴らしいおもてなし精神の話をMarketing Communications Managerの上村由佳(Yuka Uemura)さんと盛り上がっていると、実際に肌身離さず身に付けられている「クレド」を見せてくださいました!生で拝見するのは初めてです!

「信条」と訳される「クレド」には、「ザ・リッツ・カールトン沖縄The Ritz-Carlton, Okinawa)」の進むべき方向、お客様へ提供するサービスなどについて書かれています!

この信条に基づき、ホスピタリティ溢れる数々のおもてなしが生まれ、感動を巻き起こしてきた語り継がれる逸話は、サービス業を営む者にとって大変勉強になります!

⑥「畑(FARM)」×「釋永岳 mars 平皿」 on 「syouryu すずがみ」
ピスタチオ シークヮーサ蜂蜜 やんばるハーブ(Pistacchi, miele di shikuwasa, erbe)
コースのデザートは、釋永 岳 (Gaku Shakunaga)の新作となるmarsに、折り紙のように形を自由自在に操れる「syouryu(島谷 好徳 (島谷好徳)」のすずがみを冷やして”器 on 器”でコラボしてくださいました!
沖縄の畑をイメージしたデザートは、正野シェフお気に入りのシークヮーサの蜂蜜に何が合うのか模索し完成させた一品!
ピスタチオのセミフレッドにココナッツとタピオカのオレンジ風味のソース、黒胡椒を利かせたパイナップルにパクチーやライムの変化球を加え、爽やかさだけでなく、幾重にも広がる味の深みが楽しめるデザートです!
上には、沖縄に自生するレモングラスとミント、ローズマリーのハーブ泡を添え、マイクロパクチーや島唐辛子の花弁を彩りに添えて!
彩り豊かな花畑の周りを蜂が飛んでいるかのように見せた蜂蜜の点々が、女性に嬉しい愛らしい演出!

通常のコースを一通り楽しんだのですが、Pastry Chefの正野由博(Yoshihiro Shono)さんが、特別に試作中のスイーツを2品提供してくださいました!

Special Dessert①「火星」×「釋永岳 mars himawari on mars bowl」
火星と名付けられたmarsの2種の器に合わせてくださった逸品!
ボウルの上にそっと添えられた火星に見立てた焼き菓子を割ると、中には、爽やかな沖縄のたんかんと、アクセントにシナモンのアイスが忍ばされており、ジャスミンとオレンジフラワーウォーターの香りが爽快感を湧き立てます!

「エスプレッソ」×「釋永岳 呑みすぎる杯 ゴブレット」

Special Dessert②「白トリュフ」×「Shimoo Design 浮様 丸皿」
白トリュフのコースに提供しようと試作されている一品で、見た目も美しく白トリュフに見立て、自然が織り成す木目が優しい浮様の丸皿に合わせて!
中には、フレッシュな洋梨とソース、バニラのクリームや自家製プラリネをたっぷりと合わせて、ホワイトチョコレートでコーティング!
サクッとホワイトチョコレートを割ってみると、中からとろ~っとソースが溢れ出て来ます!
フレッシュで濃厚な味わいの洋梨は、甘美な味わいでとろける美味しさ!
デザートでも、贅沢に白トリュフを掛けてみたいというお客様がいらした場合にも合うように考えられているそうですので、白トリュフの魔力に導かれた方は是非ともお試し下さい!

「ちゅらぬうじ」での至福のディナーは、沖縄での最終夜を飾るに相応しいディナーとして堪能させていただき、最後に皆さんと記念撮影!遅くまでありがとうございました!

イタリアンレストラン ちゅらぬうじ(Italian restaurant Churanuuji)
レストラン予約:0980-43-5555(代表)
営業時間:ディナー17:30~22:00(※ディナー営業のみ)

ザ・リッツ・カールトン沖縄(The Ritz-Carlton,Okinawa)
住所:沖縄県名護市喜瀬1343-1
TEL:0980-43-5555
http://www.ritzcarltonjapan.com/okinawa/

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