名古屋フレンチ「ルコネッサンス」胃に優しい料理のアラカルトディナー

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名古屋の東別院(大井町)にあるヴィークタワー名古屋東別院の1階に
一昨年2013年3月15日にオープンされたフレンチ「Reconnaissance ルコネッサンス」。
安形元晴オーナーシェフが、日本人好みのナチュラルなフレンチを目指し、
胃に優しく、誰でも利用できるよう幅広いニーズに応えてくれるレストランです。
提携されている駐車場はありませんが、
近隣に有料コインパーキングが点在しておりますのでそちらをご利用ください♪

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Reconnaissance ルコネッサンスとは、
ダリアの花言葉でフランス語で「感謝の気持ち」を意味し、
お客様をはじめとし、お店に関わる全てのものに感謝の気持ちを込めるよう名付けられています♪

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店内は、落ち着いたトーンの色調で、しっとりとしながらナチュラルで過ごしやすい空間を演出されています。
壁に沿った背面ソファ席とテーブル席合わせて12席、カウンター5席と
グループやカップルでも、さらには、お独り様でも寛げる場所となっています。
ルコネッサンスでは、今年の夏8月”お子様も入店出来る日”を作られ大好評だったそうです!
今後は祝日などのランチタイムは常にお子様も入れるようにしていき、
子育てを頑張っているお母さん達へのご褒美、
また、ご家族皆さんでの時間を大切に過ごすために利用していただきたいとのこと。
その日は特別に安形シェフが考案したお子様プレートも用意されるとのこと!
小さなお嬢様がいらっしゃるお父さんシェフならではの優しい心遣いが素晴らしいですね♪

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メニューの構成は基本コースですが、
62015年6月より、多少メニュー構成を変更され、ディナーはアラカルトも可能にされています。
この日は、名古屋での仕事を終えて、車で浜松へ戻るため、アルコールは控えてサンペレグリノをいただきます。
軽く好きなものだけをアラカルトでいただけるよう、こちらを予約させていただきました♪
6月からのメニュー構成は以下の通りです。

Dinner Menu
A 6,000円 B 8,000円 C 10,000円 D シェフお勧め旬のコース 12,000円(前日までの要予約)
Menu Reconnaissance
シェフお勧めマリアージュコース 18,000円(3日前までの要予約)
本日のアラカルト

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「ハーブティー」

はじめに、南知多の「ホリスティックファーム」さんのハーブティー。
体を温め、心を癒やし、全身をリラックスさせ、食事をより楽しめるようにと想いを込めて提供されています。
今回は、レモンバーベナとスペアミントの爽やかな香りで癒されます♪

ルコネッサンスで使っている器の一部は、作家の徳田幹也氏の手によるもの。
すべてが手作りのため1つとして同じものがなく、器ごとに違った趣をが楽しめます。
常滑の土でできたお皿は、表面の感触が滑らかで長く使うことによって独特の風合いが生まれるのが特徴です。
お料理の美しさを引き立て、時には芸術作品のように仕立てあげてくれる器も大切な存在です♪

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オーナーシェフ 安形元晴

安形シェフは大分県出身で、
東京のレストラン「ひらまつ広尾」やキハチ、軽井沢の「エルミタージュ ドゥ タムラ」、
フランス・モンペリオの「メゾン・ド・ラ・ロゼール」などで長くフレンチを修行されてきました。
温厚で、キッチン内でも常に柔らかな表情を浮かべるシェフですが、
仕込みから調理、盛り込みまで全てを独りでこなし、
丁寧且つスピーディーに作業しながら、
さらにテーブル毎への配慮も欠かさずにフォローアップし、柔軟に対応される素敵な好青年です♪

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「北海道 釧路産 生秋刀魚の瞬間燻製と国分茄子の焼き茄子 浜松産のシュクレトマトのクーリーと一緒に」

旬の生秋刀魚を短時間燻製することで、表面だけに火を通したタタキの状態に仕上げ、
焼き茄子と甘味の強いトマトピューレを絡めていただきます。
秋刀魚の燻製の香りと味わい、そして、炙りの芳ばしさにウニの風味がアクセント。
ピューレとなっているシュクレトマトは静岡のJAとぴあ浜松が日本デルモンテ開発の種を育成して作り上げたトマトです。
「シュクレ」とはフランス語で「甘い」と言う意味で、
甘さと酸味のバランスがよく糖度がメロン並みの甘さの10度なんだそうです!(凄)
浜松のトマトと聞いて、嬉しくなりました♪

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「玉葱のフォカッチャ」

香ばしい玉葱の甘味が引き立ち、ふわもっちりと美味しいフォカッチャ♪

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「ルコネッサンス農園 蟹味噌のエスプーマ」

こちらはお店のスペシャリテで、野菜を冷製の蟹味噌のバーニャカウダソースでいただきます。
蟹味噌は液体をムース状にする道具(エスプーマ)を使い、
とてもふわふわの口溶け滑らかなムースに仕上げられ、野菜に絡みやすいクリーミィーさを楽しめます。
日によって異なりますが、今回はアクセントに焼き茄子のピューレやオニオンフライチップが添えられています。
食材選びにも妥協を許さない安形シェフは、特に野菜がお好きで、その分、野菜に対する思い入れも強くあります。
野菜は、ハーブティでもご紹介した南知多のハーブ農場「ホリスティックファーム」を使用されており、
ミネラルを豊富に含んだ丘の上では、
植物本来のエネルギーをためこんだ作物が育てられ、旨味がギュっと凝縮。
瑞々しい野菜を噛むと口中に甘味と香りが広がり、同時にシャキっとした食感を堪能できます!

バーニャカウダは4,000円以上のコースには必ず付いてきますが、
ランチの4,000円のコースに関してはエスプーマではなく、
アロマポットの様な器にキャンドルを灯して温めて食べて頂くスタイルになっています♪

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「自家製丸パン」

香ばしいバターの甘い香りが楽しめるふわふわもっちりの優しいパンで、ソースにも良く絡み合います。
安形シェフの自家製パンは本当に美味しいですね♪

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「千葉県産 金目鯛のポワレ じっくり煮込んだ飛騨高山産 天然キノコのラグー」

金目鯛は皮目のパリッとした香ばしさが良く、身はふわっと柔らかく焼かれています。
ホタテのローストも入り、上からハマグリの出汁をカプチーノ仕立てにしたものを添えています。
天然キノコは、ナメコ、たいこのばち、桜シメジ、箒茸、
台風の影響もあり多くの雨が降って気温が下がったことからいい状態のキノコがたくさん収穫できているそうです。
雨続きの日々や大きな災害などで憂鬱になることもありますが、
自然の恵みとは、やはり人間にとって大切なものだと気付かせてくれます♪

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「ニュージーランド産 仔牛の網焼き 甲斐ノワールで煮込んだ牛蒡のソース」

ニュージーランド産の仔牛は柔らかくヘルシー、そしてミルキーな風味ときめの細かい肉の食感の味わいです。
ソースは、牛蒡の香りのする山梨の「甲斐ノワール」というワインをベースに煮込んだ濃厚なソース。
添えられているのはタカネコーンのローストや小茄子、人参など。
高根村の中でも、標高1,300m前後の地域で栽培されたトウモロコシだけをタカネコーンと呼びます。
高標高による昼夜の寒暖の差と飛騨牛の完熟堆肥による土づくり、
そして農家の愛情が美味しいタカネコーンを育み、精度は何と17度とメロンに匹敵する甘さを誇ります♪

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「肉料理のソースに使われた甲斐ノワール」

甲斐ノワールは「ブラック・クイーン」×「カベルネ・ソーウ”ィニヨン」、
甲斐ブランは「甲州」×「ピノーブラン」の交配による新品種。
共に日本の気候に適した本格的なワイン専用種を目指し、山梨県果樹試験場が開発したブドウ品種です。
凝縮感のある果実味、しっかりとした酸味が特徴のライト~ミディアムボディの赤ワイン。
「ブラッククイーン」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」の交配品種である甲斐ノワールは、
青ピーマンや牛蒡などの香りが特徴的に出ることが知られており、
それらの香りとの全体のバランスを考え、
あえて独自の香りが付くアメリカンオーク樽の比率を多くし、
ボディ感のあるバランスの良い赤に仕上げています♪

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「無花果とモンブランの組合せ」

口溶け滑らかなバニラのアイスと甘味の優しいモンブランは、
旬の無花果に合わせていただきます。
〆のデザートとして、重すぎず軽すぎず、バランスの良いデザートです♪

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お忙しい中でも、きちんとお見送りを欠かさない安形シェフに、
記念に一緒に写真を撮らせていただきました。
安形シェフ、ありがとうござました!
また是非浜松にも遊びにいらしてくださいね♪

Reconnaissance ルコネッサンス
名古屋市中区大井町1-24 ヴィークタワー名古屋東別院 1F
TEL:052-339-5678
営業時間:11:30~14:00 18:00~21:30
定休日:日曜日・第1月曜日
http://www.reconnaissance-nagoya.com/

名古屋市中区大井町1-24

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