滋賀結婚記念日旅行「Doji」カフェ界のレジェンドと謳われる伝説のカフェが京都から滋賀へ

京都は北山で、京都のカフェ文化を牽引し続け、”伝説のカフェ”と功名を立てる「cafe Doji」を35年間にわたり営み、カフェ界のレジェンドとまで称される宮野堂治郎/Dojiro Miyanoさん御夫妻が、京都からインドネシア・バリ島へ、バリ島から滋賀へ移住され、琵琶湖が伺える大津市木戸にてひっそりと再スタートさせたカフェ「Doji」。

店名は店主のお名前である堂治郎から「Doji」。

重厚感溢れる入口扉やカウンターにこだわりのインテリアなど、京都・北山時代の名残りを感じさせるお店には、今でも多くの「Doji」ファンが足を運んでは御夫妻に会いにいらしているようです。

1998年9月号の雑誌「オリーブ」の特集「決定!’98年オリーブ・カフェ・グランプリ」では、全国1位にも選ばれた京都・北山の伝説のカフェ「cafe Doji」を、2011年12月31日に惜しまれつつ閉店。その後、インドネシアはバリ島へ渡り、バリ島でもカフェを運営。帰国後に滋賀に移住され、この古民家をリノベーションし、2023年4月にオープン。

木造天井の剥き出しの梁を見せ、古き良き時代を彷彿とさせる落ち着いた店内。

窓側は全てガラス張りとなり、開放感に溢れ、琵琶湖を一望。

大寒波を迎えた2月の積雪で、目の前に広がる庭園は雪解けする間もなく真っ白な世界。

温かな店内で寛ぎながら、琵琶湖を望み、芳しいコーヒーの香りに包まれて。

ヴィンテージ家具の取扱いをされていたこともあり、北欧家具やインドネシアの雑貨家具などを配しセンスの良さが垣間見れ、

ちょっと不思議なオブジェもあり、個性的。

トイレの壁一面は、バリ島の海を彷彿とさせる目を見張るほどの鮮やかなブルーの世界が広がり、同系色のタイル床とのコンビネーションでアーティスティックな雰囲気に包まれています。

コーヒーは、お店の名を冠した「Dojiブレンド」をはじめ、「エスプレッソ」に、熱を加えずに時間をかけて水で抽出したコーヒー「コールドブリュー」、「カフェラテ」、「スペシャリテコーヒー/シングルオリジン」に、バニラアイスにエスプレッソをかけていただく「アフォガード」などを用意。

コーヒーを淹れていただいている間に、「なぜ店名に”Doji”って付けられたのですか?」と問うと、笑顔で「私たちがドジだからですよ」と笑みを浮かべながら、お名前を教えてくれた堂治郎さん。とても気さくな方で、此処に来るまでの経緯や、京都や滋賀の魅力など、色々とお話を聞かせてくださいました。京都のギャラリー「kankakari」のご紹介もありがとうございます♪

今回、宿泊する「びわ湖松の浦別邸」までも程近いことから、チェックインまでの時間調整もでき一石二鳥。

我が家では、いつもコーヒーを淹れる側の私は、他人が淹れてくれるだけでも、ほっこり気分になれるのですが、カフェブームの火付け役として一役買ったカフェ界のレジェンドに淹れていただくコーヒーは、まさに極上。一杯のコーヒーがもたらす幸せの時を感じずにはいられません。

「Dojiブレンド」500yen

堂治郎さん好みに仕上げたブレンドは、フルーティーな香りと癖のないまろやかな味わいが喉をスッと潤す美味しいコーヒー。

「アフォガート」600yen

香り高きエスプレッソのほろ苦さとバニラアイスの甘味が溶け合う、コーヒー好きには堪らない極上スイーツ。

途中、常連のお客様がお見えになり、奥様も交えて、美味しく楽しい話に花を咲かせていると、

店内に陽の光が差し込み始め、先程までの吹雪が嘘のように晴れ間を覗かせました。

個性溢れるオーナー夫妻が日々の暮らしを豊かに静かに楽しむカフェ「Doji」。コーヒー好きな方はカフェ界のレジェンドに会いに滋賀へ訪れてみてください。

Doji
住所:〒520-0514 滋賀県大津市木戸1022-2
TEL:090-5096-7000
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火、水、木曜日
駐車場:有
https://www.instagram.com/doji.biwa/

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